亀と鴎の挑戦

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【まだまだ心は】第23節 いわき-大分【死んでいない】

2024-07-07 20:35:12 | トリニータ2024

まずお伝えしておきたいのが、ここまで勝てない状況の中で一緒になって戦うのがサポーターとしての姿だと思っていながら、勝てない期間はブログの中でネガティブな内容ばかりで申し訳ありません。

本当に伝えたかったことは、万が一J3に降格してしまった際、振り返る時に必ずといっていいほど「5~6月の時にもうちょっと頑張っていれば」と言うだろうから、そうなる前に今の状況に危機感を持ち、必死にやるしかないだろと言う気持ちでメッセージを綴ってきました。

さすがに毎試合のように同じことの繰り返しで結果を残せなかったときは気持ちが折れましたし、監督を変えるという最終手段も考えなければいけないかなと思いましたが、なんとか自分たちの力で乗り越えられそうなので安心しました。個人的には片野坂監督を変えるのは最終手段と言う表現をしていますが、正直な感想を言うとこのまま継続させた方がチームとして良い方向に向かえると思っています。というより監督を変えることで選手やサポーターの動揺は隠せないと思うし、誰が後任になったとしても片野坂さんを残せてやれなかったという気持ちのほうが強くてプレーに集中できないだろうと考えているので、今のチームを考えるとマイナスに働くのかなと思います。だからこそ第二次政権を任せるという判断はこういったリスクもあり得るとのことで、片野坂さんをいつまでも感謝の気持ちでいたい身からしたら今季の就任はポジティブな気持ちで見てあげられませんでした。

最終的に降格の責任をとらされるのを見たくないが故に監督を変えるという表現をしてしまいましたが、まだまだ選手や監督の心が死んでいないということはいわき戦で十分感じ取れました。

 

 

そんないわき戦ですが、これまでと異なる気持ちで戦えていたのは前半から感じていました。縦への意識は両CBのペレイラや安藤の立ち位置から感じ取ることができたし、シュートの意識も渡邉キャプテンの2本から伝わることができました。勝てない時期は渡邉新太にキャプテンとしてどうなの?的な内容を書いたかもしれないし、それは本人が一番感じていたことであろう。自分が決めてやろうという気持ちがありつつ、周りにも気を配り動かすことができていたのはDAZNからでも伝わっていたし、現地のサポーターにはよりはっきりと伝わっていたかもしれない。

 

それでも点が動かないとまた同じことの繰り返しかという気持ちも先行してしまうし、伊佐や弓場も不在なのでパワーを出していく選択肢も限られてくる。その状況を変えてくれたのが鮎川とキムでした。

後半終了間際に、攻撃参加したペレイラのクロスから鮎川がヘディングで落とし、絶妙なポジションに立っていたキムがワンタッチでゴールへと流し込んだ。これがプロ初ゴールでもあるし、トリニータにとっても5試合ぶりの得点となる。ついついユニフォームを脱いでしまうくらい興奮を隠しきれなかったキムだが、イエローをもらってもよいくらい爆発的に嬉しかったことは誰もが理解してあげられる。

 

 

そして試合終了のホイッスルが鳴った時はスタジアムが歓喜に沸いたし、うちの家も家族で歓喜を上げた。ここまで辛かったことはJ3で昇格争いをしていた時以来かなと片野坂監督のインタビューを見ていて思いましたが、長いトンネルを現有戦力で乗り越えられたことに感謝したいです。

試合には出場していないが、茂がベンチ入りしていたこともトンネル脱出の一助になったかもしれない。幸運の置物と言ってしまうとさすがにリスペクトが無さすぎるが、チームの雰囲気を良くするためのサポートが思っている以上に効果的なのだろうと予想している。北九州と秋田で2度の昇格を経験しているだけに、良い雰囲気の作り方は誰よりも知っているはずだ。できれば全試合帯同してもらいたいくらいの気持ちでいるが、もちろん選手として、スタメンで活躍を期待したい。

 

 

それでもたかが1勝、そして1得点しかできていない事実は変わらず、本当にトンネルを抜け出せたかどうかは次にかかっている。普通に戦っても厳しい試合が予想される清水戦だが、たとえ負けたとしてもどれだけ自分たちが自信を持ってやれるかで2週間の中断期間への持っていき方が変わるだろうし、だからこそ相手の立ち位置云々よりも自分たちのサッカーをより貫いていただきたい。アウェイで結果を残せていない清水だからこそ、勢いのまま持ってこられたほうが嫌に感じ取れると思うので、サポーターの応援とともに最高の雰囲気を作り、長崎の昇格をアシストするくらいの気持ちでぶっ倒してやりましょう。

(※もちろんトリニータの昇格は諦めてませんが、サッカー(Jリーグ)に投資をしてくれたチームにはちゃんと上にいるべきなので、長崎にはちゃんとJ1に上がってもらわないと困るくらいの気持ちでいます。当然、投資という意味では初期のころからドームを建設しているので、トリニータもJ1に行く資格はあります。)

 

 

じゃこの辺で


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