亀と鴎の挑戦

トリニータや千葉ロッテなどスポーツ観戦を中心に投稿します!

【次、次と言ってられるのも】第21節 鹿児島-大分【今のうち】

2024-06-22 22:50:14 | トリニータ2024

鹿児島現地観戦を行う予定でしたが、直前になって断念しました。色々と理由はありますが、やはり雨で観光がまともにできないとわかった時点でトリニータの応援だけの目的で鹿児島入りするという判断はできませんでした。どうかこの気持ちを後悔させてほしいと祈りながら、自宅でDAZN観戦していました。

 

 

鹿児島戦に向けて、選手のみのミーティングが行われたとのことで、この試合でどれだけ変化が見られたのか発見できればよいと思っていた。残念ながら前節までとメンバーくらいしか変わったところが見つからず、まだまだ監督が提示された内容をそのままやっているだけでしかない。

それでもこれまで通りにやれてればのらりくらりでゲームが動かない展開に持ち込めたが、安藤の退場が痛すぎた。レフェリーの指導用ビデオに採用したいくらいの文句のつけようのないDOGSOでした。ただこれは安藤が軽率だっただけで片づけてほしくはなく、やはり藤本の体の入れ方が上手すぎた。冷静に考えれば、倒してレッドカードをもらうよりも、そのままシュートを打たせる方がよいに決まってる。濱田を信用しても良いし、藤本のシュート精度もかつてのトリニータにいた時よりかは落ちているから。それでも安藤に考えさせる暇を与えさせないくらい絶妙なタイミングでファウルを誘った藤本がうますぎた。かつて多くの選手をDOGSOにさせてきた藤本だったが、こうして敵としてやられると悔しくてたまらない。

 

なんとか前半をゼロに抑えればまだ希望は見えたのだが、鈴木のゴールが決まってしまい対鹿児島に初ゴールを献上してしまう。

 

 

後半になっても苦しい展開は続くが、なんとか耐えられればワンチャンあるかなと思っていた。だがチャンスが転がってくるのは愚直に攻撃を仕掛けているほうで、絶妙なタイミングでのクロスを藤本に合わせられて追加点を許す。

そのプレーでオフサイドを主張?した保田が2枚目のイエローで退場となる。これで完全に試合が壊れてしまった。

終盤にジェイリースFCにいたことのある選手に得点を奪われたようだが、保田が退場してからの記憶はほとんどない。残りの時間は弓場がイエローをもらわないことをただひたすら祈るのみだった。そして試合終了のホイッスルが鳴らされた時は、悔しさよりも弓場が出場できてよかったという安堵のほうが強かった。

 

 

正直な話、現地に行かなくて良かったと思えてしまいました。試合を壊したのは安藤や保田だけではない。何もアクションを起こせなかった全選手にも感じていただきたい。

次、次と言ってられるのも今のうち。トリニータが下位チームに勝ち点を配りまくったせいで、19位との勝ち点差は4に縮まりました。なんとか清水戦まではごまかしてやり過ごしたいと前節のレポートで語りましたが、今のままでは清水戦が終了した時点で降格圏に突入しそうな勢いです。

おそらく多くのサポーターが、J3に降格しても応援するというマインドでいられると思うし、僕もJ3でも変わらず応援したいと考えています。だが2016年の頃とは違い、J3に降格した先に待っているのは、Jリーグ退会へリーチがかかっているという現実です。必ずしもJ3で勝てるという保証はなく、全ての歯車がかみ合わなければ下位にさまようことだって十分ありえます。最悪の場合ヴェルスパと入れ替わる可能性だってあるし、何ならジェイリースFCが急にJリーグ入りを言い出すかもしれない(すみません、ジェイリースFCに関してはそんな感じのニオイがするというクラブでしか見てないです。。)。

今こんなことを考えるのは時期尚早かもしれないが、Jリーグというブランドが無くなってしまえばこれまで通りトリニータを応援し続けられないかもしれないし、三位一体にある全ての要素を失うことになりかねない。そんなことを考えたくないから、何としてもJ3降格は避けてもらいたいし、J3に降格してもいいやという安易な考えは持ってほしくない。だから、まだ現実的にやり直しがきくうちに、真剣になってこの状況をどうしたら変えられるか本気で考えて欲しい。もちろんこれは選手や監督に向けた話だけではなく、フロントにも言える話だ。

 

毎試合のように次は絶対に勝つと言われて、精神論だけで解決する問題でもないかなと感じている。勝利への執念を敵チームや審判に向けるのではなく、黙っててもプレーで出せればすぐに伝わる。それができていたのは茂と野嶽くらいかなと思っていたのだが、その2人が揃ってピッチにいなくなってからは勢いを感じなくなった。

比較的信頼を寄せていた安藤、保田、長沢が不在となる甲府戦。この状況を苦しいと捉えるかどうかは、選手自身にかかっている。僕はどんなニューヒーローがこの状況を救ってくれるのか、今から楽しみにしているくらいだ。そのワクワク感を持って、甲府戦に足を運びたいと思う。

 

 

じゃこの辺で


最新の画像もっと見る

コメントを投稿