お笑い小説 【新しいお父さんは大のスケベ】後編

家庭円満の形としてこれもありか・・

奥さん、お気持ちは判りますけど　ちと無理ですな・・

警察の相談窓口にいき用件を話すと　性的虐待とかに詳しい警察官が出てきてそういった
娘さんは14歳でしょ・・義父を慕って自発的にヤってる以上どうにもなりまへんな・・これが13歳未満だと　同意の上であろうとなんであろうと処罰対象になりますけど　14歳となると対象外ですな・・

そんなあ・・
真奈美は納得がいかないと口を尖らせた
判断力もない14歳ですよ・・それをいいことにして破廉恥なことして許されるのですか！
警官は座りなおして口調を変えた
では　少しあからさまに聴きますが、娘さんの性器を旦那が舐めるとか　ペニスを挿入したとか奥さんは実際に見たのですか？

いえ、それは見てないです・・が　下着を脱がして弄っているんです・・

脱がして？・・

は、はい・・・
真奈美は言葉に詰まりながら告げた

奥さん、そこのところが大事なんですよ　曖昧な返事をしないでください
児童福祉法に抵触するかどうか・・なんですよ　つまり監護権を濫用、もしくは
親の権威を背景にして　そうせざるを得ないように仕向けてということになると
これは警察としても放置できないのです

警官は大阪弁を改めて真面目に答えた

すみません　夫が脱がしたことはないんです　言い間違いです

真奈美は声を落とした

奥さん、お気持ちは判りますよ・・そういう相談は時折受けましてね・・
ただ、法に触れるかどうかは　本当に微妙なところなんですよ
奥さんの話を聞いた限りでは　和気あいあいとやってるし　まあ　無理ですなあ・・
娘さんを取り返したいのなら　モッと娘さんを理解してあげまへんと・・

大阪弁に戻した警官の顔が　真奈美を嘲ったようになった

そしたら　嫌がらなかったらナニしてもイイと言う事ですか！
そんなバカなことありますか！

あはは　奥さん　そない言われたかて　しょうがオマヘンがな・・
警官は　もう笑ってるだけで　とりつくしまがない・・

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結局は私は立夫の居る家に帰って詫びるしかない

すみません、立夫さん、離婚は許していただけませんか・・娘との事は私が言いすぎました　娘とお風呂にはいるなり　パンツ降ろして　お医者さんごっこするなり・・あの子が嫌と言わない限り　お好きにしてください・・

と云うと

立夫は　勝ち誇った顔して大笑い
判った！　短小の包茎男だけど、3人仲良く暮らしたらイイじゃないか

あはは　と　私も笑いつつ　冷や汗が出る・・
思ったより立夫は酷い男ではないと　見直した・・

それからしばらくして　娘と私はお尻を並べて　立夫の好きなようにさせることになったが
こういう形も家庭の幸せの一形態であると思えてきたのでした

おしまい