亀と鴎の挑戦

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【このままで】第25節 山口-大分【いいわけねえだろ】

2024-08-04 21:28:46 | トリニータ2024

 

現地観戦してきました。土日は各地に動き回り、かつ睡眠もそれほどとれていないのでヘロヘロ状態でブログ編集していますが、試合レポートは早めにやってしまいたいと思っていますので最後の力を振り絞って振り返っていきます。

 

 

 

 

新戦力に髙橋大悟が加わり、早速スタメンとして出場。野嶽や茂もスタートから登場で、いよいよここから巻き返しといきたいところだった。

だが好調の山口相手に思うような形を作れない。そして流れが作れないまま最終ラインの位置取りも中途半端になってしまったので、河野に1発で裏抜けされたときはやられたと思ったが運良く外してくれたので助かった。

その後も山口の徹底した裏抜け攻勢に手を焼きつつも対応できていたが、ペレイラの処理ミスが失点に直結してしまった。トリニータの右サイドで積極的に裏抜けしていた野寄には吉田もペレイラも終始対応できていなく、野寄のストロングポイントを見せつけられる前半となってしまった。

 

それでも長沢のヘディングや、珍しくロングスローが決定的なチャンスに繋がったりと少しは前への姿勢は見られたので、ここから巻き返せると信じて後半に期待を込めた。

 

 

まるで「右打ち」と言わんばかりのチャンスの煽りビジョンだが、今回の維新みらいふスタジアムは1万人超えであったため、スタジアム全体でタオルを回していたのでそれなりの圧となっていた。2失点目はトリニータがお粗末な部分もあったが、この得点は山口側が作った空気によるものだと思った方がよい。

 

数ではさすがに負けるとはいえ、トリニータ側も多数来場し選手の背中を押し続けていたが、どうもエンジンが入らない。2点リードしても最後まで走り抜いてトリニータのゴール前に迫る山口に対し、最終ラインで回し続けて時間を消耗させたり、時間がないのにロングスローの準備で丁寧にごしごしボールを拭き上げている姿を見ていたら、見ているほうも心が折れそうになるよな。

 

 

 

言うまでも無く完敗です。おそらく考えていることは皆同じだと思いますが、ブーイングは山口相手に負けたからではなく、己の気持ちに負けたから。

「巻き返すための準備期間」という位置づけであったはずのリーグ戦が中断した3週間。高橋や吉田に戦術を落とし込み、溜まった疲労を取り除き、怪我人が戻ってきてさぁここからだ!とスタートを切るための試合であったはずだが、蓋を開けてみれば何が変わったのかもわからず、むしろ吉田や高橋が悪い意味でトリニータに合わせてきてしまったとすら思えてしまった。

監督のコメントを読むと、失点はミスが絡んだからとはっきり言い、攻撃は良さを相手に消されてしまったというニュアンスで振り返り、山口相手でなければ狙い通りの攻撃ができたという風に読み取れる。確かに失点はミスによるものだと思うが、無得点に終わった時点で攻撃側も90分間ミスをし続けたと思ってください。たとえ同じ結果だったとしても、チャレンジする姿勢が見れたらサポーターは背中を押す働きをしてくれると思います。このブーイングは「このままでいいわけねえだろ」とストレートに伝えたものだと思っているので、選手や監督・スタッフはしっかりと受け止めていただきたいものです。

あのホームで1勝もできなかった2013年ですら34試合で31得点できていました。今はJ2で25試合19得点の状況で、試合を重ねるごとに決定的なチャンスが少なくなっている印象がある。びびって攻撃に転じられないのは選手が前に出れないのか、それとも監督がバランスをとるように指示しているのか。まあ両方であるからこそ今の成績なんだろうなと思うしかない。準備期間のボーナスステージは終わってしまったので、あとは現有戦力を信じて応援するしか道はない。

 

 

ただ何を言っても言い訳にしかならないかもしれないが、力を発揮できない理由として「スタジアムの雰囲気にのまれた」と言うのであれば「まぁそうだよな」と納得するかもしれない。トリニータ側も多数来場したとはいえ、やはりこの1万人超えの雰囲気を作り上げたのはレノファ山口側であり、選手の背中を押すような歓声や手拍子はスタジアム全体に響き渡っていた。そういった部分もメンタルで左右されるかもしれないし、その経験は一般サポーターには到底わからないものになる。

だとしたら、今度はその雰囲気をレゾナックドームで作って、相手に圧を送り続ければいいじゃないか。亀祭と題して熊本を迎え撃ち、最初から最後までトリニータが笑い続ける1日にしよう。進撃の巨人コラボの効果はすさまじく、普段は行かない友人もこの日は早々にチケットを買って臨戦態勢に入っているとのこと。急激に試合内容は良くならないだろうから、勝たせるためにはサポーターが作る圧倒的なホームの雰囲気で相手を飲みこんでやりましょう。(ちなみに圧倒的なホームの雰囲気と言っておきながら、9月の千葉戦と山形戦は行けないことが決まっております。。。)

 

 

じゃこの辺で


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