HPS養成講座 第14クール修了生 6名と
週末養成講座 第2クール 1名の計7名のHPSが新たに誕生しました。
HPSとしてのスタートラインにたった皆さん、自らの殻をやぶってどんどん前に
進んでいってほしいと思います。
養成講座を通して、出会った仲間や先輩方を大切にし、今後も学び続けていってください。
本日の修了式で修了生の代表が、答辞を読み上げてくれたものをこちらで
紹介させていただきます。
同じ学びを経験した仲間を思い、感謝の心がたくさんつまったとても素敵な答辞でした。
------------------答辞-------------------
冬の寒さが和らぎ柔らかく暖かな春の風を感じられるようになってきました。
今日私たちHPS養成講座14クール生は6名で修了式を迎えます。
初めにたくさんの知識・技術を丁寧にご指導いただきました松平先生をはじめとする講師の先生方、HPSの先輩方 私たちの気持ちに寄り添いそして細やかな対応や実習先・先生方との橋渡しをしてくださった事務局の方々・大学関係者の皆様方私たちをここまで導き支えてくださったすべての方々に一同を代表して心よりお礼申し上げます。
今から5ヶ月前の10月24日私たちの挑戦は始まりました。どんな人がいるのか、授業についていけるのかとたくさんの不安な気持ちと共に講座を受講できる喜びと学べる楽しみを感じ「絶対にHPSになる」という決意を胸にこの場所へやってきました。
私たちの共通点は「子どものために…」ということ。同じ目標を持つ仲間の存在は互いに支え合い切磋琢磨し合うことのできる、かけがえのない宝物となりました。
講座を通して、遊びの持つ力とプレパレーション・ディストラクションの必要性、多職種連携の重要さなどHPSになるにあたって必要不可欠な知識をたくさん学びました。
また、私はHPSの知識・技術を得たこと以上に先生方、子どもたち、同期のみなさんから本当に多くのことを教えていただきました。Claire先生をはじめとする講師の方々の授業や子どもの遊ぶ姿から「遊びを楽しむこと」の大切さに改めて気づくことができました。遊びの目的は遊びであること。遊びに子どもを合わせるのではなく、子どもに遊びを合わせていくこと。自己表出を促す力、回復力を高める力、そして、人と人とを繋げていく力など遊びには、他のどんなものとも変えることのできない素敵な力があるということを知りました。疾病ではなく、子ども自身を見ること。そして、遊びの持つ力を最大限に活かし「子どもと医療をつなげていくこと」がHPSの重要な役割であると学びました。
また、私は講座を受講したことが自分自身について考える機会となりました。「自分の課題を乗り越えること」今の私はまだ完全にできたと言うことはできません。しかし、それでもいいと思えたこと。それが私の中での大きな一歩になったと思います。まずは、自分自身を認めること。松平先生が仰ってくださった「あなた自身が武器になる」というお言葉が私にとって自分自身と向き合うきっかけとなりました。そして、互いに意見を言い合いよりよい方法を一緒に考えることのできる14クールのみんなに出逢えたことで、自分の中での答えが少しずつ見えてきたように感じています。
すべて完璧に乗り越えようとしなくてもいい。大切なのは自分自身と向き合うこと。自分がその課題から逃げないことだと思います。このことが医療と関わる子どもたちに私たちが伝えていくべきメッセージではないでしょうか。他人と自分を比べるのではなく、過去の自分を超えること。このことを学び、私はその気持ちをいつまでも忘れずに子どもと関われるHPSでありたいと思います。
教科書からの学びはもちろんのこと、実際に自分がやってみること、失敗を経験することで初めて見えてくることもあります。これから先も常に学ぼうとする姿勢でHPSの先輩方や子ともたちから学び、昨日より今日、今日より明日の自分が成長できるようになりたいです。
HPS養成講座14クール。
みんなのことをいつも気にかけてくれるSさん。
クリエイティブなことをしている時の姿は誰よりもキラキラと輝いているTさん。
14クールの大切なムードメーカー Mさん。
いつでも冷静で、時には鋭い指摘をしてくれるYさん。
いつも笑顔でみんなを和ませてくれつつ、本当は誰よりもしっかり者のMさん。
14クールのみんなは、不安でいっぱいだった私をいつも温かく見守り、支えてくれました。
合格結果を聞いた時、両手を挙げて喜ぶ人は誰一人として居なかったこと。それは、講座を通して他人(ひと)の気持ちを汲み取ることを知ったからだと思います。だからこそ14クールには別の道を歩んでいった仲間たちがいることを私たちは決して忘れません。私は、14クールのみんなと一緒だったからこそ、ここまでくることができたと心から思っています。
そして、もう一つ、今はまだ資格取得ができただけで本当のスタートはここからだと感じています。私たちは今日やっとスタート地点に立つことができました。これから先、一人ひとりがそれぞれの道を歩んでいくことになります。たくさんの苦難や壁にぶつかることもあると思います。
でもそんな時は、養成講座での学びや経験を振り返ってみてください。そして、相談できる先生方、先輩方、14クールの仲間がいることを思い出してください。
病院にHPSがいること あたりまえに子どもの遊ぶ姿があること。
「すべてはこどものために すべてのこどものために」
私たちはこの言葉を胸に一歩ずつ前進し、チャイルドフレンドリーな医療の実現に向けて努めていきたいと思います。
最後になりますが、私たちに関わってくださったすべての方々にそして14クールの仲間に感謝をし、答辞とさせていただきます。
平成31年3月8日
14クール修了生代表
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週末養成講座 第2クール 1名の計7名のHPSが新たに誕生しました。
HPSとしてのスタートラインにたった皆さん、自らの殻をやぶってどんどん前に
進んでいってほしいと思います。
養成講座を通して、出会った仲間や先輩方を大切にし、今後も学び続けていってください。
本日の修了式で修了生の代表が、答辞を読み上げてくれたものをこちらで
紹介させていただきます。
同じ学びを経験した仲間を思い、感謝の心がたくさんつまったとても素敵な答辞でした。
------------------答辞-------------------
冬の寒さが和らぎ柔らかく暖かな春の風を感じられるようになってきました。
今日私たちHPS養成講座14クール生は6名で修了式を迎えます。
初めにたくさんの知識・技術を丁寧にご指導いただきました松平先生をはじめとする講師の先生方、HPSの先輩方 私たちの気持ちに寄り添いそして細やかな対応や実習先・先生方との橋渡しをしてくださった事務局の方々・大学関係者の皆様方私たちをここまで導き支えてくださったすべての方々に一同を代表して心よりお礼申し上げます。
今から5ヶ月前の10月24日私たちの挑戦は始まりました。どんな人がいるのか、授業についていけるのかとたくさんの不安な気持ちと共に講座を受講できる喜びと学べる楽しみを感じ「絶対にHPSになる」という決意を胸にこの場所へやってきました。
私たちの共通点は「子どものために…」ということ。同じ目標を持つ仲間の存在は互いに支え合い切磋琢磨し合うことのできる、かけがえのない宝物となりました。
講座を通して、遊びの持つ力とプレパレーション・ディストラクションの必要性、多職種連携の重要さなどHPSになるにあたって必要不可欠な知識をたくさん学びました。
また、私はHPSの知識・技術を得たこと以上に先生方、子どもたち、同期のみなさんから本当に多くのことを教えていただきました。Claire先生をはじめとする講師の方々の授業や子どもの遊ぶ姿から「遊びを楽しむこと」の大切さに改めて気づくことができました。遊びの目的は遊びであること。遊びに子どもを合わせるのではなく、子どもに遊びを合わせていくこと。自己表出を促す力、回復力を高める力、そして、人と人とを繋げていく力など遊びには、他のどんなものとも変えることのできない素敵な力があるということを知りました。疾病ではなく、子ども自身を見ること。そして、遊びの持つ力を最大限に活かし「子どもと医療をつなげていくこと」がHPSの重要な役割であると学びました。
また、私は講座を受講したことが自分自身について考える機会となりました。「自分の課題を乗り越えること」今の私はまだ完全にできたと言うことはできません。しかし、それでもいいと思えたこと。それが私の中での大きな一歩になったと思います。まずは、自分自身を認めること。松平先生が仰ってくださった「あなた自身が武器になる」というお言葉が私にとって自分自身と向き合うきっかけとなりました。そして、互いに意見を言い合いよりよい方法を一緒に考えることのできる14クールのみんなに出逢えたことで、自分の中での答えが少しずつ見えてきたように感じています。
すべて完璧に乗り越えようとしなくてもいい。大切なのは自分自身と向き合うこと。自分がその課題から逃げないことだと思います。このことが医療と関わる子どもたちに私たちが伝えていくべきメッセージではないでしょうか。他人と自分を比べるのではなく、過去の自分を超えること。このことを学び、私はその気持ちをいつまでも忘れずに子どもと関われるHPSでありたいと思います。
教科書からの学びはもちろんのこと、実際に自分がやってみること、失敗を経験することで初めて見えてくることもあります。これから先も常に学ぼうとする姿勢でHPSの先輩方や子ともたちから学び、昨日より今日、今日より明日の自分が成長できるようになりたいです。
HPS養成講座14クール。
みんなのことをいつも気にかけてくれるSさん。
クリエイティブなことをしている時の姿は誰よりもキラキラと輝いているTさん。
14クールの大切なムードメーカー Mさん。
いつでも冷静で、時には鋭い指摘をしてくれるYさん。
いつも笑顔でみんなを和ませてくれつつ、本当は誰よりもしっかり者のMさん。
14クールのみんなは、不安でいっぱいだった私をいつも温かく見守り、支えてくれました。
合格結果を聞いた時、両手を挙げて喜ぶ人は誰一人として居なかったこと。それは、講座を通して他人(ひと)の気持ちを汲み取ることを知ったからだと思います。だからこそ14クールには別の道を歩んでいった仲間たちがいることを私たちは決して忘れません。私は、14クールのみんなと一緒だったからこそ、ここまでくることができたと心から思っています。
そして、もう一つ、今はまだ資格取得ができただけで本当のスタートはここからだと感じています。私たちは今日やっとスタート地点に立つことができました。これから先、一人ひとりがそれぞれの道を歩んでいくことになります。たくさんの苦難や壁にぶつかることもあると思います。
でもそんな時は、養成講座での学びや経験を振り返ってみてください。そして、相談できる先生方、先輩方、14クールの仲間がいることを思い出してください。
病院にHPSがいること あたりまえに子どもの遊ぶ姿があること。
「すべてはこどものために すべてのこどものために」
私たちはこの言葉を胸に一歩ずつ前進し、チャイルドフレンドリーな医療の実現に向けて努めていきたいと思います。
最後になりますが、私たちに関わってくださったすべての方々にそして14クールの仲間に感謝をし、答辞とさせていただきます。
平成31年3月8日
14クール修了生代表
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