そもそもなぜ人は子を残そうとするのか?それは遺伝子を残すためだ。
人であれ動物であれ、生き物には生存本能がある。
私が考える生存本能とは自らの遺伝子を存続させたいという欲求である。
自分の遺伝子を存続させるためには二つの方法がある。
自分自身が永遠に生きるか、自分の子を残すかだ。
もし永遠に生きることができれば子を残す必要はない。
例えば人生が50年しかないとすれば20歳くらいの時に子をつくらなければならない。
35歳をすぎてから子をつくるのでは遅いのだ。
だから昔の女性は20歳くらいまでに第一子を産むのが普通であった。
現代では人生80年以上が普通である。
20歳になってもまだ人生は60年もあるからあわてて子をつくる必要は無い。
40歳になってもまだ40年もあるのでやはりあわてる必要は無い。
「寿命が延びた(なかなか死ななくなった)」ことが少子化の一因ではないか?
しかし問題は寿命が延びるというのは老後が延長されることであって
若い時間(出産可能な期間)が長くなることではないということだ。
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