亀と鴎の挑戦

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【まずは選手が】第17節 大分-山口【狂いたまえ】

2024-05-26 21:18:50 | トリニータ2024

 

現地観戦してきました。なかなか勝利に結びつけるのは難しいですね。早速振り返っていきます。

 

 

 

勝ち点3しか望まないというサポーターからのわかりやすいメッセージをコレオで伝えてキックオフ。茂が不在となり、右サイドバックには保田が入っていた。

早速宇津元がキーパーとの1対1のチャンスを迎えるも、キーパー正面に飛んでしまい決定機を逃してしまう。この試合では最前線に入り、より結果が求められる宇津元であったが、チャンスを逃してしまう。

 

一進一退と言うより、やりたい内容は山口のほうが明確であり、トリニータの良さが出づらい展開となっていた。トリテンを見て初めて知ったのだが、山口の志垣監督はかつてトリニータに在籍していた時代があったとのこと。試合前には吉坂コーチと談笑している姿がビジョンに抜かれていて、「まだ大分にいらしたんですか」的な話をしていたかもしれない。

その志垣監督が作り上げた山口のサッカーは、とにかく思い切りの良いプレーを全選手がしてくること。技術のクオリティで救われる部分はあったけど、プレーオフ圏内まで押し上げた力は決してまぐれではなく実力だということはこの試合を通じてはっきりと感じ取れた。

 

 

その山口に対しトリニータが上回るには、やはり前へのアクションを起こし続けるしかない。あくまで記憶上になってしまうが、ボランチの弓場と小酒井が前を向くシーンはそれほど多くなかったように感じている。山口の攻撃回数が多く感じたのは中盤で支配され続けていたところにあると思っていて、変化は必要だと思っていたのでどこかでペレイラを中盤に持ってくるかなと予想していたが実際は最終ラインに入っていた。暑さもあり思い通りのプランを組めなかったかもしれないが、デルランも含め助っ人外国人の起用法はこれしかなかったのかなと疑問に感じた。

 

 

 

この内容で勝ち点が取れたのは濱田、安藤、藤原を中心とした守備陣がミスをすることなく対応できていたからに尽きる。宇津元だけの責任ではない。シュート4本では少なすぎるし多少リスクを負ってでも得点にこだわる姿勢は欲しかった。ひっくり返されるような展開があったとしても、前に出ようとする姿勢が見えれば少なくとも当ブログではしっかりと評価する姿勢でいた。

 

 

 

まさにトリニータに必要なのは、この吉田松陰先生の「諸君、狂いたまえ」の言葉ではないだろうか。

「まるで狂っていると思われるような情熱で常識外れの行動を起こす人間は愛する存在であり、理屈のみで行動しなくなることが最も恐ろしい、諸君、まず情熱をもって行動せよ」という意味になるが、今のトリニータでは100%の力を発揮するだけでは勝ち点1止まりである。100%のプレーをやっていることは見ていて伝わる。

相手の想像を上回るくらいアグレッシブに出し切っていかないと、ゴールへは結びつかない。その姿勢が勝利へと結びつくことができ、その先には監督の狂ったダンスが待っている。そしてサポーターの狂った喜びの舞いと、狂った散財と暴食で勝利の味を噛み締めることができる。

こうした狂った行動を見せるためには、まずは選手がピッチ上で狂わないと起こらない。トリニータはJ1にいないといけないチームではない。本気でJ1を掴みとるためにはリミッターが外れたようなパフォーマンスを出し続けるしかない。トリニータはこれまで4回昇格を経験しているが、そのうち3回はミスター狂いたまえの三平がいた。三平と同じくらいの情熱が無いと、昇格争いのスタートラインすら立てない。

 

 

徳島戦も現地に行きます。次はトリニータに関わる全ての人が狂ってしまうくらい、楽しい週末を送れるようにしたいですね。

 

 

じゃこの辺で


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