本のない絵本

ものづくり作家なりそこないが一人前を目指して奮闘する記録です。

第十四話:モスクワの耳飾りと旅ノート(ものづくり作家なりそこないが一人前を目指す話)

2021-01-10 18:25:00 | ものづくり作家なりそこないが一人前を目指す話
フランスのアルルに引き続き、ロシアのモスクワの耳飾りを作りました。



カラフルですが、周りを囲むゴールドのおかげで、大人っぽい仕上がりにできたかなと。

そしていろんな色が入っているので、案外いろんなお洋服に合うのではと思っております。



今回は、ロシアと言えば!な、聖ワシリイ大聖堂をイメージしています。

カラフルな屋根の模様や、内装の模様をパズルのように当てはめて刺繍しました。



実はもともと、あの独特の玉ねぎ頭と、不思議な色の組み合わせがあまり好みでなかったのですが、
実際に行って見て、その個性的な見た目と独特の可愛さにノックアウトされました。






外観はもちろんですが、内装の装飾画もかわいいのなんのって。






しかも迷路みたいに入り組んでいで、とってもわくわくする大聖堂でした。

 


ああ、もう一度行きたい!

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写真を見て見返したいたら懐かしくなって、久しぶりに旅ノートを広げてみました。



一緒に写っているのは旅する刺繍のお供たちです。

簡単に説明すると、「旅する刺繍のお話」というシリーズで、旅行の際にいつも刺繍のお供を連れて行き、風景と一緒に写真を撮るというものです。








フランスへは星の王子さまがお供でした。



ノートは基本的に、移動中の電車の中や夜寝る前など、旅行中に書くようにしています。

この理由は単純明快、帰宅後はめんどくさくていつまで経っても書かないからです。(苦笑)



旅ノートを作るために、チケットやパンフレットなどを取っておいても、結局手をつけないことが常でした。

旅先でリアルタイムで書くようになってから、旅ノート白紙問題が無事解決。

(でも帰宅後は未だに作らないので、基本的には未完成なのはここだけの話です。)

思い出にもなるし、旅ノートを作っておくのは(たとえ未完成であっても)すごくおすすめです。


フランスの旅ノートもチラリ。



旅行話にご興味のある方は、Instagramで、”#旅する刺繍のお話”をご覧いただければと思います。

ブログでもいつか旅の記録をまとめたいなあ。。

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少し(いや、かなりかも)話が逸れてしまいました。

モスクワの耳飾りは、前回のアルルの耳飾り(第十二話:アルルの耳飾り)よりも以前から構想だけはあったものです。

なかなか頭の中のイメージを実際に刺繍に起こせなかったものなので、今回やっと形にできて満足しています。

旅先で見て自分の中に取り込んだものを、作品として再構築して表現するのって楽しい。
と、今回アルルとモスクワの耳飾りを作っていて改めて思いました。

次はどこのどんな風景が作りたくなるんだろうと、自分自身今からわくわくしています。

よければこのわくわくを、これからも一緒にお付き合いいただければ嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

HP










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