缶詰が好きです

以前のプロバイダーが閉鎖になるので、Gooブログに引っ越してきた、缶詰が好きな、ダメ料理人のブログです。

焼きリンゴの缶詰

2022年07月28日 | 果実缶詰
「焼きりんご」  果実系缶詰
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缶界のブレイブハートと呼ばれているsotomichi殿から頂いた津軽・季平屋・焼きりんごの缶詰であります。

この缶詰は季平と言うところで作られているので季平屋というブランドらしいですね。
以前テレビでリンゴ農家のおばあちゃん達がが集まって、焼きリンゴの缶詰を手作業で作っているところを見たことがあるのですが・・・その缶詰がコレかな?
因みにマスコットは「じょっぱり季平」なる鉢巻をしたオッサンです

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このじょっぱりの意味がいまひとつよく判りませんネ・・・調べても判らないです。
絵から感じるのは頑固者みたいな感じでしょうか?

兎に角開缶してみます。

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八ッ割りにした焼きリンゴがシラップに漬かっています。
リンゴの良い香りがふんわりとしで来ますネ!

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数にするとリンゴ一個半カナ?うっかり数えるのを忘れてしまいました

で、このまま食べると・・・・間違いなく美味しいです。甘みを抑えたシラップを使うことで、りんごの甘みを損なわずに出来上がったようですね。口に入ったときに鼻から抜ける香りがイイデスネ。
350円くらいの缶詰です。同じような農協系(?)の缶詰で、以前食べた柑橘系の缶詰に比べて、コストパフォーマンスも非常に良いと思いますよ

さて、家族四人分のデザート・・そのまま食べるだけではチョット淋しいデス。

全員一個づつ食べたら・・・・
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残っていたダークチェリーと、例によってアイスクリームを一緒に盛り付けちゃいました・・・これで残っていたダークチェリーも裁けました

このチェリーのシラップ(どうしてシラップなんだろう?シロップではダメでしょうか?カキ氷シラップとは言わないでしょう?因みに米国ではサイラップと発音します)とリンゴのシラップもよく合いますね。

で、大人はブランデーとシナモンを少々・・・リンゴに合うのは当たり前ですが、アイスクリームも凄く美味しくしてくれました・・チョットラムレーズンみたい?

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残ったシラップでブランデーを割って・・・・カクテルですね・・TSUGARUとでも名前を付けておきましょうかネカルヴァドスみたいな味でした。
とても美味しかったですよ

さてさて、このリンゴの缶詰・・・家族全員がお気に入りになる大ヒットでした・・・イチローみたいに
 

メロンの缶詰

2022年07月28日 | 果実缶詰
「缶詰メロンのこころダ~」  果実系缶詰
世の中は、サクラも散って葉っぱばかりになって参りましたきよ~

花が少しでもあれば葉桜なんて風流な名前で呼びますが、葉っぱばかりになっちゃたら、なんて呼ぶんでしょうな~・・・誰ですか姥桜なんて言ってるのは?
あ~たねぇ、姥桜ってぇのは本当にあるの、ご存知ないの~?
この姥桜は、かの小泉八雲大先生の「怪談」にも収められているほど有名な、新潟に本当にある、伝説のサクラの木でございますよ~!
決して妙齢のご婦人方や、長年連れ添ったご自分の奥方を指す言葉じゃありませんヨ

さてこのサクラ、サクラってぇのは国花、我が国を代表する花なんでありますな~。
昔は軍隊の紋章に使われてましたし、今は警察や自衛隊でも使われいる花なんであります。
何故サクラの花が使われているかってぇとですね、
新渡戸稲造の武士道に「武士道とは、日本の象徴であるサクラの花のようなもの」
とありまして、その日本の象徴っていうのが何処から来たかって言いますと、
その昔、本居宣長って先生がですね、あ、この方、国学の先生・・つまり、日本の文化とか伝統とかから日本人の心を見つけようって学問の先生なんですがね、
その先生様がこんな歌を詠んだんですよ

「敷島のォ大和心を人問はばァ朝日に匂ふ山桜かな~」

え~敷島ってぇのは、昔の言葉で日本のことでありますな。決してパン屋さんのことではありませんよ。
それはさておき、宣長先生は、日本の精神文化はサクラのような「もののあはれ」を基調としたものであると言いたかったんですな・・・・多分

つまりサクラは日本人の心なんですな・・・・だから我々日本人は、サクラの下で大酒呑んで、心も体も裸にしたがるんですかね~

そういう訳で、本日は缶詰のメロンについて考えるのココロだ~・・・・・
・・・え?サクラは関係ないのかって?えっへっへ・・これはココロにハナシを持っていくための前置きであります

デ、メロンのココロであります。「コラソン・デ・メロン」と言う歌が大ヒットするくらい、メロンのココロは大切なのでありますよ。

このメロンのココロって歌は、その昔ローズマリー・クルーニー嬢がマンボの帝王ペレス・プラードと一緒にレコーディングして世界的な大ヒットになった歌ですな~・・・え?ご存じない?・・アータは古いこと、ナンにも知らないんだから・・・

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さて、この缶詰、缶詰のブログ仲間のsotomichiさんから頂いたメロンの缶詰であります。
「え~!メロンを缶詰にしただとォ~?」
と驚かれた方・・・無理ありませんな。ええ、アタシだって驚きましたよ~
だって、メロンって言うのは熟れ具合が凄く重要な果物でありますからね~
オイオイ、そいつァ缶詰の中で・・・ちゃんと熟れてくれるのかい?
それとも熟れたヤツを缶詰にするのかい?
ん~・・だったら皮はどの位の厚さまで剥くんだい?熟れたメロンの皮むきは難しいゾ~・・それにケチッてあんまり皮を薄く剥いたら・・美味くねぇんだよナ~

なんて開缶の前から心配で怒り出すオトーサン達の姿が目に浮かびますですネ~・・
オトーサンと言うのは心配すると何故か怒り出す生き物なんですな~

ま、そんなオトーサン達の心配をヨソに、アタクシ、開缶しましたヨ!

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・・・・・・・・・・・・桃?
缶を覗き込むと、まるで桃のような物体が入っています。

缶の表記を読むと
クインシーメロンに砂糖、その他糖類、酸化防止のビタミンCや香料・・・そんなものがハイって居ますが・・・

オイオイ・・・これがメロンかい?・・・・・変わり果てた姿になりやがったなァ・・
なんか、無理に、こう・・折り曲げられちゃって、そいで無理に詰め込まれちゃって・・・これじゃ缶詰じゃなくて棺詰だよォ・・ナンマンダブナンマンダブ・・・

兎に角、御棺から・・イエ、缶から出しますよ、いいですか?出しますよ~・・・出ますヨォ・・・覚悟しやがれ、ソレッ!・・・ってんで出てきました3個のメロン。

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見た目は葉脈みたいなスジもあってメロンですが・・・
あまり食欲が湧いてこない・・・食指が動かない・・・兎に角先ずは香りだけでも嗅いでおきますか・・・・・

ウン・・・?
香りはカキ氷のメロンシロップみたいであります。
昔、甘味屋さんなんかに置いてあったクリームソーダの匂いであります。
この香りを嗅いで、アタシは俄然食べたくなっちゃいましたネ~
イエ、正確には、俄然呑みたくなっちゃったんであります・・・缶詰のシラップを

このシラップ、氷を入れて、炭酸で割って、アイスクリームを載せて・・・・クリームソーダが呑みたくなっちゃったんですよ~

しかし、それは後回し。
先ずはメロンを食べてみます。

メロンと言うのはスプーンで掬えるほど柔らかい果物であります・・・・が、缶詰になると過熱のせいでしょうか、硬くなります。
メロンの煮物みたいになります。
噛み切れないで、全体が潰れていくかんじでありますね。
この感じ・・・冬瓜です!冬瓜の煮たやつにソックリです。
ま、考えてみれば同じ瓜仲間ですから、似ているのも当たり前ですかネ~

で、味は・・・これが結構いけます。
なんか懐かしい味です。メロンパンとかカキ氷、メロンシャーベットと称するメロン味のアイスクリーム、メロン味ガムとか・・兎に角イロイロなところに使われているメロン風味の正体を見つけた感じでありますヨ~

で、アタシは缶詰メロンについて考えましたよ
これはメロンを食べるより、お菓子作りの材料にむいておりますナ。
ご自分でパンを焼ける方なら、これを使えば美味しいメロンパンを自分で焼けるかもしれませんナ~
アイスクリーマーでメロンアイスなんかも良いかもしれませんナ。

そういう訳で、最初はちょっとビックリしたけれど、付き合ってみたら凄くいいヤツだった~・・・の、メロン缶詰。
たまにはこういうのも如何ですか?

あ、ところで敷島のところでチョット触れたパン屋さん。
今はパスコと言う名前になっているそうです。
メロンパン・・・売っていますかね~・・・




 

さくらんぼ

2022年07月28日 | 果実缶詰
「ウッフ~ン」  果実系缶詰
私はサクランボと聞くとなんだか歌いだしたくなる。
私の廻りにもそんなヒトは結構居ると思う。

シャンソンの名曲に「サクランボの実る頃」と言うのがある。
あると思い出したこの時点で、すでに歌いたいのを我慢しているワケである。

もし、呑みながら、この唄は、ラテンの名曲、「セレソ・ローサ」のシャンソン版である。ペレス・プラードの演奏である、映画「海底の黄金」の主題曲であるなんて話になったら、その人と一緒に飲み屋で合唱を始めてしまうのである。
その声を聞いた、通りがかりのヒトも、その飲み屋にイキナリ入ってきて、合唱に参加してしまうのである。
そして、いつしかその合唱の人数は膨れ上がり、バンドエイドのように、各パーツをそれぞれが唄わなくてはならなくなるのである!WeAreTheWorldなのでアル!

それくらいサクランボと唄の関係は深いのである。

で、明治屋さんのサクランボの缶詰

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山形産の無着色の黄色いサクランボと書いてあるではないか!
私はスーパーでこの缶を手に取った瞬間

    ウッフ~ン

と鼻から息をもらしてしまった。

偉大な漫画家の水木しげる先生に拠れば、人間は絶望したときなどには「フハッ」っと息が鼻から漏れるそうだが、偉大な作詞家の浜口庫之助先生に拠れば、若い娘は黄色いサクランボを見たときには、鼻から「ウッフ~ン」と、息が漏れるそうである。

若くないおじさんだってウッフ~ンとしてしまうのである。

多分、浜口先生だってウッフ~ンとしちゃった筈である。

だから何時もなら、パッカ~ンと開缶するのであるが、今回はウッフ~ンと開缶

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開けてみると、シロップ漬けの黄色いサクランボが15~6粒入っております。
良くあるマッカッカのチェリーの缶詰とは全く違い、しっかりフルーツであります。

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口に入れると、美味しいのですが、なにか、変な味がします。
何かと思ったら、サクランボの茎の香りが全体に廻っています。
自然の香りですので、特別嫌なわけではありませんが、紫蘇の香りに似ている茎の香りは、少し鼻につきました。

しかしながら、この缶詰はトテモ美味しくて自然な感じがします。
自然な感じがしますが、砂糖シロップに使っていますから、味付きな訳であります。
でも・・自然な感じがする。
そこでシミジミと砂糖も自然の食品なんだなって思いました。

普段当たり前に口している塩や砂糖や酢といった調味料が、如何に自然の恵みであったのかを思い起こさせる缶詰でした。

このフルーツ缶詰のシリーズ・・・ちょっと高いけれど他のも買ってみたくなりました。

ところで、この黄色いサクランボという唄。
私の生まれた年のヒット曲です
愚母は私を寝かせるのにこの唄を歌っていたと自慢しておりました
ソレッテジマンすることか?
私がこんな人間になってしまったのはそのせいです、ゼッタイ!
ここがアメリカだったら、私は母を訴えたカモ?(^^)


それではお聴きください!スリーキャッツが唄います。黄色いサクランボ


若い娘は(ウッフ~ン) お色気ありそで(ウッフ~ン)
なさそで(ウッフ~ン) ありそで(ウッフ~ン)
ほらほら 黄色いさくらんぼ
つまんでごらんよ ワン
しゃぶってごらんよ ツー
甘くてしぶいよ スリー
ワン ツー スリー ウ~ン
黄色いさくらんぼ


若い娘が(ウッフ~ン) 三人揃えば(ウッフ~ン)
ペチャクチャ(ウッフ~ン) ペチャクチャ(ウッフ~ン)
コロコロ 黄色いさくらんぼ
お熱い話しに ンー
おしゃれの話しに ヘエー
おいしい話しに ウアー
ワン ツー スリー ウ~ン
黄色いさくらんぼ


(間奏)


若い娘は(ウッフ~ン) お脈がありそで(ウッフ~ン)
なさそで(ウッフ~ン) ありそで(ウッフ~ン)
なんだか 黄色いさくらんぼ
さわっちゃいやいや ワン
はなしちゃいやいや ツー
ふざけてすまして スリー
ワン ツー スリー ウ~ン
黄色いさくらんぼ
 

デコポン

2022年07月28日 | 果実缶詰
「熊本のデコポン」  果実系缶詰
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熊本県果実農業協同組合のデコポン缶詰です。

吉祥寺の熊本物産のお店で見つけました、×
注(×=バッテンと読む)
・・×、420円もするのでちょっと考えてしまったのですが、
「ここで買わんかったら後悔するかもしれんネ~、でも買ったら後悔するかもしれんネ~・・・
と悩んでいたら、おいどんの苦悩を、可哀想なヒトを見る目つきで見ている「むぞらしか女のヒト」がいるんで、もう、おいどんヤケクソ買ってしまいましたバイね~・・・

さて、デコポンとは熊本果実農業組合さんの登録商標だそうで、果実の品種名は不知火(しらぬひ)と言うそうです。清美蜜柑と甘夏を掛け合わせたものだということです。

で、昔は同じ品種でも熊本産で、且つ糖度や酸度の基準を満たしたものしかデコポンを名乗ってはいけなかったそうです。

当時は、愛媛産はヒメポン、静岡産はフジポン、他にもバカポン(ウソ)、ガチャポン(これもウソ)、ポンキッキ等・・・・・
広島産はヒロポ・・・これは流石に良くないのでキヨポン(コレはホント)と言う名前で出ていたそうですが、今は基準さえクリアしていればデコポンを名乗っても良くなったそうです

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私は開缶の瞬間、デコポンの気持ち(Corazon DeKopon)が解ってしまい、
コラソン デコポン デコポンコポンコポンコポン コラソン
と、思わずメロンの気持ちと偶然にも同じメロディーの歌を唄ってしまいました。

そういえばメロンの気持ちと言えば、解散直前のゴールデンハーフ・・・ですね。

ワタクシ、子供の頃、東京都新宿区立四谷第4小学校に通っていたのですが、登校の時間に合わせて、近所の(当時)フジテレビのお兄さんが、「コント55号の世界は笑う」とか、「芸能人野球大会」とかの整理券を小学生に配っていまして、その券を貰って神宮球場に芸能人野球大会を見にいきましたところ、球場のトイレに入ったら、ゴールデンハーフのお姉さん達が血相を変えて女子トイレにバタバタ駆け込むのを見ました。
確か冬だったので、チアリーダーみたいな格好で応援していた皆さんは冷えたのでしょうね・・・
それにしても球場のトイレは汚かったのであります。ワタクシは子供心に、
「こんな綺麗なお姉さん達が、この汚いトイレに入るのは可哀想ダナ」
と思ってしまいました。ワタクシはとても優しい子供だったことが判るエピソードですね。

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量はデコポン1~1・5個分くらいでしょうか?
う~ん、量的には微妙
で、香りは・・・当然ですがミカンの香り

缶詰のシラップの原材料は砂糖・ブドウ糖果糖液糖・酸味料・香料
これがミカンの缶詰とほぼ同じ成分。
ミカンの缶詰より甘くない程度の違いで、ほぼミカンの缶詰と一緒の味です。
モチロン美味しいのですが・・ミカンと一緒じゃ値段的にもチョットカナ?

デコポンは寒さに弱い果物だそうで、収穫の期間も決まっているので、缶詰にするのはとても良いと思うのですが、シラップを使いまわしせずに、熊本果実農協のオリジナルを作ってくれたら良いんじゃないかな?

姉妹品で「あまなつ」缶詰もあります。こっちもいつかUPします。

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大きくて美味しそうですし、事実、美味しいです。ですが、だからこそデコポンのオリジナル性が無いのは残念でした。