yama room

山コンビ大好き。

ブログではなくて妄想の世界です。

きらり

しやがれ part 1

2012-11-12 18:02:00 | 嵐にしやがれ
ベッドに入って帰りを待っていると
玄関からガチャっと帰ってきた音を告げる。

そのまま、そーっと寝室のドアが開けられる。
そして顔をこれでもかってくらい近づけてきたと思ったら、
覗き込むようにして見るから、寝たふりをしていたのに
つい笑ってしまう。


「起きてたんだ」
そう近づけた顔のまま嬉しそうに言う。
「うん、起きてた。
ゼロも見たよ。今日もかっこよかったよ」
ベットに入ったまま顔を少しだけ出した状態で
そう答えると
「そう?ありがと」
そう言って今にも崩れてしまいそうなとびきりの笑顔を見せる。


「ご飯は?」
時計に目をやりそう聞くと
「うん、食べてきた。
とりあえずシャワーだけ浴びてくるね」
そう言ってバスルームに向う。


暫くするとシャワーを流す音が聞こえてきた。
シャワーが終わりバスローブを身にまとって
寝ているベッドの空いてるスペースに軽く腰掛ける。
そして濡れた髪の毛をタオルでバッサ、バッサと拭いている
その姿をぼんやり眺める。

「どうしたの?」
視線を感じたのか髪を拭きながらそう聞いてくる。
「うんやっぱ翔くんはキャスターの姿がかっこいいなって思って。」
そう答えると
「そ、そう?」
嬉しそうだけどちょっと複雑そうな表情を浮かべる。


「しやがれでムラオサンと並んでる姿みて
改めてそう思ったんだけどさ、俺には絶対できないなって。」
昼間の収録とさっきまでの姿を思い出しながらそう言った。

「そんなこと言ったらオレは智くんみたいに
踊れないし歌えないし絵も描けないよ。」
笑いながらそう言う。


「うーん。でも…」
言葉を続けようと思ったら、もうそれ以上の言葉はいらないよ、
という風に唇を唇で塞がれる。
そしてゆっくりと唇が離されると
「俺ができないことが智さんにできて
智さんができないことが俺にできるなら
それでいいんじゃない?」
目をじっと見つめながらそう言う。


「まあ…ね。」
納得できるような納得できないような
そんな言葉を言われて曖昧な返事になる。

「うん?何?それともキャスター以外の時の
俺はかっこよくないって事?」
突然、そんなことを言い出すから
「うっ……そんな事 な い よ」
つい歯切れが悪い返事になってしまう。


「その変な間は何なんだよ?
さてはそう思ってるなっ」
笑ってしまいそうになるのを堪えて
わざと怒った表情を作ってそう言ってくる。
「いやっまあ」
その表情についつられて笑ってしまいそうになるのをこらえ何とか答える。

「肯定しちゃってるし。
嵐のオレもかっこいいでしょう?
そうじゃないとやばいじゃん、オレ。」
そのあまりの対応に笑うしかなくなってしまったのか
笑顔でそう言う。

「んふふっ。そう ね。」

「また変な間ー」

笑いながらそう言いあった。


「何だよなあ?
もう落ち込んじゃうよ?」
そうぶつぶつ言って拗ねているその綺麗な顔を見つめる。

そしてその顔を両手で包み込むと
顔を近づけていってそっと触れるだけのキスをした。
「そんな翔くんも好きだよ」
そう言うと
「…そう?…そんな?」
複雑そうな表情でそう聞き返してくる。


「うん。そんな翔くんも好き。」
そう言うと
「何か言われ方が複雑で素直に喜べないんデスケド」
そう言って苦笑いをする。


ただキャスターやってる翔くんがかっこよくて好きなだけなんだけどねー。
そう心の中で思いながら
複雑そうな表情をしている、その綺麗な顔に
もう一度近づけると唇にちゅっとキスをした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。