北辰物産 プレミアムスタッフのひとりごと…

プレミアムオンライン取引とは、アナリストによる情報提供がついている商品先物取引のオンライン取引です。

☆ ダウ平均株価を発表した日(5月26日)

2014-05-26 10:59:10 | 記念日


本日5/26は初のダウ平均株価を発表した日。

1896年5/26、アメリカのジャーナリストで証券アナリストのチャールズ・ダウが初のダウ平均株価を発表しました。
チャールズ・ダウは、エドワード・ジョーンズやチャールズ・バーグストレッサーと共にダウ・ジョーンズを設立。手書きの経済ニュースレターをウォール街の経済関係者に配布していました。
そして、ニューヨーク証券取引所の株価動向を示す指標として、この紙面にダウ・ジョーンズ工業平均株価を掲載したのです。

これが現在に至るまで証券関係者に幅広く活用されるようになった「ダウ平均株価」です。

はじめに書いたとおり、チャールズ・ダウは元々ジャーナリストでした。彼は、取材を重ねていくうちに市場での値動きを評価するための理論「ダウ理論」を提唱する証券アナリストとなるのですが、ここで、「ダウ理論」について簡単に説明します。

「ダウ理論」における6つの基本法則
1. 平均はすべての事象を織り込む
2. 3種類の市場動向 (主要トレンド、二次トレンド、小トレンド)
3. 3段階の主要トレンド (先行期、追随期、利食い期)
4. 平均は相互に確認されなければならない
5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する


今でこそ、テクニカル分析を用いて相場判断をすることが当たり前となっているが、当時は画期的な考え方だったのでしょう。
それは、現代においても色あせることなく、様々な投資家のトレンド分析に役立っているのです。

いや~、今では普通に使っている「トレンド」の考え方ですが、その考えを提唱し、今もその名をそのまま、世界的に広く知られているというのはやはり、すごいことですね

人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿