シュガー&スパイス観てきました!
一昨日くらいに、渋谷で大学の授業の合間に、ね。
失恋したばかりの親しい友人が、ポツリと「見たい」と言ったので。
「じゃ、今から行こうぜ!連れてってやる!」とその子の手を引いて研究室を飛び出した!
・・・と、ここまでは無駄に男気みせて良かったんですが、
パルコ3に中々たどり着けない・・・
パルコまで行けばなんとかなると思ってたんですけどね、甘かった。
ふたりでテンパッてケータイ取り出したまでは良かったんですが、
なんとホッパーのケータイ充電切れ。
友達のEZウォークを活用してなんとか到着。上映時間ぴったしに。
さすが顧客満足度NO.1!
つか、私たちがいたパルコのすぐ裏じゃない、って話なんですけどね。
※※※※※以下、ネタバレあるかもなので、注意!※※※※※
柳楽! 柳楽! 柳楽! 柳楽! 柳楽! 柳楽!柳楽!
↑↑映画上映直後の私の状態。
どっからかヤギラコールが聞こえてくるなーと思ってたら自分で叫んでた、みたいな。
すっごいファンになってしまいました
も~~本当に好き!
邦画を見るとどっかで必ず【わざとらしいなぁ・・・】と思ってしまうシーンがあるんですが、
シュガー&スパイスには無かった・・。
特にヤギラくんは、本当に主人公そのもので。
本当にどこにでもいそうな少年の現実の恋を覗いているようで、楽しかったです。
(ま、現実にはそりゃねーだろ、という設定もあるんですけどね。)
役になりきってる、というよりも、役そのもの。という感じがしました。
演技力があるのか、素で演じられてしまうタイプなのか知らないけど、良かったです。
以来事あるごとに必殺ヤギラプッシュを繰り出してるんですけども、皆反応がイマイチ・・・あれ????
柳楽くんって、 かっこいい、 よね
??
ヤギラプッシュを繰り出した後の反応は皆同じ。
「・・・ア~・・・、ホッパー、好きそうだよね・・・」
なんだ、コラァアア!?そのなんか諦めた感じの目つきはァア!!!!
ってなるんですけど。
どうやら、ヤギラブームに乗るのが遅すぎたようです・・・
どうやら数年前の「誰も知らない」の時がピークだったようで・・・?
ふ、不覚!!
あんなカッコイイ子だって知らなかったの
で、肝心の映画本編ですが。
一言でいうならば・・・
飛ばねぇ豚は ただの豚だ。
・・・思いっきりパクリじゃねーか!!と言われそうですが・・・へへへ。
でも観終わった後思ったんだもん。
これは紅の豚のオンナバージョンだ。豚=ユバーバ(夏木さん)ってワケですよ!!
※じぶんでは うまく繋がった気でいるんですけども
・・・・え?わかりにくい? へへ!
私、昔は、「大人って何だ?エラソーに!!」って思ってたんですけど。
最近は、大人になるって、いろんな感情を知っていくことなのかなぁ、と思ったりしてます。
いろんな感情を知るようになるから、身動き取れない、優しくなれない、あるいは逆にすごく優しくなれる。
この映画の中では夏木マリがそういう大人の代表って感じで。
恋愛って、本当にパワーいるし、イライラしたり。
プラスにもマイナスにもいろんな感情を経験するのに、上級のテキストだと思う。
で、タイトルのヤギラくんの台詞。
これってまさに大人になってくってことなんじゃないかなぁ、と思った。
でも大人の中にも 飛ぶ人 と 飛ばない人 がいて。
どっちが良いとか悪いとかの話ではなく。
飛ぶ人は、飛ぶことに意義を見出していて、飛ばなくなったら自分は終わりだと思っているようなフシが、ですね、あるような感じするんですよ。
飛ぶ、というのは喩えで、何でもいいんです。
ポルコ@紅の豚は「飛空挺」、グランマ(夏木マリ)@S&Sは「恋人」だと思う。
そ~ゆ~渋い大人を結構好きなタイプなので、私は楽しめました☆
まだ私も大人じゃないと思いますけど、、、でもこれが最初に感じた感想です。
あ、これだと何か映画自体がオッサン映画と思われてしまうか・・・!?
全然さわやか~な恋愛映画ですよ!!
沢尻エリカちゃんが、これまた超カワイイんだわ
ホッパー好みの恋愛映画:
基本オトコがヘタレで、オンナが強い。
(例)『エリザベスタウン』『猟奇的な彼女』『2weeks notice』『レオン』『スターウォーズ』(あれ?恋愛映画じゃない)
オトコはヘタレがいい。
ヘタレてヘタレ過ぎるということはない。
ヘタレならヘタレな程良い。
なんだか英語ライティングの例文みたいな感じのワケ分からん法則が私の中には確立しているので、S&Sはドンピシャでした。
私の頭の中の消しゴムは普段重要なことを消してくれるのですが、どーでもいいことは消してくれない。
今回もヤギラくんの「手首」を消してくれない。
もしこの映画をみる人いたらね、
すっごいドキドキのラブシーンで、ヤギラくんがトレーナーを着てるんですけどね、その時の手首に注目していただきたい。
もー超理想の手首です。
色も形もすごくいい。
・・・キモイですね。でも・・・いい手首でした。二コリ
一緒に観に行った友達は、
「人間って、なんで約束するんだろうね・・・。」と深いコトバを呟いていて、
ヤギラコール発動してたホッパーはドキっとしましたとさ。
とにかく見る人それぞれに感じることがある映画と思います。
身近な話なんだよね。本当どこにでもありそうな。だからいいです。
とにかく!
恋をしたことある人なら皆共感する部分がある、と思う。
自分は非常に甘酸っぱい気持ちになりました。
しっかし秋は恋愛映画が多いっすね!
ちょっと前まで夏休みで、
マイアミバイス的なバキューンアクションか、
はたまた
コナンでとりあえず爆発させとけ的映画
だっというのに・・・。
あ、あとホラーね。
秋はみんなしっとりしたいんだな。