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2023年もよろしくお願いいたします✨

畑のインゲン、乾燥させてポークビーンズ!

2017年12月11日 | 農家のごはん

夏にはたくさんの実を実らせてくれたインゲン豆。

わたしは昔モロッコインゲンを作っていたのですが、数年前から固定種の種、野口のタネさんの「鈴成八ツ房菜豆」がとっても気に入ってそれを毎年つくっています。

夏の姿はこんな感じ!

青々として暑かった日々がもう懐かしい…!見えますかね?ニュニュニュ~とインゲンが伸びているのが…!

収穫期はせっせとインゲンのサヤが柔らかいうちに収穫して、肉じゃがやあえ物などでいただいていましたが、収穫が終わりそうになったころから、わたしは収穫をやめてそのままサヤが固くなって茶色く熟すまで置いておきます。

そうすると、肌色にちょっと赤みがかかったような種が採れます。

もちろん、これは普通の乾燥したインゲン豆として食せます…!

食べ方は簡単♡

まずインゲン豆を洗い、インゲンの3倍くらいの水に浸し半日~1日くらい浸水させます。

水と一緒に鍋に入れ火にかけ、15分くらい強火で茹でて、ゆで汁を捨てて一度だけ茹でこぼししてアクを抜きます)。

煮立てば弱火にして鍋に蓋をして1時間くらい、柔らかくなるまで煮てできあがりです…!

たくさん茹でておいて、今すぐ使わない分は煮汁ごと冷凍しておきます。

野田琺瑯のスクエアSに煮汁ごと入れてそのまま冷凍します。使うときは煮汁ごと使えます!

さてさて、柔らかく茹でたインゲン豆はポークビーンズにすることにしました。

厚手の鍋を火にかけ、オリーブオイルを入れ、みじん切りのニンニクとスライスした玉ねぎを炒めます。

玉ねぎがしんなりしたら切った豚肉を入れて色が変わるまでいためます。そこに茹でたインゲン豆と煮汁を適量入れて、クツクツと煮たてば水煮トマトやトマトジュースなどを入れてさらに煮詰めて全体が混然一体となってきたらできあがりです!

味付けは煮汁を入れた段階で、塩麹を大さじ2入れただけです(5~6人分)。

畑のバジルで作ったドライバジルを最後に香りづけでふりました。

ドライバジルの記事はコチラです。

…畑のインゲンがこんな一皿になり、うれしいです…♡

インゲン豆って、懐の深い食材ですねえ…。夏場はあんなに青々として夏の食卓を飾ってくれたけど、こうして冬場も乾燥インゲンとして煮込み料理などで大活躍してくれますもんね…!

来年もこのインゲン豆を作ろう…👍

瓶で保管していたインゲン豆は、種の袋に入っているくらいの量を残して封筒に入れ冷蔵庫に入れておきました。来年5月に種まきをしてまた栽培するためです…!

豆類は採種も簡単なので、栽培されたらぜひ採種もされるといいかなと思います✨

さてさて、今畑では大根やカブ、ネギやニンジンなどが収穫中です。

カブやニンジンが若干よくないですが、家で食べる分にはぎりぎり大丈夫でした✨

大根や11月に収穫したサトイモですが、おでんなどにたくさん使っています!

今年も固定種の大根を作りました。日本の昔ながらの品種でおでんなどで煮込むとなんとも言えず美味しいです!

大根の下に見えているのはサトイモ。ふわっふわで子どもたちもすごく喜びます。

右に見えるのは冷凍のシューマイなんですよ…!名古屋生活クラブで注文させてもらっていますが30個で600いくらかですっごくお手頃で美味しいんです…!

シューマイは手作り派なんですが、おでんや煮込み料理に数個だけ欲しい時などは冷凍物助かります!しかも荷崩れしないですしね…!

おでんに使う練り物は名古屋生活クラブさんからいただいているんですが、すっごく美味しくて、ホント名古屋生活クラブさんさまさまです…!

宮城の高橋徳治商店さんのものや静岡のいちうろこさんのもの、矢野伝さんのものなど歯ごたえがあって魚の旨味がぎゅぎゅっと閉じ込められていて本当に美味しい…。

この写真は矢野伝さんの練り物だと思います。

もう今年10回くらいはおでんやりましたよ~!子どもたちも大好きだし美味しいし簡単だし、最高!

みなさんのおうちはどんな具材が入りますか?各家庭、それぞれ最高に、世界一美味しいおでんですよね。


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