というわけで、今日から三月場所がはじまります。今場所の焦点は何といっても、綱取りを目指す大関栃東と、大関取りを目指す関脇白鵬の二人でしょうが、自分としては可能性はなくもない、と思っています。
まず、大関を目指す白鵬ですが、昇進ラインは12~13勝ではないか、と思っています。33勝がひとつの目安と考えると、前2場所の合計が22勝なので、11勝あげればいいという計算になりますが、雑誌などでいわれているように九州場所の9勝というのはちょっとアピールするには弱い、と思うので、やはりもう1~2勝の上乗せは必要かな、と。
仮に13勝するとなれば、当然優勝あらそいに絡んでくることになるので、優勝できなかったとしても、大関の資格大有りということになるでしょう。ただし、個人的には朝青龍か、栃東のどちらかを破ってくれないと…という気持ちがあります。実際そういう意見も多いですし、裏を返せばそれだけ期待されているということでしょう。「間違っても横綱」といわれている素質を大いに開花させて、大関をつかみとってもらいたいです。
一方の栃東ですが、こちらの昇進ラインは連続優勝しかないと思います。それも13勝ないし14勝以上での優勝です。優勝したとしても、3敗は許されないのでは(日本人横綱が待望されていることを考えれば、わかりませんが)。
状態もいいようなので、まずは前半戦をいい感じで勝ち進むことでリズムをつかめば、終盤戦まで全勝ないし1敗でいけるのではないかと思います。自分の相撲をとりきることが大事だと思いますので、迫り来るプレッシャーに対しても、アレコレ考えすぎないで頑張ってほしいです。
結論。ダブル昇進あり!
朝青龍ですが、今場所も調子が上がっていないとのことを記事で読んでいます。特にスタミナ面で不安を残しているようで。前半戦は問題なくいくでしょうが、終盤戦になっていくときに、果たしてどうなるだろうか…という危惧があります。「鬼になる」と先場所語っていたように、気合は万全でしょうけれども、スタミナは一朝一夕でつくものでもないので、3敗はするのではないかな、と思います。
優勝あらそいは、栃東と白鵬が本命。朝青龍は外します。1人に絞るなら、期待もこめて栃東と考えます。
ついでに懐かしの勝敗予想も少し。
玉春日対北桜…北桜の勝ち。はりきって突っ張って、押し倒す。
栃乃花対豪風…豪風の勝ち。懐に飛び込んでの一気の押し。
琴春菊対春日王…琴春菊の勝ち。キビキビと一方的に寄りたてる。
稀勢の里対時天空記号稀勢の里の勝ち。一方的に寄りきり(くらいしないと)。
白鵬対北勝力…白鵬の勝ち。立ちあいで前みつをとって、投げるかな。
栃東対露鵬…栃東の勝ち。立ちあいからおっつけ、厳しく攻めて圧勝。
朝青龍対雅山…雅山の勝ち。大番狂わせがあるとしたらココ。押し出し。
ついでに、他の大関陣ですが、千代大海と魁皇については、二桁の勝ち星をあげるのも難しいかなあ、と考えています。8勝、9勝できればいいかと。状態もそうですが、2人ともそれくらい厳しい立場にいますね。琴欧州には期待したいところなんですが、靭帯を痛めたというのは、かなり厳しい怪我だと思うので、悪化させるくらいなら、勇気をもって休んでほしいです。まだまだ先がある力士ですから。
音羽山親方が重体だった、というニュースが飛び込んできました。危機的な状況は脱したそうで、とりあえずは一安心しています。現役時代同様に、病気も豪快にたたきだしてください。
…亀田の長男坊見ました。ローブロー多かったですね。正直世界はまだ遠いと感じました。足りないところが多すぎる。あと、トレーナーを親父さんから交代したほうがいいな。彼の実力は、世間でもてはやされているほど強くもなく、ネット関係で貶められているほど弱くもない。日本ランクの中位くらいの力はあると見ています。素材は悪くないと思うので、彼に合ったトレーニングを積んで、もう少し柔軟性のあるボクシングをしてほしいと思っています。
では、15日間楽しみましょう。