☆ オバマ米大統領、２０１６年末にアフガン完全撤退計画を表明

昨日５/２７、オバマ米大統領は、アフガニスタンに駐留する国際部隊の任期と米軍の戦闘任務が終わる２０１４年末以降も、アフガンに米兵９８００人を残留させる方針を発表しました。
　さらに、２０１５年末までに駐留米兵を約半数に減らし、２０１６年末までに全面撤収させると述べ、完全撤退への道筋を初めて示しました。
　この声明により、オバマ大統領は大統領任期中に「二つの戦争」を終結させる公約を果たす方針を明らかにしたことになります。

　２００１年の米同時テロ以降、アフガンとイラクに軍事介入し、イラクからは２０１１年に完全撤退を行っており、２０１６年末のアフガン完全撤退が完了すれば、約１５年に及んだテロ・戦争に対する軍事介入に一つのピリオドを打つことになります。