HumHumの疑問

いろんなことを書いていこう

だいこんの花は水煙の天つ乙女

2010-03-30 22:24:46 | Weblog

「七種(ななくさ)のすずしろなれば透き通る」(佐藤麻績) 



「蘿蔔 (すずしろ):清白、大根(だいこん) 」


今日3月30日(旧暦 2月15日 )は晴れ・・・
雲ひとつない青空に富士山がひさびさにその白髪頭を現した・・・
しかも白い部分が3月22日に見た時より増えている・・・??
富士山の前の高松山の稜線まで白が落ちてきている・・・??

「不二(富士)ひとつうずみ残してガザニアや」

所どころボコンボコンとガザニアのような黒い斑点があるけどね・・・??
大山や箱根の連山も白銀が戻ってきた・・・
箱根の金時山が白い、神山が白い、駒ヶ岳も白い、そして・・・

明神ヶ岳の山筋があばら骨のようにはっきりと見える 

なんちゃって??
まあ、ともかく風は冷たく吹いているが「清白の世界」はすばらしい・・・
ん!清白と言えば・・・

「蘿蔔 (すずしろ)」の茎がすっくと伸びて清白な花が咲いている

人知れず咲いただいこんの花・・・
密やかに散るだいこんの花・・・
ドラマ「だいこんの花」が懐かしい・・・??
なんちゃって??

さて、一般に、油菜(あぶらな)科は・・・

「薹(とう)が立つ」

と硬くなって食用にならなくなる・・・

「とうが立つ」といえば思い出すのは・・・

高さ日本一となった東京スカイツリーじゃあなくて・・・

「凍(こお)れる音楽」と讃えられる東塔(とうとう)のある薬師寺

白鳳伽藍は着々と復興しつつあるが・・・
東塔は「平城遷都1300年祭」後の来春から解体に着手する予定・・・
水煙の「天つ乙女」は当然、外されることだろう・・・

「蘇る東塔(とうとう)」

新しい「とうが立つ」ってことは古(いにしえ)の荘厳が消えること・・・

「荒廃と落魄(らくはく)の歴史を残す 薬師寺・・・
 古色は消え失せ 東塔のみがいまなお 人々の心に残る・・・」

非常に残念なことだ・・・

今日は旧暦の満月・・・
澄み渡った春の夜空に煌々と明鏡の如く輝いている・・・
東塔の透かし彫りの水煙にもこの満月の光が滔々とよどみなく流れ込んでいることだろう・・・

「水煙の天つ乙女が衣手(ころもで)の隙(ひま)にもすめる春の月かな」

なんちゃって??

ってことで今日3月30日は・・・・・・
西ノ京に春を告げる行事・・・・・

「薬師寺修二会花会式(しゅにえはなえしき)」

でした・・・
人知れず咲いただいこんの花・・・
密やかに散るだいこんの花・・・
そして・・・
密やかに消える水煙の天つ乙女たち・・・

それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・


きびしぃ~木五倍子(きぶし)の丙午(ひのえうま)

2010-03-29 19:16:57 | Weblog

「枝しなひきぶしの金の鎖垂れ」 (岡田日郎)



「木五倍子(きぶし):別名 木藤(きふじ)、豆五倍子(まめぶし) 」


今日3月29日(旧暦 2月14日 )は曇り時々にわか雨・・・
昼前ごろ、日は射したが北風が冷たい・・・

「空をゆく 一とかたまりの 木五倍子(きぶし)かな」 

強風に煽られて黄色い穂状の塊が空から降ってくるようだ・・・??
それにしても、今日の風・・・

「かなりきびしぃ~!木五倍子(きぶし)~!!」

なんちゃって??
ん!よく見るとこれは葉に先立って咲く花で小さな釣鐘のような形・・・?
こんなのが全部鳴ったら、さぞ五月蝿いだろうなぁ~

「鐘一つ 売れぬ日はなし 江戸の春」  (宝井其角)

風があり火事の多い時期でもある・・・
くれぐれも半鐘を鳴らさないよう火の用心、火の用心・・・
しかし、時は江戸、綱吉のころ(1682年)・・・

「あの鐘を鳴らすのはあなた」と言われた娘がいた・・・


       町は今 眠りの中

       あの鐘を 鳴らすのは あなた

       人はみな 悩みの中

       あの鐘を 鳴らすのは あなた

自宅に放火(付け火)をしたが、怖くなって・・・
火見櫓(ひのみやぐら)に駆け上り半鐘を叩く、娘お七(16歳)・・・

ジャンジャンと打ち鳴らされる半鐘・・・!!

すわぁ~!火事だぁ~!!町火消しの出番だ~~~~
江戸の町は大混乱・・・・
小火(ぼや)で終わったとしても付け火は重罪・・・
数え16歳に容赦なし!!

かなりきびしぃ~!木五倍子(きぶし)~火あぶりの極刑となる!!

嘘ついて15歳といえばよかったのに・・・
なんちゃって??

ってことで今日3月29日は・・・

「八百屋お七の日」

でした・・・
放火の翌年、1683年(天和3)、八百屋太郎兵衛の娘お七は・・・
木五倍子(きぶし)のような金の鎖に縛られて市中引回し・・・
そして火の中の少女となって消えた・・・


「♪哀れ~少女よ~ 火の中の少女~」

ところで・・・
お七は1666年(丙午)生まれとする説があり、ここから・・・

「丙午(ひのえうま)迷信」が広がる??

実説は1667年か1668年だけどね・・・??
ともかく、現代で丙午(ひのえうま)の人は・・・
明治39年(1906)生まれの104歳と・・・

「昭和41年(1966)生まれの44歳」

これらの人口はかなり平年より少なくなっている・・・
あと、16年後・・・

2026年に丙午(ひのえうま)がやって来る!!

このときは神社が悲鳴をあげるだろう・・・
なにしろ厄除けに来る人数が極端に少なくなる年だからね・・・??


かなりきびしぃ~!木五倍子(きぶし)の丙午(ひのえうま)

なんちゃって??


それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

大男、利休は東京スカイツリーやぁ~

2010-03-28 18:00:55 | Weblog

「利休忌や離宮の前に利休梅」



「利休梅(りきゅうばい):別名 梅咲きうつぎ」


今日3月28日(旧暦 2月13日 )は曇り・・・
薄鈍色の空が広がる・・・

「♪幸せが住むという 鈍色(にびいろ)の湖~
 幸せに会いたくて 旅に出た私よ~・・」

なんちゃって??
桜はまだ薄いピンク色、今は「白が天下ですよ~」と言わんばかりに白い辛夷が咲き誇っている・・・
そんな中、白ながらひっそりと・・・

利休梅が天に向かって咲き出した

実に白く清楚な花・・・
まさに天上に突き出る白い巨塔、天子の離宮・・・!!

東京スカイツリーの如し

利休梅は低木、そんな高くないって・・・??
折しも、今日・・・

3月28日のスカイツリーの高さは328メートル!!

だったから、つい浮かんでしまった・・・??

さて、利休梅は名前からして千利休(せんのりきゅう)に関係がある・・・

ってことで今日3月28日は・・・

「利休忌」

でした・・・
(大永2年(1522年)-天正19年2月28日(1591年4月21日):69歳没)
ただし武者小路千家官休庵、裏千家今日庵の場合で・・・
表千家不審庵は3月27日となっている・・


1591年(天正19年)2月13日に秀吉から突然、堺に蟄居を命ぜられ、28日に切腹・・・・・??
淀川の岸辺に映る「菜の花」に涙する利休・・・

 「涙降る降る 菜の花畑 利休鼠の涙降る・・・」

千家では利休忌は必ず菜の花を供え、この日までは菜の花を飾ることはしないらしい・・・??
ん!ってことは・・・

表千家家元では3月27日が利休忌、今日は菜の花饅頭でも食べてるってことかな??

なんちゃって??

まあ、今日は・・・

「利を休む日」

あまり考えず、力を抜いてのんびりとする日・・・「力休」??
利休梅を離宮(スカイツリー)をバックに愛でながら利休饅頭でも食べるとしよう・・・

それにしても東京スカイツリーはバカでかい・・・
今日ばかりは大男の利休が聳然(しょうぜん)として迫ってくるようだ・・・


「大男にてもありける利休の忌」

(相生垣瓜人:あいおいがきかじん)



それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

桜よりまずは三椏(みつまた)の日

2010-03-27 18:09:46 | Weblog

「三椏の花三三が九三三が九」(稲畑 汀子)



「赤花三椏(あかばなみつまた):赤花三又」


今日3月27日(旧暦 2月12日 )は曇りのち晴れ・・・
日はありながら風寒し・・・
そんな中、桜がポチポチと咲きだしている・・・

なぜか今日3月27日は・・・

「さくらの日」

桜(さくら)咲く(さく)・・・・・3と9で、
「さく(39)ら」が「3(さ)×9(く)=27」・・・
ってことらしい・・・・(こじつけ??)
しかし、3月25~27日は・・・
七十二候で言えば「桜始めてニッコリ開く」の頃・・・
桜は全開にはちと早い・・・??

あと三つ待った(みつまた)ら、桜咲くって感じ??

ん!三つ待った・・・??

ってことで今日3月27日は・・・

「三椏(みつまた)の日」

としよう・・・!!
(勝手に決めてます)
三椏(みつまた)は枝が三本に分かれて広がるのがおもしろい・・・
三本、三本、また三本と岐(わ)かれゆく・・・
3が3又で・・・「3×3×3=27」
だから・・・

桜より三椏(みつまた)の方が27日は相応しい!!

なんちゃって??

更に言えば、三椏(みつまた)は一万円札の原料として高価だが欠かせない・
桜は百円玉の表のデザインぐらいだもんね・・・??


「三椏の花 三三が九 三九二十七」



それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

満天星躑躅が甦る

2010-03-26 19:52:34 | Weblog

「満天にさきにほえるは灯台躑躅」



「灯台躑躅 (どうだんつつじ):満天星躑躅」


今日3月26日(旧暦 2月11日 )は曇りのち晴れのち雨・・・
朝方は雨、午後からは晴れたが積雲が湧き立つ・・・

したたり止まぬ日のひかり・・・

日射しが雨に濡れた地面を照らす・・・
ん!その春の光に照らされて白く輝く道に・・・

灯台躑躅 (どうだんつつじ)がどうだと言わんばかりに咲きだしている?

早くねぇ~??
その灯台躑躅のように「どうだ!」と言わんばかりにガッツポーズをするのは
足利事件の菅家利和さん(63)・・・??

これからは再生の道、日のあたる道を堂々と歩んでいくことだろう・・・??


蘇る灯台躑躅 (どうだんつつじ)・・・
再生の満天星躑躅(どうだんつつじ)・・・

再生の照る道を凛凛と青竹のように・・・

ってことで今日3月26日は・・・

「室生犀星(むろうさいせい)忌」

でした・・・
(1889年(明治22年)8月1日 - 1962年(昭和37年)3月26日:72歳没)
石川県金沢市生まれの詩人・小説家。
本名は照道(てるみち)・・・


ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

アオキあかりに灯がともる

2010-03-25 18:29:31 | Weblog

「アオキバや青に決まりし春の雨」



「青木(あおき):別名 アオキバ、ダルマノキ」


今日3月25日(旧暦 2月10日 )は雨・・・
蕭蕭(しょうしょう)たる霖雨・・・

雨に濡れた蕭(よもぎ)が少々(しょうしょう)の憂いを放つ

そんなものさびしい春の雨が続いている・・・
ん!そんな中・・・

青木(あおき)の花が彩か(さやか)に咲いている??

青木さやかじゃあないよ??
葉が一年中、緑の青色・・・で、青木??
花といえば雌雄異株で、ものすごく小さい海老茶色・・・
かなり見難いけどこれは雌花かな・・・??(雄しべが無い?)

青木(あおき)の別名「アオキバ」といえば・・・

電気街「アキバ」・・・
ってことで今日3月25日は・・・

「電気の日:電気記念日」

日本で最初の電灯が灯った日・・・
1878年(明治11年)、東京・銀座木挽町中央電信局が開設、その祝賀会会場であった工部大学校(東京大学工学部)で50個のアーク灯を点灯させた・・・

「省エネと 文句は言わなわ(1878) アーク灯」

なんちゃって??
因みに10月21日は・・・

「あかりの日」

エジソン(米)が白熱電灯を1879年(明治12年)10月21日に実用化・・・
日本ではアーク灯で「不夜城に遊ぶ思い」、「白昼夢」なんてバカ騒ぎしている間に世界はどんどん先を行っていた・・・
今と変わらないってか・・・??

さて、あかりといえば「或る女」が思い浮かぶ・・・

内田あかり(「浮世絵の街」がヒット)・・・??
内田といえば内田ようこう・・・
ようこうといえば葉子・・・

葉子が魂を搾り出すように呻く(うめく)・・・・

「内田~、内田~、内田はまだか~・・・」

「或る女」とは有島武郎の小説でした・・・
なんちゃって??

日本で最初の電灯(アーク灯)が灯った年、1878年に生まれたのはこの有島武郎と与謝野晶子・・・


「与謝野晶子は輝く明星のアーク灯、有島武郎は白樺の白熱電灯」

ってとこかな・・・??
この二人は電線のように深く細く、血縁でつながってゆくことになる・・・
なんちゃって??

さて、銀座で一般市民が初めて電灯を見るのは工部大学校の「アーク灯」から4年後の1882年(明治15年)、11月1日のことだった・・・
折しも、津田梅子と山川捨松が蒸気船「アラビック号」で米国から帰国の途についた年の11月でもあった・・


「梅と松 アラビックリや アーク灯」

本当は「あらガックリ、白熱電灯じゃあないじゃん・・・」だったかも??


それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

鼻を撲つ(はなをうつ)出会い橋

2010-03-24 21:31:46 | Weblog

「彼岸明け ひさかきの花 鼻を撲つ(はなをうつ)」



「姫榊(ひさかき)の花」


今日3月24日(旧暦 2月9日 )は雨・・・
ひさびさの春の長雨・・・

「夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ・・・」

しめやかな春雨をながめしままに・・・
春はひと雨ごとに暖かくなってゆく・・・
まあ、実際は・・・

「春寒し」

花を打つ春霖雨、沈丁花など・・・
せっかくの花の清香も寒雨でかき消えてゆく・・・
花を打つといえば・・・

「鼻を撲つ(はなをうつ)」

漢文で習った「売柑者之言(ばいかんしゃのげん)」の中に書いてあった「鼻を撲つ」という言葉が断れぎれに浮かんで来る・・・by「檸檬」

ってことで今日3月24日は・・・

「檸檬忌(れもんき)」

檸檬とは「代表作」・・・
つまり・・・
当時無名の近代日本文学の小説家・・・

梶井基次郎(かじいもとじろう)の命日

でした・・・
(1901年2月17日 - 1932年3月24日:31歳没)
25歳にして・・・

湯ヶ島温泉で結核療養

湯ヶ島では湯本館に滞在していた2歳年上の川端康成(「伊豆の踊子」執筆中)と親交する・・・
狩野川の湯道散策、出会い橋・・・

「夏立てり 天城 樹の声 水の声」

独自の感覚世界、朦朦とした闇の世界をパノラマ絵巻のように描き尽くしたが、夏越え、いや天城越えはできなかった・・・
あまりにも短い生涯・・・



「鼻を撲つ(はなをうつ)ひさかきの花」


最近、盛んに咲きだしているひさかきの花・・・
小さくて目立たないが、よく見るとびっしりと枝に沿って花をつけている・・
そして独特のきつい香りを漂わせている・・・


「檸檬忌(れもんき)や ひさかき匂う 出会い橋」


それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・

鶯の初音と初山桜

2010-03-23 18:32:30 | Weblog

「山又山山桜又山桜」 (阿波野青畝)



「山桜」


今日3月23日(旧暦 2月8日 )は晴れのち曇り・・・
昨日は桜がついに開花・・・

「初花や竹の奥より朝日かげ」(川端茅舎)

「初桜」より「初花」のほうがふさわしい・・・??
まあ、そんなことより昨日はニュースでも開花したと言う・・・
ソメイヨシノの初花が見れたので、めでたい・・・

「初物七十五日」だった・・・

そして今日は・・・
春告鳥の初音を聞いた(もちろん正調の鳴き声)・・・
初鶯


さらに・・・

 山桜が咲いているのを発見・・・初山桜

春分の日は「初雷」だった・・・
それから初桜、初鶯、初山桜・・・・と
春はどんどん、街や野山を豊かに彩りながら目覚めてゆく・・・

山桜の聖域といえば・・・

西行、芭蕉、蕪村が愛でた花の吉野山

奥千本には西行庵がある・・・
ここを山桜が這い上がり埋め尽くすのはいつごろになるのだろうか・・・


「雲を呑んで花を吐くなるよしの山」(蕪村)

それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・




桜はミエク、辛夷はオエク

2010-03-22 21:53:38 | Weblog

「不二(富士)ひとつうずみ残して辛夷かな」



「富士山と辛夷」


今日3月22日(旧暦 2月7日 )は晴れ・・・
昨日とは打って変わって穏やかな、すがすがしい春の朝・・・
白い辛夷が陽光を浴びて輝いている・・・
ひさびさに富士山もくっきりとその白い姿を現した・・・

白い「辛夷」と「富士山」のコラボ!!

大山や箱根の連山はすでに雪解けしたのだろうか・・・??
影は薄いながらもその輪郭を広がりをもって見せている・・・

昨日の真魚(まお)の力、「見え来(御影供)の力」だろうか・・・??

桜のピンクの蕾はもう咲くばかりに張りつめ、爆発寸前・・・
ソメイヨシノの一部はすでに数輪ピンクの花をつけている・・・
そしてカリンのピンクの花もちらほらと咲き始めている・・・

辛夷は今が花盛りだが桜が咲き出したら注目されないだろうなぁ~・・・

桜は見え来る(ミエク)、辛夷は終える(オエク)

ん!終える??・・・オエク??・・・お会式(オエシキ)??

ってことで今日3月22日は・・・

「聖徳太子を偲ぶお会式(おえしき)」 

でした・・・
命日2月22日の一ヶ月遅れ・・・
法隆寺のもっとも主要な法会として今日から聖霊院(しょうりょういん)で始まる。
3日間、金堂の東にある聖霊院(東室)に祀られている秘仏、本尊聖徳太子坐像を拝むことができる・・・
これは・・・

「聖霊院御影」とも言うらしい?

昨日21日は御影供(ミエク)・・・
今日22日はお会式(オエシキ)だけど御影供(オエク)でもいいわけかな?

なんちゃって??


それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・




真魚(まお)の一週間

2010-03-21 21:39:43 | Weblog

「春分や真魚(まお)が見えくる空海忌」


「修禅寺の真魚?」


今日3月21日(旧暦 2月6日 )は雨のち晴れ・・・
天地鳴らし吹き荒れる雷雨・・・

「春雷(しゅんらい)」

時速1224キロの雷鳴が耳朶をつんざく・・・
これは・・・

「魔王の雷(いかずち)」か??

午後からは一変、青空が広がる・・・
空の青、海の青が渾然一体となって目の前に迫ってくるようだ・・・・

魔王、いや、「真魚(まお)」が見えてくる!!

見えて来る・・・見え来る・・・見え来(みえく)・・・


「わが心空の如く、わが心海の如く」


ってことで今日3月21日は・・・

「正御影供(しょうみえく)」

でした??

御影供(みくえ)とは・・・??

弘法大師・空海上人を追慕し、心から報恩感謝の誠を捧げるまつり・・・
3月21日の「正御影供」を中心に1週間、各種法要が奉修される・・・
つまり今日3月21日は・・・・

「弘法大師(空海)忌」

ってこと・・・
弘法大師・空海(774-835)の幼名は真魚(まお)・・・

今年はぴったりと春の彼岸と重なる「まおの一週間」となった


まあ、ともかくも今日は321・・・
大寒から1月23日(123)そして、雨水を越えて寒さの峠のふもとにやってきた・・・
今日からいよいよ本当の春が始まる・・・
さあ、独鈷の湯(とっこのゆ)でもつかろうか・・・


それでは「アテブレーベ・オブリガード!」・・・・