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書くことを書いてしまつたやうな気がしただけでいい

くだらない冗談が思い浮かびません

打ち切りドラマを偲んで(1)『恋して悪魔』

2009年09月19日 | 映画とかテレビとか
『恋して悪魔』視聴率~最高:8.5%/最低:5.3%/平均6.69%

●キャスト(目についた人)

・中山優馬 関西ジャニーズJr./15歳/主人公/吸血鬼

・加藤ローサ スープはるさめの人/最近ドラマ、映画によく出てる/鹿児島弁は抜けてきた/24歳/優馬君の彼女役

・近藤真彦 主演映画を子どものころ観たことがあります/優馬君の先輩吸血鬼

・桜庭ななみ NHKドラマ『ふたつのスピカ』では主演/ファン急増中らしい/露骨な美人ではないけどふつうの素直な女子高生っぽいところがよい/16歳/優馬君のことが好き

・岡本玲 めざましテレビのラストの占いに出てる子/他アイスのCMとか/16歳/優馬君のたくさんのクラスメートのうちの1人/チャラい子の役で髪の毛はキンキンに茶色だし本作では可愛さ激減

●脚本

・小川智子 調べたけど特に有名な作品はありませんでした。。

●ないよう

元は人間だったけどヴァンパイアとして復活した男子高校生(中山優馬)と、その高校の女性教師(ローサ)との恋愛もの。

●反省の弁

わりと名作が多いフジテレビ火曜22時枠で歴代最低視聴率だったようです。
しかし一説によると十代の少年少女が読む雑誌では必ず見てるドラマランキングの上位であったそうで、中山優馬君効果はそれなりにあったものと思われます。

しかし少年少女をターゲットにするなら火曜22時枠は・・・

実に可愛らしいスープはるさめの人も24歳になってだいぶ大人っぽくなった。
それが、プリプリの15歳である優馬君と並ぶと、どうしても、「年増」と見えてしまう。

一方、15歳の優馬君も、24歳の加藤ローサの恋のお相手として見た場合、やはり「がきんちょ」に見えてしまう。

桜庭ななみ、岡本玲の売り出し中少女2名も中途半端な役どころで魅力を発揮できず。

推測では、優馬君で少女たちをひきつけるとともに、大人のお姉さんたちには加藤ローサに感情移入してもらって、プリプリの若い子に言い寄られる快感を得て欲しかったのかも、と思います。

物語そのものは、アメリカ映画で大ヒットしたらしい、ヴァンパイアの少年が人間の少女に熱烈に惚れこんでしまうという『トワイライト』の模倣のようです。
愛するローサの血を吸いたいけど、血を吸えばローサも吸血鬼になってしまう、でもどうしても吸いたい・・・という寸止めプレイが毎回繰り返されます。

せっかくなら、ヒロイン役も少女にしてそっくりそのままパクって21時か20時くらいから放送すれば・・・と考えると、ヒロインに加藤ローサが選定されるまでにいろんな経緯があったのではないかと邪推が膨らみます。

若くて可愛くて、でも優馬君をフォローできる経験と実力も必要・・・とかいろいろ迷った末だったのでしょう。

まあ優馬君や桜庭ななみ、岡本玲たちに若手にとっては、よい練習台ということでよかったんじゃないかと思います。

かつ、男15歳と女24歳、9歳差といえば、わたくしと奥様の年齢差と同じだということに今気がつきました。