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小説 【半グレ銀行マンの野望】 14

2024-06-06 11:50:07 | 政治

野望を聡子に話した

聡子をタワーマンションに案内した。

聡子は 呆然自失だ。 あまりの豪華さに言葉も出ないのだ

「聡子、きいてくれ」と、

傍にソファに座らせた 対面ではさすがの立夫もまともに

聡子の目を見て話せないからだ

常務の娘と知って近づき 出世のために結婚したことや 支店長になったこと そしてこのマンションに住んでいる理由も

何もかもありのままを 話したのである。

「すまん、お前と結婚の約束をしときながら 俺は裏切った。 しかもそれを隠して おマンコし続けた俺は申し訳ないと思っている」

「・・・・」

「けどな 金さえ握ったら 千賀子と別れて お前と再婚し 姓も前島に戻すつもりなんだ 身勝手なことは承知で言ってるんだ 聡子、このまま 俺を信じて 俺の女でいてくれないか・・もし腹が立つなら、このまま別れてもいいんだ・・手切れ金も用意するよ 俺としては不本意だが・・」

聡子はうつ向いてじっと聞いていたが 顔をあげ立夫をまっすぐに見た

「わかったわ、私はもう28、今更他の人と結婚なんて考えられないわ それにあなたに飼い馴らされて もうあなたなしで居られない 」(笑)

「そうかい・・」(笑)

「ただひとつだけ 条件があるのよ・・」

聡子は姿勢を改めた

「なんだ 何でも言ってくれ・・」

「私にあなたの子供を産ませて・・千賀子さんに負けないほど 何人も産みたいわ・・」

「おお!そんなことなら おれが頼みたいことだぜ・・むろんオッケイだ!」

「だから、SMはいいけどお尻ばかりでは子供できないよ 前にもお願いね 」(笑)

「あははは これはまいったぜ」

聡子も連れ笑いだが それは泣き笑いになっていた

立夫は勇気百倍だ・・一番信頼している聡子と完全に心が通じたからだ

聡子、聴いてくれ 俺のこれから何をどうしたいかをだ・・

「俺はな 銀行での役員への出世ももちろんだが いずれ海堂家を乗っ取るつもりよ 海堂のクソ親父の資産調べたらなんと30億はあるんだ。本妻もすごいもんなんだ 親は鉄道や百貨店をもつ財閥だ。もう高齢だから近く死ぬだろうよ。 

で、当然、相続が発生する。 娘の母親の取り分だけでも相当額だ・・ それをいずれ娘の千賀子のものとなる・・

千賀子のものは俺のもんだろ? と、言う寸法よ(笑)

ざっというと こんなことで 俺たちの将来は財閥も夢じゃないんだぜ・・」

「すごいっ・・! あなたってどこまで悪党なのよ」(笑)

「そうかい? (笑) 俺自身もさ・・こんなことになるなんて 思いの他よ・・びっくりたまげているっていうのが 正直なところだ」

「私は あなたに黙ってついていくわ・・あなたとこの世で出会ったのは何かの因縁なのよ だから一緒に地獄に堕ちてもいいよ」(笑)

「おいおい 地獄はごめんだぜ・・」(笑)

(笑)(笑)

話はついたようだし 聡子 久しぶりに一発やりたくなったぜ・・

「うわーー嬉しい、お尻はだめよ 今日から前でしてよね!」

と 満面の笑みになって 立夫に飛びついてきた 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一戦交えた後 余韻でうっとりしている聡子に言った

「遠大なことより やるべきは 先ず お前を俺の秘書にしてやるからな・・

右腕になって明日からでも始動開始だ 司法書士の試験に合格するほどの法的知識を持っているのは

心強いからな・・それだけじゃねーぜ 先では司法書士事務所を開業するんだ! 

銀行の担保設定の手続きを全部まわしてやるぜ・・これだけでも膨大な数で 軽く数億はなるんだ・・大阪のダントツトップ事務所に間違いなしだ!」

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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