北辰物産 プレミアムスタッフのひとりごと…

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★ 海外貴金属市況

2015-02-13 09:14:42 | 日記

● NY金、小反発

12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月4月物は前日終値比1.10ドル高の1オンス=1220.70ドルと小反発して取 引を終了しました。

外為市場では、低調な米小売売上高統計や新規失業保険申請件数などを手掛かりにドルが対ユーロで軟化しました。また、日銀内部 に追加量的緩和は逆効果になるとの見方があるとの報道もドル売りを促しました。このため、ドル建てで取引される金に割安感が浮上 したため、買い戻されました。 ギリシャ財政やウクライナ情勢をめぐる先行き不透明感も金相場を下支えしました。前日のギリシャ債務問題をめぐる同国とユーロ圏 財務相会合(ユーログループ)で、双方は新たな金融支援策に向けた合意には至らりませんでした。現行の支援枠組み変更を視野に 入れた打開策に向けた協議は16日の会合に持ち越しとなり、引き続き警戒感が漂っています。加えて、ウクライナ東部危機については、 4カ国首脳が15日からの停戦合意を取り付けたものの、履行をめぐり根強い不安が残っています。 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測がくすぶり、上値は伸び悩みました。

● NY白金、 5日ぶり反発

12日のNY白金先物相場4月限は前日終値比4.90ドル高の1オンス=1200.50ドルと5日ぶりに反発して取引を終了しました。

安寄りしたあと反発しましたが、ドル高で値を消しました。しかしながら、序盤の安値を維持したことやドル反落、原油急伸、株価・金の 上昇に伴い、白金相場も上昇しました。尚、ウクライナ停戦合意により下押しする場面も見られましたが、1200ドル台を回復しました。

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