今週の八王子城跡 晩秋の八王子城下を俯瞰

九合目上のビュースポットから八王子城下を俯瞰（撮影：14/11/29）。
午前中まで雨ぎみだったけれど午後に少し回復してきました。
垂れこめていた雲に切れ間が見えてきてガスになって城山の山襞を登っていきます。
まるで前田利家の軍勢が繰り返し、繰り返し攻め上がってくるかのようです。

[この城、最後の夜は]
決戦は夜半過ぎ、戦いが始まりました。
明け方になっても朝霧が濃く、日が昇り始めてからようやく雲にも切れ間が見えたのでしょうか。
ですがその日は６月２３日（旧暦）こんな紅葉ではなかったですね。

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ちなみに友好サイトのNPO「八王子城三ッ鱗会」のＨＰのアドレスは「決戦は夜半過ぎ」です。
アドレス（ＵＲＬ）リンク先（http://kessen.yahansugi.com/）：　決戦 夜半過ぎ（リンク）

八王子城山 高尾山に行けますかと訊かれますが・・・・・

景信山から八王子城山方面を（撮影：14/11/21）。
八王子城山・富士見台山塊は関東平野にせり出したテーブルのようなものです。
高尾山に行けますかと訊かれたとき答えに戸惑います。
理論的には、この写真の左の方にずーっと尾根筋を歩きアップダウンを繰り返し堂所山で「＜字型」に折り返し、ここ景信山まで来て、さらに裏高尾山稜を右に歩くと高尾山に辿り着くということになります。
ですが、朝９時過ぎに城跡に来て、高尾山に、と言われても・・・・・
あるいは手前の富士見台と景信山を隔てている谷（木下沢：こげざわ）に下って景信山に登るか、旧甲州街道に出て裏高尾を登り直すかですね。
ということで、気楽に訊かれますが簡単な話ではないんですよ。
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八王子いちょう祭り 八王子城跡三ッ鱗会の予定

MTさんから「八王子いちょう祭り」についての書き込みがありましたのでコメントよりは記事の方が分かりやすいと考え項を起こしました。
八王子城跡三ッ鱗会のブースは「Ｅ」です。写真の青いワッカ（輪）です。
祭りは11/15-16ですが、武者行列は15日13:10過ぎ、高尾駅から甲州街道を行進してくる「じょいそーらん」の後に合流するという形でスタートするようです。
「Ｅ」ブースでは祭りの２日間の期間中、武者行列の時間帯を除いて、甲冑試着体験などのイベントが行なわれるということです。
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今週の八王子城跡 戦国の石垣を背景にナンテンの実が赤く

御主殿曲輪から少し上、殿の道コースです（撮影：14/11/08）。
御主殿曲輪から登り始めてじきに現れてくる四段（四団）の石垣群を背景にナンテンの実が赤く色づいていました。
落城のとき血に染まったこの城、春の紅椿（ヤブツバキ）はそれを想起させるものですが、それにひきかえナンテンの赤はいかにも清楚で、往時の城創りをした石工たちの息づかいが伝わってくるようです。
四百二十余年の星霜を経てその姿を残している石垣群は見る人に時空を超越した感動を呼び起こします。
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今週の八王子城跡 百名城、まだまだこれからですが、と

甲府からいらしたご夫婦です（撮影：14/11/01）。
百名城めぐりを始めたところで、今、６城目とか。
子供は家においてお二人でということで何年かかるかわからないけれどスタートしたということです。
そんなに天気がよくないこんな日に、当八王子城跡に来ていただいてどうもありがとうございました。
あせることなく、何年かかってもいいじゃあないですか、めぐり終わったあとでもいいですから、またこちらにいらして下さいと送り出しました。
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