私は気象予報士ではありません。
気象に興味があるので、これまでの自分なりの勉強してきたことでブログに書いただけです。
専門家ではないので間違っている部分も多々あると思います(いや、あると思います)。
その上でかきました。
興味のある方はどうぞご覧ください。
地上天気図ではなく、500hpaの高層天気図です。
500hPaは、約1/2気圧です。
おおよそ上空5000mから6000m付近の天気図です。
地上天気図は等圧線になりますが、500hPaの高層天気図では、等圧線ではなく等高線になります。
つまり、500hPaの高度になります。
簡潔にいうと、冷たい空気は重いので寒気が強いと500hpaの標高は低くなり、暖かい空気は軽いので500hpaの高度は高くなるということになります。
そのくらいの見方で高層天気図を見るとなんとなく見えてくると思います。
では、下の500hPaの天気図です。
手書きですみません。
拡大すると見えると思いますが、簡単に説明します。
北半球の高層天気図になります。
中心やや右に北極点があり、赤色で☓印が書いてあります。
おおよそですが、(図が細かくて読み取れないので)
青色が、標高5400mで、約−30℃ライン(正確ではありません)
橙色が、標高5220mで、約−36℃ライン
(正確ではありません)
赤色が、標高5040mで、約−42℃ライン
(正確ではありません)
で書いてありますが正確ではありません。(おおよその目安です)
等高線の一本の差は、60mです。
赤色(L)で染めてあるのが高層の低気圧
黄色(H)で染めてあるのが高層の高気圧です。
日本は左下に赤色で書いてあります。
日本付近、瘤のようにシベリアから思いっきり湾曲して青い線(−30℃)が書いてありますが、これが今回の寒波です。
上空はこの等高線にそって風が吹いているそうなので、いわゆるジェット気流とかいわれますか、これによりシベリアから寒気が下りてきているというわけです。
日本の西側(朝鮮半島)からグイッと曲がって来ていますので、西日本から寒気が入ってきたので、西日本でも降雪があったわけです(素人なので断定はできませんが、これまでの見てきた経験なだけです)。
今年の冬の寒波は長続きせず1日で終わってしまうような寒波でしたが、今回の寒波は、24日から始まり今日25日、明日26日、明後日27日辺りまで冬型の気圧配置が弱いながらもだらだらと続く予報ですけど、それは、日本の右に高気圧(H)があり、ブロックしているので日本上空の寒気をもった低気圧の進みがゆっくりなのだと思われます。
この週末、日本上空の寒気が東海上に抜けると寒波が終わるわけですが、日本の西側(図でいうと日本の上でになりますが)青色の−30℃ラインはアジアの上に行ってしまうので、強い寒気がありません。
この寒波が終わると、どうなるのかわかりませんけど、1月下旬から2月上旬の1年で一番寒い時期に寒気がないと、
日光の女峰山の雲竜渓谷の氷が心配です。
今回、それが心配で調べていたんです。
ただ、北極点の左に高気圧(H)があり、下から右には(シベリアから北米カナダ)−42℃の寒気をもった低気圧があり、これがどう動くのか?というところでしょうか。
これはホントわかりません。
北極点を中心に反時計回りとして寒気が動けば日本に寒気がこなそうですし、寒気の蓄積期に入って西シベリアで寒気が蓄積されれば日本に寒気が来るかもしれませんし、北米カナダ付近の大きな寒気がダイレクトにシベリアに移動してくれば日本に寒気が来るかもしれませんし、これは専門家の人がどう予報しているのか?
スーパーコンピュータでいろいろ解析していると思いますが…。
間違いが多々あると思いますが
最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。
退職したら
気象予報士でも目指そうかな?なんて思ったりしています。
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