今こころのままに~よさこい館

よさこい祭り関連のみのブログにしました。

十人十彩

2005年10月08日 | よさこい
十人十彩のドキュメントを見ました。

昨年、見事大賞に輝いた栄光があるだけに、初めからかなりプレッシャーの様子。

昨年のテーマは「ラストサムライ」。
楽曲はまさしく映画上映中に流れそうな曲だった。
私は結構この曲がお気に入りだったので、DLまでしてほにやと一緒に車で聴いていました。

今年の曲は「和」を重視したそうです。
しかし、去年の曲を越える大作を作るにはかなり大変だったようです。
ちか先生曰く「紙に墨をドバッと飛ばしたようなインパクトが欲しい」!と。
すごーい!なんて判りやすいイメージ表現でしょう。
出来上がってみると、たしかにインパクト強めの曲に仕上がっていました。
さすがです。
でも、道頓堀さんもおっしゃってたけどサックスがなくなったのは
個人的に寂しかったです。
やはり、あのサックス=十彩というイメージがあったので。




そしてなんといっても菅笠隊。
今回、男踊り女踊りの隊列の他に菅笠隊が加わりました。
このアイディアは誰が考えたんだろう・・・。
本当に素晴らしい斬新なアイディアです。

高知、原宿で十彩を見る機会が何度かありましたが、この菅笠隊にいつも目を
奪われていました。
ついその隊列ばかり見ちゃうんです。それほどよかったですね。

菅笠隊の方たちは、練習中から笠をかぶり腰巻を巻いて本番の衣装に
近づけて踊っていました。

頭に重りを乗せて歩いてみたり、体重のかけ方もつま先からそっと降ろしていく
などとても細かいところまで練習していました。

女性特有の柔らかくしなやかな動きの中で、凛とした佇まいを持たせたこの踊りは
これらの懸命な練習の成果なわけです。




このチームは何がすごいって、やはり静と動の差が激しいところ。
初めは静かに始まるんだけど、振りが大きくて動きが非常にゆっくりなのです。
盛り上がり前の「静」の部分なのに、踊る方はかなり肉体的にはハードだと思います。
全身の筋肉をかなり使うでしょうね。
それで、踊り子さんたちは腹筋とかもしてるんですよね。

中盤からラストまでは激しい踊りで一気に盛り上がる。
その盛り上がりをラストまで引っ張れるのは、本当に素晴らしいと思う。

十人十彩というチームは、なにやら競技志向を感じさせます。
言葉の端々に「勝ち負け」という言葉が頻繁に出てくるし。

大賞は「勝ち」なんですね。
すごい!クラブチームなんだ・・・。
「大賞のチームを見ましたけど負けたとは思いません」というコメント。
これ、ほにやのことですよね。

でも、スタートが例年より遅かったことや、音が消えてしまったハプニングもあったりで
いろいろ切羽詰った中での金賞は感慨深いものだったようです。

我が家も、前夜祭で十彩を見た時「あ~すごい!また今年も大賞かも・・
と正直あせりました。(一応ほにやファンなので(^。^;))

例えば、十彩とほにやって・・・比べろと言われても比べられないですよね。
素人は「それぞれの良さ」しか見えないですから。
また、それはチームカラーが全然違うのでやはり最後は好みなんでしょうけど。

この特番は毎年やっているみたいですが、チームの裏側が見えてとても興味深い
番組です。
これも、全国放送を是非してもらいたい番組の一つです。

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47 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キーラ)
2005-10-08 16:16:31
おぉ~こんな番組があるんですね

テレビは大抵朝のニュースくらいしか見ないので、しょっちゅう後から

「これ見ればよかった・・・」

というものが出てきます

でも全国放送じゃないんですね、残念



私はホントにほにやさんばかり追っかけておりますが、最近他のチームはどうなのかなぁ、と考えるようになりました。(遅すぎ!!)

今図書館で色々とよさこいの本を借りて読んでいるのですが、YOSAKOIソーラン祭りができるまでを書いた本は、何度も鳥肌が立ち、涙が出てきました

やっぱりよさこいってすごいなぁ、と改めて思ったのでした



うぅ~一年中よさこいをやってくれればいいのに

となんとも無茶なことを思ってしまいます
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Unknown (京。)
2005-10-08 16:48:02
はじめまして。

すーさんのブログから来ました、京。です。



今年十彩の踊子してます(^_^.)

高知限定放送の特集を見られてるとは、

ほにやのみならずホントによさこいフリークですね。

私もスパよさの時十彩の衣装に、ほにTシャツ着て

帰宅するくらいほにや好きですよw



十彩は体育会系のノリのようですが、

スタッフの方も一緒に練習や腹筋背筋もするし

一緒におバカな事もやってくれるので楽しい連です。

体力が続くうちは踊りたい連ですが、ゆみたかさんも

ご一緒にどうですか?
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最強の武器は「ひたむきさ」 (道頓堀@)
2005-10-08 17:05:31
キーラさん♪

>YOSAKOIソーラン祭りができるまでを書いた本

とは軍司貞則さんの「踊れ!ソーラン祭り」ですか?

単行本も文庫本も入手しにくくなったのですが、図書館という手があったか!(笑)



いえね、四年前、書店でぐうぜん手にした本=踊れ!ソーラン祭り、がよさこいにはまるきっかけになったのですよ。



当時、マーケティング室をまかされてまして、関西での自社イベントのネタ(企画とゲスト選びなど)に

苦労してたのですよ。



で、あの本の口絵の明るさに惹かれて買い、即一読。

(肝心のイベント企画は違う方向へいきましたが)



最近でこそ、その本の主人公(=長谷川岳さん)の

「よさこいビジネス」のありかたに非難が起こってますが、第一回をたちあげたのは彼の行動力と真摯な

情熱なくしてはなりたたなかった、と思ってます。



キーラさんとおなじく、クライマックスの第一回の

場面では、わたしもジーンとこみ上げるモノがありましたよ。



ただ、もちろん、あの本は長谷川岳さんに焦点をあてた・・つまり彼をヒーローに仕立て上げる・・・目的があるわけなので、どうしてもセントラルの背景にある高知側への言及が少なめだし、後付けの「脚色」も

あるのは否めませんが(笑)

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Unknown (すー)
2005-10-08 23:35:15
あの菅笠の方々、ほにや男衆の一部では「鮫」と呼ばれていました。

動きが、色っぽいんですよね~。

俺も十彩大好きです。

うちに来た友達には、ほにやを見せた後に必ず十彩を見せますねぇ。そして、とらっく、ゑびしばと時間がある限り続いていってしまうわけですが…(^^;)

今年の十彩の、鮫の方々が後ろ向きで右斜め下を見ながらちょっとしゃがんだ後に両手を開いて上まで持っていく振り(わかりづらくてすいません!)が、すごく大好きです!

原宿でたまたま見かけた見知らぬ鮫の方に無理言ってお願いして目の前でその振りをやってもらいました

十彩特番俺も見たいです~。
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Unknown (ななまま)
2005-10-09 02:11:05
一度大賞をとってしまうとその後の年は重圧があるでしょうね

もう一度とりたい!昨年よりさらにいいものを!!

音のハプニングは今年大御所チームにちょこちょこありましたが十彩まであったとは



涙がでそうになりました。



大賞ではありませんが、もう一度賞を。その重圧に期待に大変そうなスタッフをみました。

自分流、たのしければいいそんな気持ちで常にいければいいんだけどな~って思います。



来年のほにやにはまた期待がかかり大変でしょうね~

でもそれがいい方向にいってくれるのがほにやですよね



すーさん

わかる!たぶんあそこだ!

無理いってお願いするあなたはよさこいマニアだ!!!

これほめてますよ♪
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纏持ち (Mr.トリデ)
2005-10-09 08:15:12
私が十\人十\彩の中でも好きなのが、纏持ちです。確か、(以前は知りませんが)2002年は二人で、2003年からは三人になってたと思います。

纏を持っているチームは他にもありますが、十\人十\彩のすごいところは纏を持ちながら他の踊り手と調和のとれた軽やかな踊りをしているところだと思います。纏をお互いに放り投げてキャッチするところには、度肝を抜かれました。

「和」を前面に打ち出した今年の纏は、棒の先に提灯を取り付けたもので、かなり扱いが大変だったのではと思いますが、相変わらず見事な踊りでした。
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Unknown (ゆみたか)
2005-10-09 11:54:59
キーラさん

他のチームも気になるなんて、最近になってやっと余裕が出てきました?(笑)

ほにやはもちろんですが、この十彩さんや他のチームでもとっても素晴らしいチームが、高知にはたくさんあります。

我が家もほにや演舞以外で、空いている時間が出来次第、他のチームを見に行くようにしています。



京さん

はじめまして~。

十彩の踊り子さんがいらしてくださるなんてー!ありがとうございます。

光栄です。

なんだか緊張してしまいます(汗)

本当に毎年ながら素晴らしい演舞を披露してくださり、ありがとうございます。

うちも体育会系のノリですが、十彩の踊りは難しすぎて、遊びでも真似できません!

今後も眺めてため息をつかせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。



道頓堀さん

長谷川氏が第一回目を開催したという実績は、確かに見事な発想と行動力があったからですよね。

それが、現在はどうなんでしょう・・・。

今後は、いい方向に向かうといいですね。



す~さん

「鮫」ですか!確かにそう言われればそうですね。

うーん、ななままさんも書いていますけど確かにマニアックです。

(というか・・・その手があるか!と思っちゃった。今後私も踊ってもらおうと思いました。←私もマニアね)



ななままさん

お久し振り~

高知は本当にいいチームがたくさんありますよね。

私も、各チームごとに「ここの振りが好き」ってあります。



毎年、前夜祭から楽しみです。

ほにやも来年はどう出るか!

来年まで我が家で盛り上がりそうです。



トリデさん

纏さんに人数が変わっているとお気づきになっているなんて、すごいですね。

言われてそんな気がしました。

今年の纏は形が違うんですね。

もう一度じっくり見直してみます。

皆さん、チェックがすごい
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十彩、ほにやDVD (ほにやファン@湘南)
2005-10-10 21:13:42
今年の十人十彩を高知よさこい前夜祭で始めて見た時、これはスゴい、ヒョットするとほにやより上かも知れないと思ったことを覚えています。その時、十彩の代表が去年のよさこい大賞の名に恥じない様に練習してきたと答えていました。流しでも、激しい踊りもあるのに、100人以上いるのに隊列の揃い方、動きの力強さ、男踊り女踊りのあでやかさ等、どれをとっても素晴らしいと思いました。

原宿でも、ほにやに続いて十彩を意識して見ていました。

ところで、ゆみたかさんからもらったDVDをみましたが、さすがに2002年のきらりから去年までの高知各演舞場、原宿や桂浜、羽田空港での撮影もありまことに堪能しました。さすがに追っかけ隊の面目躍如ですね!。画面もブレもほとんど無く、音もしっかり入っており、素晴らしいさつえいです。

踊りでは、あえて言えば、生ほにやをみた去年のかぐや月が私には一番なじんでいてかぐや月が出た時は"出た!"という感じでしたが、この夏ほにや本店2階で3時間近くほにやのDVDを鑑賞したときを思い出しました。色々感想もおいおいと書いていきたいと思います。

今年の分とか十彩のビデオとかあれば、是非こちらにもまわして下さい.
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Unknown (ほにやん)
2005-10-10 21:42:18
初めまして、「ほにほにWORLD」からこちらのブログにこさせていただきました「ほにやん」です。

ゆみたかさんの書き込みの「テレビの上に飾ってある葉書」をぜひぜひリクエスト致します!! よろしくお願いします(^0^)
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愛宕とか・・・ (wani)
2005-10-11 00:26:31
今年の十人十彩はすごかった。



俗に流しといわれる会場で何箇所か見ましたが、隊列のキレイさとか圧巻でした。

やっぱりそういう会場で見ると、十人十彩のよさが一層引き立ちますね。

私が見たのは愛宕、帯屋町、追手筋。

おまけで、表参道、NHK前(笑)



個人的には、今年の曲も気に入ってて、サックスがなくてもすごくよかったです。

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