法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

皮があるから

2019-04-02 | 日校

(じ)

平成31年3月31日 今年度最後の日曜学校です
参加者3名



法話は心の中に『しんでん』という田んぼがあり、その田んぼを耕しましょう、という内容。
耕すにはどうしたらいいのか、法話の中にヒントがたくさんありました。

法話のあとは餃子作りにチャレンジ。
皮も手作り。


伸ばし方にも、形にも個性がにじみ出ます


大きいの、小さいの、丸いの、ハート形の・・・。
「枕ギョウザ」というのもあり。
ギョウザは全部で60個ほど出来上がりました。
最後は皮が足りず、餡だけを丸めたのが5個。

 「皮に包んでいなければギョウザとは言えないねぇ」
 「皮が無いと、ミートボールみたい」
 「皮が無いのは中まで焼けるのが遅いね」
 「皮に包まれて、ほっとして、すぐ焼けるのかもね」
 「皮の中、熱いのかな」

皮の有る無しについてのおしゃべりは、とても面白いものでした。




林の中を散策

先月 見つけた「タンチョウの木」。

また会えた。







何か、生き物を見たよう。
出てくるのをじっと待つ。                            

 

頭に赤いボウルを載せてみた


それぞれ自分の好きな木を見つけた。
Kちゃんの木

理由は「コケが生えていてきれいだから」


Hちゃんの木

理由は「いろんなものが付いていてオシャレだから」


Mちゃんの木

理由は「皮がクルクルしていてかわいいから」


Kちゃん
 「皮はそのままにしておいて」
Hちゃん
 「はがさないで!」
Mちゃん
 「皮ははがしてもだいじょうぶなんじゃない?だって少しはがれてるし」
Hちゃん
 「鹿とかが食べるんだからそのままにしておいて」
Kちゃん
 「木も枯れるかもしれないよ」
Mちゃん
 「そっか、皮がないと寒いかもね。 あ、この皮、燃えるんだよ」
Hちゃん
 「燃やす時に使うんだよ」

3人は皮がはがれかかっている木をあちこちにみつけていました。

皮ではなく穴も。

冬の林。葉も花もないけど、けっこういろんなものがある。

林の外から見たタンチョウ


気温により雪の形が日々、変わっていく。まるでオブジェ。
これはカピパラ


こちらはクジラ


冬も出ている湧水




帰りは雪オブジェの上や林の中を歩きました


誰かの足跡


キクラゲ採りもしました。
 「キクラゲは皮?」と聞いた子がいました。
 「クラゲだよ」と誰かが言いました。
 「え~~~ちがうよねぇ」
 「でも、何だろう」
 「こんなに固いよ」
 「皮だから木、守ってるんじゃない?」
 「皮じゃないって」
弾む会話


ハート形のコケ


これは何だろう


バンザイしてる






本日の収穫。
キクラゲ、ツルアジサイ、ホウノキの冬芽

ダケカンバの皮



本堂でオヤツを食べ、その後は日曜学校の今までの参加名巻物を点検







今日の読み語り


絵本 『せんしのなみだ』

 

最後に恩徳讃を歌い今月の日校は終了






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