HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

ブログの更新をさぼっていました

2011年04月06日 | 日記

まずは時系列で、この2カ月ほどを振り返ってみたいと思います

3月7日から3泊4日で、もっさんと香港に行ってきました
香港にはプレイ・ライツという非営利法人があり、
そこでホスピタル・プレイ・スペシャリスト(以下HPS)の養成を行っています。

今度新しいコースにリニューアルするということだったので、
どんなコースになるのか養成責任者のブロンディに会いに行ってきたのです。

HPSが働く病院にも行かせていただきました。
壁の色などハード面の環境は日本に似ているかな、と思いました。
でもHPSの精神とか活動の目標は同じだなと痛感して帰ってきました


海外でHPSの仲間が増えて行くのはとてもうれしいことです。
養成の方法はそれぞれに国によって違って当たり前。
でもやっぱり、我々は国が違っても同じHPSです。



帰国した次の日に、あの恐ろしい地震を経験しました。
私はちょうど新幹線の中で緊急停車しました。

結局、掛川から静岡までタクシーを使って帰ってくることになりました。
当時は、学生もHPS受講生も実習中で心配しましたが、
何事もなく、実習を終えることができました。


私は神戸で被災した経験を持っているのですが、
神戸では津波の被害はありませんでした。
今回の地震による被害の状況が分ってくるにつれ、一日も早く、
遊びを被災地に届けたいと考えるようになり、スマイル・プロジェクトを立ち上げました。


おかげさまで多くの寄付をいただき、スマイルキット300セットを4月1日~4月3日に
宮城県の南三陸町を中心に届けることができました。
また、この活動の詳細についてはHPにおいてお知らせします。
遊びは子どもを癒す力ですので、たくさんの遊びを通じて
子どもたちが気持ちを外に表出してほしいなと思います。


            
それから3月18日に第6クールの修了式がありました。
その前に口頭試問があって、受講生の皆さんは自分の学んだこと、
今後取り組んでいきたいことを一生懸命発表してくれました。
涙ありの発表も多くあり感動的でした。

第何クールぐらいからか、口頭試問には全員が来て聞くスタイルが定着しました。
修了生同士の結びつきは固く本当にここで新たな絆が生まれていることを感じます。


修了生のみなさん、山あり谷ありの険しい道が待っていますが、
子どもたちの笑顔をたくさん作れるよう頑張りましょうね



  
まっちゃん


最新の画像もっと見る