Loving Day

青春ファンタジスタ

厄日

2011-01-30 23:26:22 | 日常的生活
休日の朝にしては珍しく早起きして、9時発の電車に乗るべく駅に向かった。

駅までは歩いて約8分なんだけれども、朝の時間というのはとっても貴重であって、常に

一刻一秒を争う訳です。

こっちに転勤してから早速自転車という武器を手に入れ、家を出る時間は電車発車の5分前。

わずか3分、されど3分。

さあ出発しようかなと思った矢先、どうしてか、昨日まであった自転車の鍵が無い。

ついでにスペアキーまで無い。


朝から出る時間を気にして急いで準備をするとか、ダッシュをするのはとっても嫌なのです。

『一日が始まる』っていう心の準備が出来ないと、気持ち的に朝が来た気がしない。

焦って準備をした日は実際に体も目覚めない。

まぢで一日眠い。


でも致し方ない、ダッシュですよ今日は。

だってあるはずの自転車のキーがないのだもの。

家を出る直前に気付いてしまったのだもの。

息をぜいぜい言わせながら、ギリ駅に到着した訳です。


やれば出来る子だった・・と自分を褒め称え悠々と改札に入ろうと思ったのもつかの間。

あれ?なんか改札に人たまってない?

ああ、西武新宿線。

運休してた。


駅から本当にすぐ近くの踏み切りで、8:30にバイクと電車が接触するという人身事故があった模様。

ホームからひしゃげたバイクが見えた・・

えーん

乗ってた人は無事だったんだろうか・・


超個人的な話、こうして結局私の渾身のダッシュは全くの無となった訳です。

勿論自転車という強力な助っ人も失っております。

眠いし電車動いてないし寒いし自転車の鍵もないし、そのまま帰ってふて寝しようと本気で思った。

完全な厄日。


そんなことはいいのだが(よくないけど)、どうも最近西武新宿線上の人身事故が多い。

つい先日も線路に人が立ち入って1時間遅れたばっかりだし、今日も朝と夜2回に渡って事故があったらしい。


タイミングが悪かったら朝の行きも夜の帰りも電車動いてません。


西武線の駅員さんとすればたまったもんじゃないだろう。

ようやく朝の事故が一段落が収束したと思ったらまた事故again。

事故処理もしなければいけない、運行スケジュールのイレギュラー対応をしなきゃいけない、

苛立つ乗客の対応もしなきゃいけない、関連する鉄道と連携しなきゃいけない、謝罪につぐ謝罪。

特に今日なんて一日に2回。心休まりません。


当然駅員さんが悪いわけではなく、むしろ被害者だろう。

「勝手に事故おこしやがってふざけんじゃねー!!」


私なんか比較にならない程完全な厄日。


鉄道会社にとっては、遅延したからといって損害賠償を必ずしも請求出来るわけではないらしい。

例えばダイヤが5分乱れてしまったとしてもそれを金銭対価に見積もることが難しい場合も多く、

殆どの場合は法律上の損害賠償請求権が生じないらしい。


「運賃」は乗客を目的地に運ぶことの対価な訳であってスピード代は含まれていないのだけれど、

特急料金とか、運休による振替運送費は損害賠償として該当するケースから一概には言えないみたいだけど。


いずれにせよ、鉄道会社にとっても乗客にとっても事故が起きないのが一番であることは変わりなく、

いかに天災人災含む事故を未然に防ぐかが各路線の命題になっている。(らしい)


最近見かけるようになってきたけど、電車とホームとの間の電車の開閉に伴ってドアが開く仕切りや、

同一ホーム内の進行方向に沿った方向にだけ垂直に音が響くスピーカー、新幹線の雷の避雷針など、

いかに乗客に混乱を起こさせないよう、また事故を未然に防ぐよう対策が進んでいる模様。

こういったいわゆる「駅周りビジネス」はがっちり儲かってる、って先週のがっちりマンデーでやってた。

全然意識してなかったけど、鉄道周りは日々進歩しているのね。


ちなみに、人身事故のもはや代名詞になっている中央線は、対策として車両の色をオレンジ一色を撤廃。

オレンジの車両だけに闘牛の気分なんだろうね。

たぶん。










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