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地球☆めぐり

《2年のボリビア生活終了…ボリビア、ペルーの思い出他、2009.8から米国田舎暮らしの様子をお届けします》

地域で違うスペイン語-バス編

2008年03月03日 | スペイン語関係
スペイン語は世界20か国で公用語になっているから、
国や地域によって
発音も言い回しも使う単語もかなり違う。

私は基本ペルーのスペイン語を覚えたからペルー仕様。
ボリビアは隣国だけあって、比較的似ていて楽だった。
でも、国境を接するアンデス地域ならともかく
今いるアマゾン地域は、かなり違う部分が多い。
要するに、同じ国でも地域によってかなり違うってことなのだ。

今回は「バスで使う言い回し」。
ちなみに、ペルー、ボリビアも路線上であればどこでも乗り降り可。
ベルもないので、降りるときに自分で叫んでアピールしないとダメ。


アンデス地域
Voy a bajar, por favor. -「降ります。お願いします。」
Me voy a quedar, por favor. -「ここに留まります。お願いします。」

アマゾン地域
Pare, por favor. -「止めてください。」
Esquina, por favor. -「角で、お願いします。」
Parada!!!          -「停車!!!」

ペルー沿岸地域
Bajo en la esquina. -「角で降ります。」
Voy a bajar. -「降ります。」


もちろん、どの地域もいろんなバリエーションがあるけれど
これは主に使われている言い方。

ラパス(アンデス地域)で耳に付いたのは、
ほぼ必ず付ける「por favor」。
とても丁寧に聞こえる。
さらに、動詞「quedarse」。
quedarseは「留まる、残る」等の意味があるけれど、
バスを降りるときに使うのを聞いたのは初めてだった。
つまり、ラパスではとても丁寧で(ちょっとまどろっこしい)間接的な言い方。

一方、アマゾン地域で使う「Pare」。
これは動詞「parar」=止める、の丁寧な命令形。
でも要するに、「(運転手が)止める」という言葉を使うように、かなり直接的。

ペルー沿岸地域は
やたら「bajar」=降りる、が耳に付いた(気がする)。
さらに、あまり「por favor」を使わなかった気が。
つまり、はっきりと「(私が)降りる」と言う簡潔な言い方。


とまぁ、こんな感じだ。
さて他のスペイン語圏ではどうなんだろう。
今度旅行でほかの国へ出かけたら、注意して聞いてみたい。


写真↑は
上:ボリビア・ラパスのバス
下:ペルー・リマのバス  …ほとんど同じ?!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チエ)
2008-03-04 02:21:41
おお?
あたしはポル語よくわかんないけど
バスに乗ってたら
「Pare,por favor」って
聞こえてくるよー
ブラジル中も違うんだろうね♪
ポル語。。。。(汗)
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Unknown (うい)
2008-03-04 07:30:05
スペ語とポル語は似てる(らしい)から
バスの停め方とか、
言い方とか似てるのかも~。

そうだったら
ブラジル旅行で助かるわ!

最近、本気でポル語習おうかと検討中。
だってブラジル行きたいんだもん。
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Unknown (あんとにお)
2008-03-05 01:38:46
じゃあ、アプロベチャールは?
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Unknown (うい)
2008-03-05 23:56:59
>あんとにお

アプロベチャール(aprovechar)は
私の記憶が正しければ…
ペルー・リマでは聞いたことがなかった。
もちろん他の場面ではよく使ってたけど。

サンタでも回数は少ないけれど、
ごくたまに使ってるよ。
でもラパスはしょっちゅう使ってるよね。
だから、ラパスの言い方がすごく面白かった!
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