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税理士試験の勉強のことを中心に

税理士試験科目免除制度とは

2010-07-09 09:02:15 | 税理士試験科目免除制度とは
税理士試験科目免除制度についての質問がありましたので、もう一度紹介したいと思います。

税理士試験科目免除制度というのは、簡単に言えば、法学系、経済系の大学院や会計系の大学院に進学して、論文を提出することで、税理士試験の一部の科目が免除になるという制度です。

税理士試験科目免除制度は大学院の学科によって大きく二つに分かれます。

1、経営学研究科・商学研究科の場合は、会計科目(簿記論or財務諸表論)の1科目免除が一般的です。

2、法学研究科・経済学研究科の法律(商法・税法)や経済(財政学)の場合は、税法科目3科目の2科目まで免除になります。

いずれのパターンでも、大学院修士課程で論文を提出することで、税理士試験の一部が免除となります。
注意することは、いずれのパターンでも、1科目は、税理士試験を受験することで、合格しなければならないということです。

例えば、経営学研究科・商学研究科の、会計科目(簿記論or財務諸表論)の1科目免除の場合は、簿記論か財務諸表論のいずれかは、税理士試験で合格していなければならないということです。
また、法学研究科・経済学研究科の場合も、税法3科目のうち



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税理士試験科目免除制度 大学院を使えるならどんどん使おう

2010-04-09 10:57:03 | 税理士試験科目免除制度とは
税理士試験といえば、科目合格制、大学院免除、国税OBなど、他の国家資格にはない、珍しい特徴を持っていることで知られている資格です。

これから、税理士試験の勉強をしようと思っている方の多くは、税理士試験に合格して、税理士事務所や会計事務所などで働いたり、独立したいと思っている方だと思います。

科目合格制だから、余裕で合格できるというような評判を耳にしたり、目にしたりすることもあるかもしれません。
また、大学院免除を受けることは卑怯だというようなことを書いている方もいるかもしれません。

しかし、実際に勉強してみればわかると思いますが、税理士試験は科目合格制を採用しているとはいえ、簡単に合格できるような試験ではありません。
1科目1科目勉強していっても、合格できるかどうかは運に頼るところが大きいのも事実です。
特に、所得税法や法人税法などは、レベルが高くて、あきらめてしまう方も多く、大学院免除制度を利用できる方は大学院に進学することになるでしょう。

大学院免除を利用すれば、実務でも、いい税理士として評価されないということを気にしている方もいるかもしれません。

しかし、実務と受験勉強は違います。
第一、お客様は、その税理士が大学院免除を受けて合格したのかどうかは


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税理士試験科目免除制度 大学院に進学する前に

2010-04-01 11:15:19 | 税理士試験科目免除制度とは
税理士試験は、科目合格制をとっているとはいえ、一度で5科目全部に合格できるような天才は少なく、大抵の方は、一年目に簿記論と財務諸表論合格を目指し、二年目に税法科目合格を目指すと思います。

それでも、なお、簿記論と財務諸表論には合格したものの、税法科目でなかなか合格できなくて、税理士になることをあきらめてしまう方も多いのも事実です。
特に、税法の最後の山、所得税法や法人税法は、なかなか突破できない方も多いでしょう。

そこで、大学院を利用できる方の多くは、法学研究科・経済学研究科の大学院に進学して、税法科目免除を受けることを狙う方もいらっしゃると思います。
大学院はタダで通えるわけではありません。かなりのお金を使うことになりますから、入念な準備が必要になります。

まず、簿記論と財務諸表論、税法科目の1科目には最低でも合格していることが望ましいでしょう。
税理士になるのでなければ、大学院を卒業することだけでは何の意味もありません。大学院は出たけれども、税法科目1科目に合格できなくて、税理士になれなかったというのでは、意味がありません。
なにも、好んで、法科大学院のようなリスクを背負う必要はないわけですから。
そして、免除申請には、指導教員の証明が必要ですので、入学時前から免除を受けるために税法に関する研究をするということに


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税理士試験科目免除制度とは

2010-03-29 10:33:37 | 税理士試験科目免除制度とは
税理士試験には、大学院で修士論文を提出することで、一部の試験科目が免除になる制度があります。
税理士試験科目免除制度といわれるもので、受験生を始め、関係者の間では、いろいろな議論がなされています。
例えば、院生出身の税理士は使えないとか、いろいろ言われていると思います。
しかし、法律によって、税理士試験科目免除制度というものが制定されているのですから、利用できる方はどんどん利用するのもひとつの手でしょう。

税理士試験5科目に短期間で合格することは非常に難しく、相当の長い期間勉強する覚悟がなければなりません。
いくら、税理士試験の勉強に長い時間を費やしても、同じ時間を実務に費やしていた方には、実務では勝てません。
税理士試験科目免除制度を利用できる方はぜひ、利用して、早く税理士試験に合格しましょう。

さて、税理士試験科目免除制度は大学院の学科によって大きく二つに分かれます。

1、経営学研究科・商学研究科の場合は、会計科目(簿記論or財務諸表論)の1科目免除が一般的です。

2、法学研究科・経済学研究科の法律(商法・税法)や経済(財政学)の場合は、税法科目3科目の2科目まで免除になります。

いずれのパターンでも、大学院修士課程で論文を提出することで、税理士試験の一部が免除となります。
注意することは、いずれのパターンでも、1科目は、税理士試験を受験することで


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