*My Favorite-りんごのキモチ-*

衣・食・住・趣 etc.、様々なお気に入りや気になるモノをチョイスしてゆく「暇つぶし」ブログ。

カクテル☆その3 『ブラッディ・メアリー』

2005年08月05日 | 【お酒】美酒空間
「美味しい食事は、さらに美味しく。楽しい会話は、さらに楽しく。まったりとした時間は、さらにまったりと。」そんな有効的効果をもたらすお酒について個人的趣味を語る、【美酒空間】は毎週金曜に配信予定です。

大学に通っていた頃、友達の中にとってもマメな男のコがいました。
彼は音楽と旧い映画と大きなバイクが大好きなベーシストで、
私より私の事をよく理解していて、そして私より料理が上手かった(笑)。
なぜかお互いに恋愛感情を抱く事もなく、
今ではパッタリと連絡も取らなくなってしまったのですが
当時は私の元気が無いのを察知しては自分の部屋に招いてくれ、
パスタやらカクテルやら、映画やら音楽やらで私のお腹とココロを満たしてくれる
何ともありがたい存在でした。何やってんだろ、元気なのかなぁ。。。

その彼が、私が夏バテ気味の時に
「夏野菜を夏に食べるのには健康上にも意味があるんだ」とか、
「ペッパーやタバスコは新陳代謝や食欲増進に効くんだ」とか、
色々とウンチクを語りながら作ってくれたのがこの『ブラッディ・メアリー』。
ちょうど田舎からトマトを送ってもらったとかで、
わざわざトマトの皮を湯むきしてミキサーにかけて、
レモンを添えて、なんか自分流の調味料をコソコソと入れて、
マドラー代わりのセロリまで立てて出してくれました。感服。。。
一人暮らしの20歳そこそこの男のコがミキサー持ってるなんて。
夏バテにお酒?!って思いましたが、単純な私はすっかり元気に。
ブラッディ・メアリーをおつまみに別のお酒を飲んだりしてました(笑)。

“血まみれのメアリー”なんて、涼しいを通り越して寒くなりますが、
由来は16世紀半ばのイングランド女王「メアリー1世」というのが有力だそうです。
カトリック復興を掲げてプロテスタントを多数迫害したために付いたあだ名らしい。
トマトジュースを血の色に見立てたわけですね。
禁酒法時代のアメリカでは“酔っ払えるトマトジュース”として
地下酒場で盛んに飲まれいたカクテルだそうです。

基本的にはウォッカとトマトジュースをお好みの割合で混ぜればOKなのですが、
ウォッカ:トマトジュース→1:4ぐらいが適当なようです。
「入れると美味しい」という隠し味が多種あるようで、
色んな人からとっておきレシピを教えてもらったりします。
代表的なところで、ケチャップ、タバスコ、ウスターソース、
ブラックペッパーなどなど。材料がトマトなだけに、お料理みたいなモノですね。
 
ベースをテキーラにかえると「ストロー・ハット」、
ジンにすると「ブラッディ・サム」、
ビールとトマトジュース(これは半々の割合で)の「レッド・アイ」もありますね。
また、ウオツカを抜いたものは「ヴァージン・メアリー」。。。
え、それってトマト・ジュースじゃないの?と思ったのですが、
どうやらレモンジュースを加えるようです。

カクテルレシピサイト「Cocktail Type」-Bloody Mary-
↑レシピ検索ができるので、「トマトジュース」で色々なカクテルを検索しても。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳を過ぎてから。