まるくんの旅は青空 ~徒然なる幸福手帳~

いまは遺産OCNカフェとgooブログの合作です。

タワーズレストラン クーカーニョ COUCAGNO セルリアンタワー東急ホテル 天空のプロヴァンス料理 沖縄から愛をこめて 東京で長女の誕生祝

2018年08月05日 08時24分30秒 | Weblog
 ディアー台風18号さま
「このまま沖縄に移住しようかしら?」と思わせるくらい旅程が撃沈である。那覇―高松間は一日一便しかない。進路を東京へ向かうことに決断した。
そもそも、本来2ケ月前計画していた旅行の予定は長女に会いに『家族みんなで東京行き』だった。今、家族はトンマ親父抜きで『東京女子会』を楽しんでいる。
バチ当りな親父さんはいつも以上にしおらしく家族と東京で再会するつもりでいた・・・・・・・・・・・・。
大笑いである。那覇空港で、機内で、羽田空港で、宿泊先のホテルで、いったい何人に喋ったかわからないくらい、私の人生でもベスト10に入るくらいのギャフン持ちネタとなった(笑)。
人生はまこと不確実だ―――――。


●ピポパーーーーーーーーーーーーーーーー
「いま、東京着いたけん。渋谷に泊まるけん。ほんでなぁ、渋谷着いたとたん携帯なぜか使えんようなったけん。明日10時!!初台駅新宿方面ホーム!!で待ち合わせなっ」
「はいはい・・・・・・・・初台・・・・・・・・10時ね。じゃあね・・・・・」
雨が降りしきるなか、セルリアンタワーを抜け出して公衆電話ボックスを捜し歩いた。
たしか、ハチ公前広場にあったなと記憶があったがやっぱりあった。
そもそも、ホテルからかければいいのに、そう発想が湧かないところが私らしい、アホです。
ついさきほどまで35階のラウンジバーで【天使のような美女】と楽しく(無理やり)歓談してたのに、天使が微笑むとすぐに悪魔が囁く、この私の鉄板お約束コースなんとかしてくれ―――――。

●翌朝、台風一過で快晴。
新宿副都心、スカイツリー、東京タワー一望で、おまけに富士山まで見られてセルリアンタワーはこれまでで最高ラブリン眺望ホテルとなった。
【天使もこれまででナンバーワン】だし、もう次から東京はここにしか泊まらんぞっ。
 荷物をフロントに預ける。
昨晩、今日のランチを【天使を通して】午後1時に予約してもらっている。
9時20分にホテルをでて、渋谷、新宿、初台。
迷うことなく、我ながらスムーズに初台駅に着いた、ただいま9時50分、完璧じゃん。
一旦改札をでて再び新宿方面の切符を買い新宿方面ホーム。
ほどなくして電車はきた。でも日曜日午前の初台駅、乗降客はほとんどいない。
どうせ大量の荷物を持って行っているハニーめに違いない。
『アザラシみたいによたよた歩く影法師』を見かけたらまず間違いなく彼女だ・・・・・・・。
うん?いないな、またしても、遅刻か。
7分後に次の電車、まだいない、おいおい、ワシ、デートならすでに帰ってるよ。
そのまた6分後・・・・・・・・・・・・だ~~れも降りてきぃへん。
もうかれこれ30分待ってるんですけど。
次もおらん、の、か~~~~~~~~~~~いっ###。
あの、そろそろ玄海灘(限界なのですが)・・・・・・・・・・・・・。
あっそう。次の電車も当然いませんねっ###
イライラがメラメラに変化する瞬間。
といっても今回は場違いな東京、とっとと帰るといってもまだ飛行機まで7時間以上もあるし。家まで800キロあるし。
仕方ない。初台駅をでて、また公衆電話ボックス探しの旅や。
改札の駅員に初台発のキップで40分以上ホームにいたとは俄かに信じてもらえず、かなりすったもんだで、気分サゲサゲ・マックスポイントだ。
地上に出、甲州街道の交差点で交通整理していたおまわりさんに丁寧に場所を尋ね、オペラシティ前を通りバス停横・・・・・あったあった。
ピポパーーーーーーーーーーーーーーーー
「もしも~~~~~~~~~~~~~しっ」
「ええかげんにせえっよぉぉぉお干すztまえ伊あ%%#$☆#######」
「あ~~着いた着いた♪今、初台駅におるんやけど♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
11時じゃけど?

●「あと2時間しかないけど?どうすんぞ?」
「竹下通りを歩いてみたい♪高校の時、赤羽に行ってしもて30分しかおれんかったんよ」
どうやったら原宿行くのに赤羽に着けるのか、そっちのほうがよっぽど辣腕凄腕だけど、これ以上彼女とは深く関わりたくないのでスルーした。
で、神宮前駅のロッカーに荷物預けて(案の定、みのりんと合わせてバッグ4つというアラブの王様ご一行並みだ、っていうか動く難民キャンプか。たった2泊の東京旅行で)これまたお約束、竹下通り手前で早くもはぐれたまま、またワシヒトリ公衆電話探しの旅だ。
この間、ワシ、歩きたくとも見たいとも思わない竹下通り3往復汗だくなんですけど。
女装した2mもあろうかというオッチャン二人組みと10回以上も肌すれ違って気分サゲサゲ↓ゲス以上なんですけど。
先ほどの神宮前駅ロッカー横にようやく見つけた公衆電話(ネタ変えれば、この旅は公衆電話探し災難旅ともいえるなっ#)。
ピポパーーーーーーーーーーーーーーーー
「トウチャン、いま竹下通りの入り口吉野家の前におんじゃけど」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

●気を何べんでも何べんでも何べんでもとりなおして副都心線で渋谷へ。
なんか、「ただいま~~」って言いたい気分のセルリアンタワー、ただいまっ♪
本日のランチは朝食をいただいた「ベルビスト」の真向かいにあるプロヴァンスフレンチ「クーカーニョ」(桃源郷の意)。
【35階ラウンジ天使】の後輩だという可愛らしいレセプショニストと記念撮影して、すでに富士山は雲に隠れていて、「みのりんに見せたかった富士山見えたらすぐ教えてね」とお願いして。みのりん、ラブ(^^♪
 さぁ奥さん、長女わんわんとみのりんのために、気を取り直して本日のワインはこちら。
プイイ・フュイッセ「ル・クロ」生産者 ドメーヌJ.A.フェレ(Domaine J.A.Ferret)2014年!
ブルゴーニュ地方南部のプイイ・フュイッセに本拠を置くドメーヌJ.A.フェレのワインです。2008年からはルイ・ジャドが所有。このワインのブドウ畑はドメーヌのモノポール。ドメーヌ・フィレの建物とフュイッセにある、古い教会の間にある0.7haの畑。樹齢は50%が約20年、残りは約40年。アプリコットを思わせるフルーティなアロマが広がり、力強さと洗練さを合わせ持ったワインです。どうです!奥さんっ。
・・・・・・・・・・・・っていうか、おいっ!都会に旅行するときくらい化粧してくれるかいっ##その歳でもスッピンのままいるってことは、世のすべての女性に喧嘩売るようなもんです奥さん(ポッ。。。)
このところプイイ・フュイッセに凝っています。2015年銀座ロオジエ以来フレンチの白はこれで通しています。偉大なモンラッシェやムルソーほかブルゴーニュの白も大好きなアルザス、ピノ・グリもコート・デュローヌ、コンドリューももう飽きた感があるのでね。
さ、女子会にプラスショボクレタおとっつぁん、紆余曲折ありましたが(爆)2ケ月前の計画通り!!!お姉ちゃんの誕生日会の幕開けです。
「では(^^♪みのりん班長、お願いします」
「みんな姿勢はいいですか?手を合わせましょう。いただきます」――――――

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◆ 旅後談 ◆
そもそも帰りは、せっかくだし一緒に新幹線と考えていたら、「あっ!そういえば高松空港に車置いたままだ!!」と気づき渋々(しめしめ♪)飛行機にした。高松便は本来の76P機材ではなく、773型に変更され、CAも9人だ、ラッキー♪
16時発の新幹線のハニー&みのりん組と17時30分羽田発の私はちょうど21時頃わが町着。迎えに駅に行ったらなんと、「予讃線が台風で断線し、一部バス送迎」大幅に遅れるらしい。家から電話かけたら「もう寝よってええよ」だと。
ちゃんと台風のこと思慮深く考えて旅行計画立てなくちゃね・・・・・・・・・テヘ♪
人生は不確実なのだからして――――――。



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