本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

『岩国市平成29年第6回定例会(12月)12月07日-03号』より

2020-07-01 07:13:38 | 参考
本郷山村留学センターに関係のある部分のみ抜粋しました。
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iwakuni/pg/

質問(※):先ほど、平成30年度以降も安定的に運営すると言われましたので安心いたしましたが、現在、指導員や給食調理員を募集しているが、応募がないと聞いております。
その原因は何か、また、指導員や調理員不足でセンターの運営に支障は出ていないのか、この対策はどのように考えられているのか、お答えください。

答弁(教育次長):現在、指導員5名中1名が、給食調理員は3名中1名が欠員となっており、求人を行っております。
指導員については何件か問い合わせはあるものの、採用には至っておりません。
しかしながら、所長や他の指導員の協力により、運営のほうには支障は出ておりません。
給食調理員につきましては、市内中心部から離れているという地理的な条件もあるためか応募がなく、現在は2名の嘱託職員と臨時職員などで対応しております。
今後もハローワークでの求人を中心に、また個別に声をかけるなど、募集方法を工夫しながら、粘り強く職員の確保に努めてまいりたいと考えております。

質問:岩国市は、平成32年度から小・中一貫校の教育を始められますが、本郷町の小・中学校が存続していくためにも、また小・中一貫校としての教育にも、本郷山村留学センターの子供たちの存在は大きなものだと思います。
そこで、現状を確認するために、現在の小・中学校に通う地元の子供とセンターの子供の人数をお答えください。

答弁(教育次長):平成29年12月1日現在で、本郷小学校の児童数は28名、そのうち17名が留学生となっております。
本郷中学校の生徒数は14名で、そのうち4名が留学生という状況でございます。

質問:本郷の小・中学生の全児童が42名で、半分の21名がセンターの留学生だということで、これは本当に大きな存在になっていると思います。
現状ではどのように対処されているのか、伺います。

答弁(教育次長):本郷山村留学センターでは、中学生からの受け入れは行っておりませんが、小学生から引き続き入所を希望するものについては、継続しての入所を認めております。
しかし現状では、寄宿舎としての女子中学生の受け入れが難しい状況であり、女子中学生については、教育委員会が指定する民間の世帯への寄留を希望する場合には、その世帯と委託契約を結び、継続して受け入れを行っております。
現在、1名の女子中学生が寄留しておりますが、受け入れていただける世帯は少なく、1世帯のみとなっております。

質問:今の状況下では、里親方式では女子中学生が残るのは本当に難しいのではないかと思います。
そこで、本郷町にある空き家を利用して、親またはその責任者と生活する、山村留学住宅方式があります。
選択できるようにしていただいたらいいのではないかと思いますが、見解を伺います。

答弁(教育次長):教育委員会のほうでも、寄留世帯が見つからない場合は、留学生本人と保護者を一緒に本郷地域に迎える、いわゆる山村留学住宅方式、あるいは親子留学と呼ばれるものが有効ではないかと考えております。
山村留学住宅方式を行う場合の課題としては、住宅の確保が上げられますが、住宅につきましては、要件を満たせば市営住宅の利用や付近で空き家となっている住宅の活用などについて検討してまいりたいと考えております。

質問:この山村留学住宅方式で、子供たちが親と一緒に本郷町に残ってくれることになれば、学校存続、空き家利用、人口定着、神楽団や町のにぎわいなど、本郷町にとっていろいろと助かるところも出てくると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。

※質問は、広中英明議員(市民クラブ・草の根)
美和町の方のようです。


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