やなぎのブログ

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6月25日(月) 「ぼくら」×3

2012-06-25 23:15:06 | Weblog
弟の本棚を漁ったが、面白そうな本が見つからなかったので、手に取ったのが「ぼくらの第二次七日間戦争」シリーズ3冊。宗田理さんの代表作、…の続編だ。僕が中学生の頃だったか?、「ぼくらの七日間戦争」を映画で見たり(映画館で見たのは「2」だった)、原作を読んでハマって、シリーズ全作を読んだ。登場人物と同じ年代だったため、物語の中の仲間とともに成長した気分で楽しめた。今、改めて読み直してみると、さすがに時代の古さを感じるし、設定にかなり無茶がある。若い頃は「すげぇー!」と驚いてたことに、「そんなことはあり得ないさ」と冷めた物の見方をするようになった。年を取ったなんて言わないように。大人になった、と言ってほしい(笑)。

YouTubeで探せば「ぼくらの七日間戦争」の終盤を見ることができる。宮沢りえが初々しい。最近、TMNの主題歌、挿入歌を久しぶりに聞きたくなって聞いたので、続きでも読んでみるか、と思って手に取ったのだ。「ぼくらの第二次七日間戦争」3冊は、サブタイトルが「援交をぶっとばせ!」「再生教師」「グランド・フィナーレ!」。携帯電話が普及し始めた頃の作品らしく、「ケータイする」という不思議な表現が見られる。3冊とも、中心メンバーは既に大人になっているものの、ターゲットは中学生くらいかと思えるような、薄くて軽い内容だった。かつての「ぼくら」シリーズは面白くてページをめくる手が止まらない勢いで読み漁ったが、これでは僕が中学生だったとしても楽しめない。東野圭吾や伊坂幸太郎に慣れてしまったせいかもしれない。

1冊目を読み始めて気付いた。これ、前に読んだなぁ。3冊とも、前に読んだ記憶がある。殆ど忘れていたので3冊とも最後まで読んだが、途中でやめようかと思ったのも事実。3冊目は2時間で読んだ。点数をつけるなら、順番に50、50、55かな。

新シリーズは読まなくて良い。元祖ぼくらシリーズは読んだ方が良い。そして何よりも、TMNの「SEVEN DAYS WAR」と「GIRLFRIEND」は聴くべし。浜崎あゆみがカバーしている「SEVEN DAYS WAR」は語尾を延ばすところが良くない。

次に手に取ったのは、湊かなえの「告白」。映画化されたときに、気になった作品だ。さすがに話題になっただけのことはある。読み始めからかなり衝撃的だ。もう既に、あと少しで読み終わりそう。
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