徒然草

4年半のオーストラリア生活を徒然なるままに書き連ねています。

野菜・野菜・野菜

2005年04月20日 | 
私のBlogをご覧になっている皆さんは既にお気づきでしょうが、私は食べることが好きです。
全くグルメと言うわけではありませんが、食べること、「食」に関する全般が大好きです。
できることなら台所で寝起きしても構わないと思うくらい「食」ラブです。

などと言いながら実は私は偏食大魔女王。小学生の頃はいつも給食を残していました。勿論、「揚げパン」とか、「お楽しみ給食」の日等は完食していました。

セロリ、胡瓜は臭いから嫌、納豆も駄目、梅干なんて食べられない!と未だに小さな子供のように食べられないものが多いですが、ほうれん草は大好きです。

今日は最近野菜摂取量が極端に少ないことが気になっていたので会社の帰りにスーパーへ直行すると何とほうれん草が3把で$2.40!そして私の頭よりも大きいキャベツがたったの50セント!!!
勿論両方をかごに放り込み、やや興奮気味に帰宅しました。

ほうれん草を茹で上げ、使いやすい量に分けて即冷凍。キャベツはスパゲティにしていただきました。ツナとキャベツのスパゲティにするつもりが何故だかツナを入れ忘れ、キャベツとバジルのスパゲティになってしまいましたが非常に美味でした。

さて、このキャベツちゃんをどう調理していこうか…。
キャベツ料理が得意な方、レシピのご連絡をお待ちしています。

ジェイミーのスクールディナー

2005年04月20日 | 
予告編を見てずっと楽しみにしていた英国のシェフ、ジェイミーオリバーの新TVシリーズが今日から始まりました。
何とABC(国営放送)のラジオでも大きく取り上げられていたので期待も大きかったです。

内容は非常にショッキングでした。
ジェイミーがとある公立学校へ行って子供達の食事の様子を見学したり、野菜を見せて「これは何でしょう?」と質問をするのですが、驚いたのがただ揚げたり温めるだけで栄養価も低い食事に子供たちが慣らされ、それらを美味しいと感じていること、そしてアスパラガスを見て「うーんと、玉葱!」と答えていたのです。
野菜の名前ははっきりと答えられなかった子供たちですが、ファーストフードやピザチェーン店のロゴマークは100%当てることができ、見ているうちにぞっとしてきました。

番組でジェイミーは言っていました。「自分の娘達はきちんとした食事を出してくれる私立の学校へ行かせるつもりだけれど、だからといって公立学校に通う他の子供たちが今のままの酷い食事を続けていたらイギリスの将来は危うい。何故なら食事は全ての基本だから。」
番組の中で、ある家族がジェイミーのアドバイスによって食生活をジャンクフードのみから手作りの食事に切り替えたところ、子供達がむやみに暴れたりすることが少なくなり、家の空気がとても平穏になったと語っており、彼の言葉の正しさを痛感しました。

ラジオによると、ジェイミーは公立学校の給食に政府がもっとお金を出すべきだという署名活動を実施し、多数の署名を集めることに成功。そして政府は公立学校への給食に充てる費用を大幅に増やしたそうです。

忙しさにかまけてワンプレート料理が多い私もいたく反省しました。
やっぱり食事って大事なんだと改めて「食べること」について考えさせられました。

今後の番組の展開が楽しみです。