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★ 海外原油・石油市況

2015-01-29 09:00:19 | 日記

●NY原油、 反落=5年11ヶ月ぶりに45ドル割れで終了

NY原油3月限終値は44.45ドル、前日比-1.78ドル。取引レンジは44.08~ 45.83。

28日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)米国産標準油種WTI中心限月3月物は、前日終値比1.78ドル安の1バレル=44.45ドルと反落して取引を終了しました。終値ベースでは2009年3月11日以来5年11ヶ月ぶりの安値を更新しました。
相場は前日夕の米石油協会(API)週報を受けて原油の在庫増観測が出ていたことから、早朝から弱地合いとなりました。米エネルギー情報局(EIA)が午前10時半に発表した米石油在庫統計では、23日までの1週間の米原油在庫は前週比890万バレル増と、市場予想(ロイター通信社調べ)の410万バレルの2倍以上となりました。一方、ガソリン在庫は260万バレル減(予想は30万バレル増)、ディスティレート(留出油)は390万バレル減(同170万バレル減)となりました。
強弱まちまちの内容を受けて相場は発表前後に乱高下しましたが、消化後は一段と下げがきつくなりました。立会終了前に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、連邦準備制度理事会(FRB)は事実上のゼロ金利の据え置きを決定しました。また、利上げに向けて「忍耐強く」対応する指針を維持しました。原油相場は発表後に若干下げ幅を拡大しましたが、織り込み済みの内容に反応は限定的となりました。

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