ブリティッシュとイベリア、経営統合へ

　日航の再建がどうなるのか、「鶴組マイラー」としては非常に気がかりなのだが、そんな中oneworldメンバーの中でも動きが出てきた。

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【パリ＝古谷茂久】英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）とスペインのイベリア航空は12日、2010年末に経営統合することで基本合意した。共同で持ち株会社を設立し、傘下に両社を置く。統合により乗客の輸送規模で世界５位、欧州２位の航空会社が誕生する。航空不況のあおりで、欧州各国の航空会社は独仏英の３社にそれぞれ統合するかたちで再編が進んでいる。

NIKKEI NET BIZ+PLUS「英ＢＡとイベリア航空、10年末に経営統合　共同で持ち株会社」から

　記事にもあったように、市場統合を果たしたヨーロッパでは、ブリティッシュ・エアウェイズ、エールフランス、ルフトハンザの各アライアンスの3強を中心に統合が進んでいる。AFはKLMを傘下に入れ、LHはオーストリア航空やイギリスBMIなどを買収している。その一方でライアンエアなどの新興ローコストキャリアも競合を強めている。また、米国でも、UA・AA・DLの3大メガキャリアとローコストキャリアに集約されつつある。
　成長しているアジア市場でのキャリア統合はまだ先なのかもしれないが、JALの経営危機を逆に機会と捉えて、アジア系有力キャリアと資本提携してもいいのではないかと思う今日この頃だ。
　Swireさん、JALを買ってくれませんか？