yama room

山コンビ大好き。

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きらり

短編集 part5

2015-02-04 18:14:25 | 超短編





VS嵐 たろうチーム 1月15日






『大変ヨガが得意だと言うことで、見せていただくわけにはいきませんか?』


『何のポーズ?』


『なかなか出来ないぞっていうヤツ』


『オッケーオッケー八曲がりのポーズね』


『今のは、どこにいいんですか?』


『いいというか、体幹とかがしっかりしていないと出来ない』


『じゃあリーダーがすぐやっても出来ないんだ?』


『ムリムリムリムリムリ』


『え、じゃあ、ちょっとやってみて』


『普通の人がやったらどれだけ難しいか ですよね?』









『……(あっさり出来ちゃってるしっ)』


『……(やっぱ、リーダー。すごーい!)』


『……(やっぱり、出来ると思った)』


『……』






この日のプラスワンゲストは長年ヨガをやっていて
毎回特技にもヨガと書いていた人だ。
その人が一番難しいと思われるポーズを提案し
やったにも関わらず智くんは軽々とやってみせた。


しかもヨガを長年続けていて得意としている
児嶋さんよりも何故か妙に安定していて
そして相変わらず余裕だった。


やっぱり智くんはすごい人だ。
毎回思うけど一体この人の身体能力って
どこまであるのだろう。


しかもヨガって。
ヨガってポーズによっては
続けてないと難しいんじゃなかったっけ?
そんな事を思いながら、その姿を見つめた。


まぁ、ニノは智くんが、できてしまえるってわかってて
そう提案したんだろうけど。
そんな突然の提案にも動じることなく
そして出来てしまえる智くんが、やっぱり凄い人だと思った。








「……何してるの?」

「あ、イヤ」


録ってあったVSを見ながら
自分にも八曲がりのポーズとやらが出来るかどうか試していたら
風呂を終えた智くんが頭を拭きながら
不思議そうな顔をしてそう聞いてきた。


「……?」

「……イヤ、あのVSでやってたアレさ」


そんな風に見つめられるとちょっと照れくさいんですけど。
そう思いながらも、なあにって顔をして
可愛らしくじっと見つめてくるから仕方なく答えた。


「……?」

「智くん、すごく簡単にやってたから
俺でもできんのかなって、ちょっと試してたんだよね」

「ああ~あれね。結構、簡単でしょ?」


智くんはそう何でもないことのように言ったけど
見るのと実際自分でやってみるのとでは大違いだ。


「全然、簡単じゃなかったよ」

「そう?」


全然お尻も上がらないし、あの体勢で2本の腕だけ全身を
持ち上げるってバランス的にも難しすぎる。
あん時は笑って見てたけど実際やってみたら
児嶋さんすげえなって思ったもん。


「そうだよ~。それに何の予備知識も練習もなく
簡単にできちゃうって、やっぱすげえわ」

「そっかな?」


相変わらず自覚がない智くんはそっかな? 
なんていっている。


「やっぱ智くん、かっこいいわ」

「え~?」


そう言うと、なぜか意外そうな顔を見せる。
やっぱり全然自覚がないんだよね~。
まぁあれだけ難なくこなしちゃったら仕方ないといえば
仕方がないのかも知れないけど、ね。


そう思いながら、風呂を終えご機嫌に飲み始めた
可愛らしい智くんの顔を見つめる。
そしてそのまま顔を近づけると
その頬にちゅっとキスをした。


「……ん? 何?」


突然キスをされたからか
智くんは、なあにって顔して見つめてくる。


「ふふっ尊敬のチュウ」

「何だそれ?」

「えへへ」

「……翔くんって時々発言がバカっぽいよね」


その顔を見てると、その姿を見てると
意味なんてなくて、ただキスしたくなっちゃう
それだけなんだけどね。


「だって、何でもできる智くんが、かっこよすぎるから」

「……」

「またそんな顔してぇ」


そう言うと智くんは少し呆れたような顔をして
見つめてきた。


「頭良いくせに、やっぱバカっぽいんだよね」

「ふふっ智くんだけにね」


そしてやっぱり呆れた顔をして
バカっぽいだなんて言ってくるから
智くんだけにねって言って今度は唇に
ちゅっとキスをした。









まさに『体幹がしっかりしている』その一言に尽きます。














嵐にしやがれ せかおわ 1月17日






『大野さんは?』


『え?』


『歌詞書こうと思わない?』


『昔一回書いたことがある』


『凄い。それいつごろ?』


『ちょっとそれ何』


『昔、書いたことがある?』


『10年くらい前に』


『何系の歌詞だったの?』




その意外すぎる返答にメンバーは一斉に
表情が変わり、瞳がキラキラと輝き興味を示す。


あからさますぎるでしょ~


そうは思ったが
元々仲もいいし、それだけ興味があるのだろう。
だからちょっとあからさますぎるとは思ったが
それもまぁ仕方がないかって思いながらそのままカメラを回した。







全然関係ありませんが私も話が浮かんだら2時間かからない位です。
(って、ホントに全然関係ないっ)










VS嵐 川崎フロンターレ 1月22日








『もうそろそろ翔さんが誕生日』


『改めて何歳になられるんですか? ちょっと発表していただいて』


『31歳になります』


『嘘つけバーカ』




おそらくバーカと言われてこんな嬉しそうな顔を見せるのは
翔さんくらいなものだろう。


まぁ以前も深夜の番組でもバーカバーカと言い合ってた時も
この二人に関してはただイチャイチャしているようにしか
見えなかったけどね。


そんな事を思いながら、まあ二人とも幸せそうだし
いいかって思った。