安野 光雅さんのトランプ

今日は安野 光雅さんのトランプの紹介です

「旅の絵本」という絵本を読んだことありますでしょうか。

やさしいタッチの水彩画の絵本で
ある青年が馬に乗って色々な国に旅する、文字も全くない本です。


「旅の絵本」

どのページにも馬に乗った青年が出てくるので
「ウォーリーを探せ」みたいな本のようなのですが

よ～く隅までみてみると、
プロポーズ中のカップルが次のページで結婚していたり
みたことある光景だと思ったら、「大きなカブ」のお話の光景だったり
大人になってからも楽しい遊び心ある絵本なのです。

その著者の安野 光雅さんのトランプがこちら

キングなのですが
まさか真ん中にあるのは「カモ」そして「ネギ」
トランプまで「遊び心」がありました

ところでこの絵札で思い出したのが
「さかさま」という絵本

たしかにトランプの絵札ってさかさまになってますね


そしてクィーンは

さかさまの人がパスタ箸で食べてます！

つづくジャックが

さかさまの人のお団子が食べ終わっています

始終絵札がこんな感じでした。
見てると絵札の人に「人格」があってそれぞれが生きているようです
きっと夜中にこっそり相手のお団子も食べていたりして

続いてジョーカー



最後に裏の絵です


このトランプは絵札だけのデザインで数字は同じ柄でした
好きなトランプの一つです。

ちなみに娘にも「旅の絵本」を買いました。
こんな絵本が好きな人になって欲しいなと思っています。



ちょっと関係ない話ですが、昨日TVを観ていたら学者風の人が

人の思い出を１０にすると
楽しい思い出６、嫌な思い出３、どうでもいい思い出１
の割合で出来ていると言っていました。

嫌な思い出って増えていくのではなくて、忘れてしまうそうです。
そうでないと人間の心のバランスが崩れてしまうのです。

ちなみに嫁にその話をしたら
「私、どうでもいい思い出が一番多いかも」と言っていました。
そんな嫁は乗ったこともないセグエイの映像を見て
「あ～ずいぶん前に乗ったなぁ」と思ったそうです。

１割のはずの「どうでもいい思い出」をねつ造してました

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