2024 年1月と2月
明けまして2024年。
事情があって、あんまり映画館に行けまへんでした。
5本って。涙。残念。
観た順番です。
1/5 TOHOシネマズ橿原「劇場版SPY×FAMILY CODE：White」
Filmarks 3.8点 わたし3.0点
奥さまリクエスト。10話程度予習して挑む。ほどほどにバカバカしくアクションも派手にキマる。漫画映画なので細かい事は気にしない。TV版のファンには充分楽しい110分。公開2週間経過してるのに劇場はファミリー層で一杯。
1/6 なんばパークスシネマ「コンクリート・ユートピア」
Filmarks 3.7点 わたし2.8点
風刺と皮肉が効いた展開で重苦しく、世界観に引き込まれた。名優イビョンホン怪演も見応えは有るが、もっと破滅的な締めを期待してしまった。「はちどり」と「今 私たちの学校は」で好演のパクジフの最期でテンションが上がったが、そこから萎んだ。
1/6 なんばパークスシネマ「TALK TO ME ／トークトゥミー」
Filmarks 3.8点 わたし3.9点
演技、脚本、テンポも見せ方もセンスを感じるし、何よりラストがめちゃくちゃ怖かった。主人公が荒んでいて感情移入出来ないが、さもありなんな展開で納得度が高くなる。低予算でここまでやり切るYouTuber双子監督のパワーに驚愕。
1/13 なんばパークスシネマ「レザボア・ドッグス デジタルリマスター版」
Filmarks 4.2点 わたし3.8点
1993年レンタルビデオで観て衝撃を受け、当時レーザーディスクも買いました。細かな部分は全部忘れてて、今回新作のように楽しみました。映画オタクの夢の結晶、ここから始まるタラちゃん旋風。メインの５人がバツグンに良いね。リバイバル上映ありがとう。
2/24 なんばパークスシネマ「犯罪都市 NO WAY OUT 」
Filmarks 3.9点 わたし4.1点
マドンソクのパンチ音が映画館中に響くアトラクションムービー！映画館で観るべきです！拳で捜査し、拳で言いなりにするお約束が面白過ぎて途中から筋書きなどどーでも良くなるww期待通りのパート３、大いに笑いました。お馴染みのメンバーが居らず少し寂しかったけど、恒例の打ち上げがあって満足。ポストクレジットでパート４にはチャンイスが出るようなので安心した🤣
続きまして
配信とレンタルの感想でーす。
４８本でした。１日0.8本計算。
昔観てたけどもう一回観たい映画をたくさん再生しましたね。
ブルースブラザース、キングスマン１〜３、オールドボーイ、エージェントウルトラ、犯罪都市2とか。
名画はイイね。
配信ドラマも２本、忍びの家と殺人者のパラドックス、も
含めてます。
☆☆☆☆☆
レッド・ファミリー（２０１３）U-NEXT 4.8点
韓国版擬似家族「スパイファミリー」。コメディ味もありつつ北朝鮮工作員の悲哀・切なさが激しくスパークする展開に大いに泣かされた。南のファミリーとの対比で当たり前の日常、家族愛を浮き彫りにする鬼才キム・ギドクの脚本は素晴らしい。命の重さや盲信の愚かさなど突きつけるテーマはヘビーだが、胸に迫る。観て良かった。
Lift ／リフト（２０２４）Netflix original 4.7点
これまでのネトフリオリジナルのアクション映画では1番好みにフィットしました！よくあるケーパー物だけど、シンプルかつ無駄の無い脚本がテンポよく転がる快感。アタマ空っぽにして楽しめます。ハラハラするし笑えるし、コレはオススメ！
セブンティーン・アゲイン（２００９）U-NEXT 4.6点
こういう笑って泣けるファンタジーコメディが大好物ですねんっ！ダメ親父が家族を取り戻すため奮闘するんやけど、なんかアラカンのワタシに色々響きますわ涙。湿っぽくないし展開が早くて笑いどころも多いし、役者陣がみんなイイネ！撮影時22歳のザックエフロン好演！
☆☆☆☆
ロスト・イン・トランスレーション（２００３）U-NEXT 4.5点
ひゃー、めちゃくちゃ良かった。自分の今の年齢で初めて観れたことに心から感謝。個人的に沁みるというかジワるというか、痺れましたねぇ。事件が起きる訳でもなく淡々と流れるTOKYOがとても良い。スカヨハは芸術的に綺麗だし、ビルマーレイのしなびた演技も最高。あああ、2019年11月22日スカヨハ誕生日をオレは忘れない。
もっと遠くへ行こう。（２０２３）Netflix original 4.3点
すごい。凄すぎて巧みな脚本に唸る。観終わってもう一回最初から再生するために配信映画にした、としか言いようがないね。オチが分かってから観る前半の構成に舌を巻く。面白さが感じられない人は騙されたと思って最初から観て。ガラリと印象が変わります。この作品は未婚の人と既婚の人で感想が変わるよ。不変の愛について突きつけてくる鮮やかさ。近未来を舞台にした終末モノが多いね。これは一種の警告ですね。
交渉人（１９９８）U-NEXT 4.1点
緊迫感あるキャラ紹介、濡れ衣からの立て篭もり、仲間が皆んな敵に見え、どーするどーなる孤立無縁！からの爽快エンディング。サミュエルＬＪとケヴィンスペイシーが素晴らしい。
ビューティー・インサイド（２０１５）U-NEXT 4.1点
ヌシさんオススメで鑑賞。良い映画って開始10分で没入できる。ペソンウの泣き顔でもうハマった笑。ファンタジーで泣けると言えば私の大好物。設定自体が面白くハッピーエンドで良かった。
いつかの君にもわかること（２０２０）U-NEXT レンタル4.0点
これは泣いた。煽ることなくリアルに淡々と終活するシングルファーザーを見つめる優しい映画。4歳の天才子役、めちゃくちゃ自然な演技でスゴい。観客に「死ぬ」ということをハッキリ喚起させる脚本、構成が素晴らしい。そこに付随する弱さ、自己否定感、怒り、悲しみが愛たっぷりに描かれている。
☆☆☆
ドミノ（２０２３）U-NEXT レンタル3.9点
劇場でしつこく予告を見せられ気になっていたので早速レンタル。評判は芳しくないけど面白かった。もともと異形モノが大好きだから❤️どんでんミステリーで売ってたのに、実はB級SFだったらそりゃショックが大きい笑笑。ワタシはラストこうなれば良いな、と予想した通りの展開で大満足wwでもポストクレジットは余計だった。
活きる（１９９４）Amazon prime 3.9点
張芸謀作品は未見が多く、今更ながら「活着」を鑑賞。自然で土着な生活にどんどん引き込まれていく不思議な魅力。もう悲惨な事は起きないで、と祈りながら激動の中国でヒラヒラと舞う家族の運命に泣き笑う。上手いねぇぇ。温かなラストで良かった。
アメリカン・フィクション（２０２３）Amazon prime 3.8点
本年度アカデミー5部門ノミニーのジェフリーライト主演のコメディ。ジョークで書いた本が大ヒットすることで白人の欺瞞をどこまで受容するのか、という黒人作家の矜持を描く。家族の肖像を交えつつ、フィクションか？というメタ的なエンディングでタイトルを踏襲する鮮やかさ。MGMって Amazonに買収されたのね。
戦国自衛隊（１９７９）U-NEXT 3.7点
中学生のオレが当時テレビの映画劇場で観てショックを受けたトラウマ映画をアラカンのいま、味わう。気分的には５点満点、嗚呼ノスタルジック。この映画が当時の邦画界に与えた衝撃たるや凄かったんだから。自衛隊員役にテレビタレント多数起用、新進気鋭の若手ミュージシャン曲をレコード会社を跨いで（異例中の異例）バンバン掛ける、角川タレント（デューク真田、薬師丸ひろ子、草刈正雄）がチョイ役で出演など、角川メディア旋風を知ってる人と知らない人では映画の感想が変わるね。夏八木勲と千葉チャンがサイコー！
雪山の絆（２０２３）Netflix original 3.7点
144分、リアル過ぎてとにかくキツかった。「生きてこそ」は未見ですが今は観たくないです。実話なので気楽にコメント出来ないし、いま温かで平和で自由な生活が出来ていることに感謝する気持ちしか湧かない。あああ観るんじゃなかった。
天使のくれた時間（2000）U-NEXT 3.6点
あっきー氏おススメ。泣けるファンタジーが観たくて鑑賞。個人的にパラレルワールドは有ると信じているので違う世界線を体験する話に違和感無し。選択と後悔、貧富による幸不幸などをニコケイが分かりやすく提示してくれます。「素晴らしき哉、人生」は未見。
誘拐捜査（２０１５）レンタル3.6点
ファンジョンミン版を先に観ちゃったので比較になりますが、中国版はリアル路線で地味なドキュメンタリー的な仕上がり。韓国版は完全にエンタメに昇華してたね。実際の被害者・呉先生も出演しエンディングを歌う。ビックリ。アンディも林雪も良いけど主犯役の王干源がイイねぇ。
ワイルド・スピード／ファイヤーブースト（２０２３）Amazon prime 3.5点
スピンオフしか観てないシリーズ初心者です。時間潰しで再生し豪華キャストに驚きつつ笑いながら観ました。漫画アニメのような激しい描写、イカれたモモアマン、ジョンシナが良かったです。
アムステルダム（２０２２）Amazon prime 3.5点
評判が芳しくなかったので配信を待ってました。いやいやいや、メチャ面白いやん。好きな名優がゾロゾロ出て来て眼福、とても分かりやすい筋書き。感動とか胸熱とか無いけど、いつの世も陰謀は蔓延るよね、と納得。現代社会への警鐘映画なのに気づいてない人が多いね。
バットランズ・ハンターズ（２０２４）Netflix original 3.5点
設定も舞台のマンションも、正月に観た「コンクリートユートピア」ソックリやん！と思ったら続編的な後日談とな！そんな宣伝１ミリも見てへんけど笑笑。マブリーの連続殺戮アクションを堪能できます。それ以上でもそれ以下でもありません。ラストバトルとかもうちょっとヒネリ欲しかったなぁ。アッサリし過ぎ。ま、全体的にコメディの味付けなので腹は立ちませんが。
グランド・イリュージョン（２０１３）U-NEXT 3.5点
昔に観たけど完全忘却なので再見。大仕掛けマジックと復讐劇を掛け合わせた上手い展開。キャラ深堀とか背景とかすっ飛ばしだけど早口ジェシーアイゼンバーグ、いかがわしいウディハレルソンのゾンビランドコンビが良い。トランスポーターのルイレテリエ監督だったのね。
バトル・インフェルノ（２０１９）Amazon prime 3.4点
ヌシさんおススメ。確かにバトルのあとにインフェルノですね笑。ラストは力を合わせてなんちゃって神父が勝利！という流れと思いきや、というオチが良かった。悪魔がSNSを活用する時代な笑。原題ザ・クレンジングアワーは動画のタイトル「除霊の時間」なのね。面白かった。
ラン・ハイド・ファイト（２０２０）Amazon prime 3.4点
あっきー氏とヌシさんのダブルおススメ。確かに「ＪＫ版ダイハード」でテンポも演技も良い。パパに教わったサバイバルスキルを駆使して戦うのか、と思ったらママの霊魂に「逃げろ隠れろ戦え」とハッパを掛けられる。主人公ＪＫが成長する過程を分かりやすーーく見せる安心設計。ラストの成敗もスッキリ。保安官はあのトリートウイリアムズだった！2023年に亡くなってるのね。
(ｒ)adius ラディウス（２０１７）Amazon prime 3.4点
ヌシさんオススメ。半径15メートル以内全員即死！終末感漂うカナダ製スリラー。低予算を逆手に取った展開で謎と緊張感が持続。オチもそっち系ですか！という納得のエンディング。爽快感さえも漂う潔い記憶喪失サスペンス。
レッド・ロケット（２０２１）Amazon prime 3.3点
ダメ男なのに惹きつけられてしまうのは、リアルに拘るショーンベイカーの魔術。シネスコサイズの画にパステルで広がる絵作り、16ミリの質感、監督が街でスカウトしてくる素人俳優のナチュラルさ。私自身が自信過剰で自己愛が過ぎたヒドい性格で家族に迷惑を掛けた人間なので、身につまされた。幻想か妄想で終えるエンディングも「フロリダプロジェクト」と同じ。滲み出る特異な作家性は同じでも、マンネリと取られないような題材を上手く選んでいる。
セールス・ガールの考現学（２０２１）レンタル3.3点
ポップで可愛いモンゴル映画。前情報ゼロで観たがなかなか独自性のあるスマートな作り。筋書きはよくある話だが、だんだん垢抜けていく主人公を応援したくなる。喧嘩と仲直りだけ唐突だったが、店のオーナーの素性を明かさず爽快に締めていて上手い。
もっと超越した所へ。（２０２２）Amazon prime 3.3点
クズ男４人との恋愛４態を、女性目線で「超越したところ」に連れて行ってくれる劇の映像化。クライマックスへのなだれ込みは興奮したが、エンディングが普通でちょい残念かな。でも観る者の感情を上手く煽る編集で充分に魅せる。三浦貴大が自ら演技者として技量不足に悩むというインタビューをたまたま読んだ直後だったので、なぜか胸が苦しい。
君のためのタイムリープ／私を月に連れてって（２０１７）U-NEXT 3.3点
ビビアン宋さまが観たくて。3日間という期限で友を救おうと奮闘する恋愛ファンタジー。伝えたいテーマは尊く胸を突くが、テーマ訴求ばかりが全面に出ており歴史改変によるSF的醍醐味が感じられない。バカなことが楽しい共学高校生活の清々しくも甘酸っぱい雰囲気は良かった。張雨生って31歳で亡くなってたんだね。
怪物（２０２３）レンタル3.3点
是枝監督と坂元脚本が産み出した三者視点の交錯する人間ドラマ。ラストどうなるか、というエンタメではなく、人間の持つ混濁した愛と醜悪さが炙り出されるさまを見せつけられた。みな真実ではなく現実を生きている。台風一過の空に駆け出す２人の姿は、この世だろうか、あの世だろうか。
復讐の記憶（２０２２）レンタル 3.2点
クリストファープラマーの傑作「手紙は憶えている」のリメイクとして観たが、設定（認知症の老人が戦時の復讐を果たす）だけ同じで、展開は全然違う。韓国エンタメとして面白いが、オリジナルの驚愕どんでん返しほどの驚きはない。それに加えて日本人なら清原はキヨハラって読めるもんね笑笑。イソンミンの老人演技がスゴい。
ハウスメイド（２０１０）Amazon prime 3.2点
ヌシさんオススメで鑑賞。オリジナルの「下女」は未見。貧富による格差、傲慢な金持ち、メイドとして生きる矜持など、人間の品格を低空飛行で炙り出す良い映画だった。メイド、ご主人、女史が馴染みある有名俳優だったので楽しめた。チョンドヨンが野生味溢れる捉えどころのないメイドを好演するも、頭のネジが外れている設定なのかな。いとうあさこにしか見えないww
殺人者のパラドックス（２０２４）Netflix original 3.1点
「犯罪都市２」のソンソックと「パラサイト」のチェウシクなら観ない訳にはいかない。前半４話までがピークで後半４話は明らかに失速。主役２人のために８話完走したが水増し感があって残念。面白いストーリーなので130分くらいの劇映画でシャープに作ったほうが良かったのでは。
イノセンツ（２０２１）レンタル 3.1点
北欧サイキックホラーならではの説明無しの不穏な展開。ファンタジー味もあったけど邪悪な男の子がかき消してホラー感アップ。子供ならではの地味な超能力対決が面白かった。それにしても子役たちの怪演がスゴイ。
凶悪（２０１３）U-NEXT 3.1点
以前から極悪シーンが凄いと聞いておりやっと鑑賞。確かに攻めた悪人描写だし時系列の編集は上手いが、近作に見える圧倒的演出は皆無。11年前の映画なのに昭和末期か平成初期の台詞回しで大いに醒めるね。脇の役者に有名どころを使わないのは良い。５時に夢中の中瀬ゆかり編集長がモデルと知りビックリ。白石和彌監督はこの９年後にまた死刑囚告白映画を撮るんだね。
サプライズ（２０１１）U-NEXT 3.1点
おススメで鑑賞。原題「You‘re Next」で殺しまくるスプラッタホラー。低予算だが緊張感を保持しつつ爽快なホラーコメディに仕上がっている。今やメジャーな大怪獣映画を撮っているアダムウィンガード監督作品。さらにビックリなにが、今をときめく映画監督タイ・ウェストがマイナーな映画監督というメタ風の役で出ててワロタ。
ラスト・デイス（２０１３）U-NEXT 3.1点
ヌシさんオススメで鑑賞。スペイン製のSFディザスターの佳作。最初は時系列が細かく入れ替わるので面食らうが、案外上手い状況説明方法である。家族に会うためにひたすら下水道を歩く道中でさまざまな試練があるが、相棒のクソ上司が実は◯◯な人というのは良い味付け。終末世界のビジュアルも良かったし、何よりエンディングに希望がありGOOD。
宮松と山下（２０２２）Netflix 3.1点
監督集団5月の初長編。現実と虚構、確実と不確実を絶妙に映しつつ、記憶喪失のエキストラの生きざまを、役者の表情とシチュエーション描写だけで描き切る意欲作だった。過剰な説明セリフ、派手な展開等が一切無いので清々しい。
目撃者（２０１７）U-NEXT 3.1点
イソンミンがおびえコソコソし見なかったことにしたい目撃者を熱演。犯人ばかりが暗躍するので観客はイライラするが、サスペンスは持続するし災害級にすごいラストバトルで満足ww。明確なテーマを主人公に叫ばせるエンディングが印象的。
グランド・イリュージョン見破られたトリック（２０１６）U-NEXT 3.0点
鮮やかにダマされるけど、何故か「二番煎じ」「既視感」が有って素直にノレなかった。続編って難しいよねぇ。前半のコメディ描写は面白かった。我らがジェイ周杰倫が脇役で出てる。
忍びの家 House of Ninjas（２０２４）Netflix original 3.0点
連続８回もの。面白いものを作ろうとしている気概は感じるが、もっと爽快感が欲しかったなぁ。例えば忍者特有のトリックや妖術など漫画的な盛り上がりを入れたら傑作になってたね。ピエール瀧や白石加代子などコメディ味は要らぬから修行の成果とかカラクリ的な戦いが欲しかったなぁ。リアルな忍びを追求してる割に文化庁ってチグハグだし、マジメな堅苦しさが気になって楽しめない。パパ覚醒の4話がピークだった。賀来賢人がじめじめと暗いのが致命傷。それなら兄弟の仲の良かった時代をもっと描いて、落差を出して欲しいな。オチもよく分からない続編ありきな締めでスッキリしない。ボロカス書いてごめんなさい。木村多江、宮本信子、仲万美は良かった。賀来賢人は柄本時生と顔の構造が似てるww
☆☆
ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック！（２０２３）
レンタル2.9点
いにしえのシリーズ最新作、初鑑賞。独特の雑い３Ｄアニメ、スピーディで快速なティーンエイジ忍者亀の活躍。ジャッキー先生も見せ場があり満足。評判が良かったので楽しみにしていたが、そんなにアガらず。一瞬だけど実写の袁小田と李海生が映ったww
Ｇメン（２０２３）Netflix 2.9点
評判が良かったので。うーむ。設定やキャラは面白いが、演出が学芸会っぽいノリで馴染めず。吉岡里帆の怒鳴り演技は笑ってしまった。アクション場面も単なる殴り合いでは満足しないカラダになっており、殴っているフリにしか見えない。
チャーリーズ・エンジェル（２０１９）U-NEXT 2.9点
おススメで鑑賞。平成リブートは未見。身内が裏切る話は見飽きたがクリステンスチュワートが好きなので許す。エリザベスバンクス監督はコカインベアが面白かったので許す。アラカンな私はやっぱりケイトジャクソン、ファラフォやシェリルラッドのオリジナルTVシリーズの世代。今作でチャーリーがジャクリーンスミスだったのは嬉しいカメオ出演。
クローサー（２００２）U-NEXT 2.8点
なぜか見逃していたのでU-NEXTさんありがとう。技安（ジェフラウ監督）脚本、台湾中国韓国日本からスターが集まり、ビュンビュン飛びまくる面白アクション。良いやん。元奎が好きだし3人娘が好きなので。カーペンターズが流れる22年前の香港映画、楽しかった。
オースティン・パワーズ（１９９７）U-NEXT 2.6点
おバカ映画の代表作。６０年代のタメ演技が面白く、懐古とジョークのバランスが絶妙。カメオで大スターがいっぱい出てて楽しい。過去話題作で見逃している映画をU-NEXTでどんどんチェックしていきたい。
マッド・ハイジ（２０２２）レンタル2.5点
気になっていたクラウドファンディング映画、スイスを徹底的に小バカにして楽しい。グロ描写に力が入り過ぎて肝心のストーリーに驚きがなく大人しい。ハイジ役がもっと上手い女優なら仕上がりが変わったかも。
配信犯罪（２０２１）レンタル2.5点
過激で違法なライブ配信者が悪か？通報もせず黙って見る視聴者は悪ではないのか？という訴えたいテーマは分かるが、円滑に伝わってこない上滑りな演出が残念。脚本は悪くないが、押し寄せる感情のフォーカスが出来ないまま終わる。色々と薄味、もったいない。
ジャンパー（２００８）U-NEXT 2.5点
ううーむ。瞬間移動の映像表現がしたいだけのスカスカ脚本にショック。もっと面白くなった素材じゃないの？ま、クリステンスチュワート祭りの一環だから。って登場1分もないやん笑。
記憶の夜（２０１７）Netflix original 2.3点
韓国サスペンス、おススメで鑑賞。当然ひねってくるゾ、と俄然ミスリードに乗る雰囲気で行方を見守るが、殺人の依頼者が安易すぎて一気に冷めた。結果的に予想を下回る出来。ラストとか良いのに残念。
☆
REBEL MOON パート１：炎の子（２０２３）Netflix original 1.9点
面白くなくって数日おきに再生し何とか観終えた。うーむ。世界観、展開、キャラ全てに既視感。掘り下げも甘いし上っ滑りして可哀想。ソフィアブテラも主役面じゃないよね。映画の持つ求心力がゼロという珍しい仕上がり。面白い映画とそうでない映画の違いって何だろね。
３月４月は、いっぱい映画館に行くぞー！
明けまして2024年。
事情があって、あんまり映画館に行けまへんでした。
5本って。涙。残念。
観た順番です。
1/5 TOHOシネマズ橿原「劇場版SPY×FAMILY CODE：White」
Filmarks 3.8点 わたし3.0点
奥さまリクエスト。10話程度予習して挑む。ほどほどにバカバカしくアクションも派手にキマる。漫画映画なので細かい事は気にしない。TV版のファンには充分楽しい110分。公開2週間経過してるのに劇場はファミリー層で一杯。
1/6 なんばパークスシネマ「コンクリート・ユートピア」
Filmarks 3.7点 わたし2.8点
風刺と皮肉が効いた展開で重苦しく、世界観に引き込まれた。名優イビョンホン怪演も見応えは有るが、もっと破滅的な締めを期待してしまった。「はちどり」と「今 私たちの学校は」で好演のパクジフの最期でテンションが上がったが、そこから萎んだ。
1/6 なんばパークスシネマ「TALK TO ME ／トークトゥミー」
Filmarks 3.8点 わたし3.9点
演技、脚本、テンポも見せ方もセンスを感じるし、何よりラストがめちゃくちゃ怖かった。主人公が荒んでいて感情移入出来ないが、さもありなんな展開で納得度が高くなる。低予算でここまでやり切るYouTuber双子監督のパワーに驚愕。
1/13 なんばパークスシネマ「レザボア・ドッグス デジタルリマスター版」
Filmarks 4.2点 わたし3.8点
1993年レンタルビデオで観て衝撃を受け、当時レーザーディスクも買いました。細かな部分は全部忘れてて、今回新作のように楽しみました。映画オタクの夢の結晶、ここから始まるタラちゃん旋風。メインの５人がバツグンに良いね。リバイバル上映ありがとう。
2/24 なんばパークスシネマ「犯罪都市 NO WAY OUT 」
Filmarks 3.9点 わたし4.1点
マドンソクのパンチ音が映画館中に響くアトラクションムービー！映画館で観るべきです！拳で捜査し、拳で言いなりにするお約束が面白過ぎて途中から筋書きなどどーでも良くなるww期待通りのパート３、大いに笑いました。お馴染みのメンバーが居らず少し寂しかったけど、恒例の打ち上げがあって満足。ポストクレジットでパート４にはチャンイスが出るようなので安心した🤣
続きまして
配信とレンタルの感想でーす。
４８本でした。１日0.8本計算。
昔観てたけどもう一回観たい映画をたくさん再生しましたね。
ブルースブラザース、キングスマン１〜３、オールドボーイ、エージェントウルトラ、犯罪都市2とか。
名画はイイね。
配信ドラマも２本、忍びの家と殺人者のパラドックス、も
含めてます。
☆☆☆☆☆
レッド・ファミリー（２０１３）U-NEXT 4.8点
韓国版擬似家族「スパイファミリー」。コメディ味もありつつ北朝鮮工作員の悲哀・切なさが激しくスパークする展開に大いに泣かされた。南のファミリーとの対比で当たり前の日常、家族愛を浮き彫りにする鬼才キム・ギドクの脚本は素晴らしい。命の重さや盲信の愚かさなど突きつけるテーマはヘビーだが、胸に迫る。観て良かった。
Lift ／リフト（２０２４）Netflix original 4.7点
これまでのネトフリオリジナルのアクション映画では1番好みにフィットしました！よくあるケーパー物だけど、シンプルかつ無駄の無い脚本がテンポよく転がる快感。アタマ空っぽにして楽しめます。ハラハラするし笑えるし、コレはオススメ！
セブンティーン・アゲイン（２００９）U-NEXT 4.6点
こういう笑って泣けるファンタジーコメディが大好物ですねんっ！ダメ親父が家族を取り戻すため奮闘するんやけど、なんかアラカンのワタシに色々響きますわ涙。湿っぽくないし展開が早くて笑いどころも多いし、役者陣がみんなイイネ！撮影時22歳のザックエフロン好演！
☆☆☆☆
ロスト・イン・トランスレーション（２００３）U-NEXT 4.5点
ひゃー、めちゃくちゃ良かった。自分の今の年齢で初めて観れたことに心から感謝。個人的に沁みるというかジワるというか、痺れましたねぇ。事件が起きる訳でもなく淡々と流れるTOKYOがとても良い。スカヨハは芸術的に綺麗だし、ビルマーレイのしなびた演技も最高。あああ、2019年11月22日スカヨハ誕生日をオレは忘れない。
もっと遠くへ行こう。（２０２３）Netflix original 4.3点
すごい。凄すぎて巧みな脚本に唸る。観終わってもう一回最初から再生するために配信映画にした、としか言いようがないね。オチが分かってから観る前半の構成に舌を巻く。面白さが感じられない人は騙されたと思って最初から観て。ガラリと印象が変わります。この作品は未婚の人と既婚の人で感想が変わるよ。不変の愛について突きつけてくる鮮やかさ。近未来を舞台にした終末モノが多いね。これは一種の警告ですね。
交渉人（１９９８）U-NEXT 4.1点
緊迫感あるキャラ紹介、濡れ衣からの立て篭もり、仲間が皆んな敵に見え、どーするどーなる孤立無縁！からの爽快エンディング。サミュエルＬＪとケヴィンスペイシーが素晴らしい。
ビューティー・インサイド（２０１５）U-NEXT 4.1点
ヌシさんオススメで鑑賞。良い映画って開始10分で没入できる。ペソンウの泣き顔でもうハマった笑。ファンタジーで泣けると言えば私の大好物。設定自体が面白くハッピーエンドで良かった。
いつかの君にもわかること（２０２０）U-NEXT レンタル4.0点
これは泣いた。煽ることなくリアルに淡々と終活するシングルファーザーを見つめる優しい映画。4歳の天才子役、めちゃくちゃ自然な演技でスゴい。観客に「死ぬ」ということをハッキリ喚起させる脚本、構成が素晴らしい。そこに付随する弱さ、自己否定感、怒り、悲しみが愛たっぷりに描かれている。
☆☆☆
ドミノ（２０２３）U-NEXT レンタル3.9点
劇場でしつこく予告を見せられ気になっていたので早速レンタル。評判は芳しくないけど面白かった。もともと異形モノが大好きだから❤️どんでんミステリーで売ってたのに、実はB級SFだったらそりゃショックが大きい笑笑。ワタシはラストこうなれば良いな、と予想した通りの展開で大満足wwでもポストクレジットは余計だった。
活きる（１９９４）Amazon prime 3.9点
張芸謀作品は未見が多く、今更ながら「活着」を鑑賞。自然で土着な生活にどんどん引き込まれていく不思議な魅力。もう悲惨な事は起きないで、と祈りながら激動の中国でヒラヒラと舞う家族の運命に泣き笑う。上手いねぇぇ。温かなラストで良かった。
アメリカン・フィクション（２０２３）Amazon prime 3.8点
本年度アカデミー5部門ノミニーのジェフリーライト主演のコメディ。ジョークで書いた本が大ヒットすることで白人の欺瞞をどこまで受容するのか、という黒人作家の矜持を描く。家族の肖像を交えつつ、フィクションか？というメタ的なエンディングでタイトルを踏襲する鮮やかさ。MGMって Amazonに買収されたのね。
戦国自衛隊（１９７９）U-NEXT 3.7点
中学生のオレが当時テレビの映画劇場で観てショックを受けたトラウマ映画をアラカンのいま、味わう。気分的には５点満点、嗚呼ノスタルジック。この映画が当時の邦画界に与えた衝撃たるや凄かったんだから。自衛隊員役にテレビタレント多数起用、新進気鋭の若手ミュージシャン曲をレコード会社を跨いで（異例中の異例）バンバン掛ける、角川タレント（デューク真田、薬師丸ひろ子、草刈正雄）がチョイ役で出演など、角川メディア旋風を知ってる人と知らない人では映画の感想が変わるね。夏八木勲と千葉チャンがサイコー！
雪山の絆（２０２３）Netflix original 3.7点
144分、リアル過ぎてとにかくキツかった。「生きてこそ」は未見ですが今は観たくないです。実話なので気楽にコメント出来ないし、いま温かで平和で自由な生活が出来ていることに感謝する気持ちしか湧かない。あああ観るんじゃなかった。
天使のくれた時間（2000）U-NEXT 3.6点
あっきー氏おススメ。泣けるファンタジーが観たくて鑑賞。個人的にパラレルワールドは有ると信じているので違う世界線を体験する話に違和感無し。選択と後悔、貧富による幸不幸などをニコケイが分かりやすく提示してくれます。「素晴らしき哉、人生」は未見。
誘拐捜査（２０１５）レンタル3.6点
ファンジョンミン版を先に観ちゃったので比較になりますが、中国版はリアル路線で地味なドキュメンタリー的な仕上がり。韓国版は完全にエンタメに昇華してたね。実際の被害者・呉先生も出演しエンディングを歌う。ビックリ。アンディも林雪も良いけど主犯役の王干源がイイねぇ。
ワイルド・スピード／ファイヤーブースト（２０２３）Amazon prime 3.5点
スピンオフしか観てないシリーズ初心者です。時間潰しで再生し豪華キャストに驚きつつ笑いながら観ました。漫画アニメのような激しい描写、イカれたモモアマン、ジョンシナが良かったです。
アムステルダム（２０２２）Amazon prime 3.5点
評判が芳しくなかったので配信を待ってました。いやいやいや、メチャ面白いやん。好きな名優がゾロゾロ出て来て眼福、とても分かりやすい筋書き。感動とか胸熱とか無いけど、いつの世も陰謀は蔓延るよね、と納得。現代社会への警鐘映画なのに気づいてない人が多いね。
バットランズ・ハンターズ（２０２４）Netflix original 3.5点
設定も舞台のマンションも、正月に観た「コンクリートユートピア」ソックリやん！と思ったら続編的な後日談とな！そんな宣伝１ミリも見てへんけど笑笑。マブリーの連続殺戮アクションを堪能できます。それ以上でもそれ以下でもありません。ラストバトルとかもうちょっとヒネリ欲しかったなぁ。アッサリし過ぎ。ま、全体的にコメディの味付けなので腹は立ちませんが。
グランド・イリュージョン（２０１３）U-NEXT 3.5点
昔に観たけど完全忘却なので再見。大仕掛けマジックと復讐劇を掛け合わせた上手い展開。キャラ深堀とか背景とかすっ飛ばしだけど早口ジェシーアイゼンバーグ、いかがわしいウディハレルソンのゾンビランドコンビが良い。トランスポーターのルイレテリエ監督だったのね。
バトル・インフェルノ（２０１９）Amazon prime 3.4点
ヌシさんおススメ。確かにバトルのあとにインフェルノですね笑。ラストは力を合わせてなんちゃって神父が勝利！という流れと思いきや、というオチが良かった。悪魔がSNSを活用する時代な笑。原題ザ・クレンジングアワーは動画のタイトル「除霊の時間」なのね。面白かった。
ラン・ハイド・ファイト（２０２０）Amazon prime 3.4点
あっきー氏とヌシさんのダブルおススメ。確かに「ＪＫ版ダイハード」でテンポも演技も良い。パパに教わったサバイバルスキルを駆使して戦うのか、と思ったらママの霊魂に「逃げろ隠れろ戦え」とハッパを掛けられる。主人公ＪＫが成長する過程を分かりやすーーく見せる安心設計。ラストの成敗もスッキリ。保安官はあのトリートウイリアムズだった！2023年に亡くなってるのね。
(ｒ)adius ラディウス（２０１７）Amazon prime 3.4点
ヌシさんオススメ。半径15メートル以内全員即死！終末感漂うカナダ製スリラー。低予算を逆手に取った展開で謎と緊張感が持続。オチもそっち系ですか！という納得のエンディング。爽快感さえも漂う潔い記憶喪失サスペンス。
レッド・ロケット（２０２１）Amazon prime 3.3点
ダメ男なのに惹きつけられてしまうのは、リアルに拘るショーンベイカーの魔術。シネスコサイズの画にパステルで広がる絵作り、16ミリの質感、監督が街でスカウトしてくる素人俳優のナチュラルさ。私自身が自信過剰で自己愛が過ぎたヒドい性格で家族に迷惑を掛けた人間なので、身につまされた。幻想か妄想で終えるエンディングも「フロリダプロジェクト」と同じ。滲み出る特異な作家性は同じでも、マンネリと取られないような題材を上手く選んでいる。
セールス・ガールの考現学（２０２１）レンタル3.3点
ポップで可愛いモンゴル映画。前情報ゼロで観たがなかなか独自性のあるスマートな作り。筋書きはよくある話だが、だんだん垢抜けていく主人公を応援したくなる。喧嘩と仲直りだけ唐突だったが、店のオーナーの素性を明かさず爽快に締めていて上手い。
もっと超越した所へ。（２０２２）Amazon prime 3.3点
クズ男４人との恋愛４態を、女性目線で「超越したところ」に連れて行ってくれる劇の映像化。クライマックスへのなだれ込みは興奮したが、エンディングが普通でちょい残念かな。でも観る者の感情を上手く煽る編集で充分に魅せる。三浦貴大が自ら演技者として技量不足に悩むというインタビューをたまたま読んだ直後だったので、なぜか胸が苦しい。
君のためのタイムリープ／私を月に連れてって（２０１７）U-NEXT 3.3点
ビビアン宋さまが観たくて。3日間という期限で友を救おうと奮闘する恋愛ファンタジー。伝えたいテーマは尊く胸を突くが、テーマ訴求ばかりが全面に出ており歴史改変によるSF的醍醐味が感じられない。バカなことが楽しい共学高校生活の清々しくも甘酸っぱい雰囲気は良かった。張雨生って31歳で亡くなってたんだね。
怪物（２０２３）レンタル3.3点
是枝監督と坂元脚本が産み出した三者視点の交錯する人間ドラマ。ラストどうなるか、というエンタメではなく、人間の持つ混濁した愛と醜悪さが炙り出されるさまを見せつけられた。みな真実ではなく現実を生きている。台風一過の空に駆け出す２人の姿は、この世だろうか、あの世だろうか。
復讐の記憶（２０２２）レンタル 3.2点
クリストファープラマーの傑作「手紙は憶えている」のリメイクとして観たが、設定（認知症の老人が戦時の復讐を果たす）だけ同じで、展開は全然違う。韓国エンタメとして面白いが、オリジナルの驚愕どんでん返しほどの驚きはない。それに加えて日本人なら清原はキヨハラって読めるもんね笑笑。イソンミンの老人演技がスゴい。
ハウスメイド（２０１０）Amazon prime 3.2点
ヌシさんオススメで鑑賞。オリジナルの「下女」は未見。貧富による格差、傲慢な金持ち、メイドとして生きる矜持など、人間の品格を低空飛行で炙り出す良い映画だった。メイド、ご主人、女史が馴染みある有名俳優だったので楽しめた。チョンドヨンが野生味溢れる捉えどころのないメイドを好演するも、頭のネジが外れている設定なのかな。いとうあさこにしか見えないww
殺人者のパラドックス（２０２４）Netflix original 3.1点
「犯罪都市２」のソンソックと「パラサイト」のチェウシクなら観ない訳にはいかない。前半４話までがピークで後半４話は明らかに失速。主役２人のために８話完走したが水増し感があって残念。面白いストーリーなので130分くらいの劇映画でシャープに作ったほうが良かったのでは。
イノセンツ（２０２１）レンタル 3.1点
北欧サイキックホラーならではの説明無しの不穏な展開。ファンタジー味もあったけど邪悪な男の子がかき消してホラー感アップ。子供ならではの地味な超能力対決が面白かった。それにしても子役たちの怪演がスゴイ。
凶悪（２０１３）U-NEXT 3.1点
以前から極悪シーンが凄いと聞いておりやっと鑑賞。確かに攻めた悪人描写だし時系列の編集は上手いが、近作に見える圧倒的演出は皆無。11年前の映画なのに昭和末期か平成初期の台詞回しで大いに醒めるね。脇の役者に有名どころを使わないのは良い。５時に夢中の中瀬ゆかり編集長がモデルと知りビックリ。白石和彌監督はこの９年後にまた死刑囚告白映画を撮るんだね。
サプライズ（２０１１）U-NEXT 3.1点
おススメで鑑賞。原題「You‘re Next」で殺しまくるスプラッタホラー。低予算だが緊張感を保持しつつ爽快なホラーコメディに仕上がっている。今やメジャーな大怪獣映画を撮っているアダムウィンガード監督作品。さらにビックリなにが、今をときめく映画監督タイ・ウェストがマイナーな映画監督というメタ風の役で出ててワロタ。
ラスト・デイス（２０１３）U-NEXT 3.1点
ヌシさんオススメで鑑賞。スペイン製のSFディザスターの佳作。最初は時系列が細かく入れ替わるので面食らうが、案外上手い状況説明方法である。家族に会うためにひたすら下水道を歩く道中でさまざまな試練があるが、相棒のクソ上司が実は◯◯な人というのは良い味付け。終末世界のビジュアルも良かったし、何よりエンディングに希望がありGOOD。
宮松と山下（２０２２）Netflix 3.1点
監督集団5月の初長編。現実と虚構、確実と不確実を絶妙に映しつつ、記憶喪失のエキストラの生きざまを、役者の表情とシチュエーション描写だけで描き切る意欲作だった。過剰な説明セリフ、派手な展開等が一切無いので清々しい。
目撃者（２０１７）U-NEXT 3.1点
イソンミンがおびえコソコソし見なかったことにしたい目撃者を熱演。犯人ばかりが暗躍するので観客はイライラするが、サスペンスは持続するし災害級にすごいラストバトルで満足ww。明確なテーマを主人公に叫ばせるエンディングが印象的。
グランド・イリュージョン見破られたトリック（２０１６）U-NEXT 3.0点
鮮やかにダマされるけど、何故か「二番煎じ」「既視感」が有って素直にノレなかった。続編って難しいよねぇ。前半のコメディ描写は面白かった。我らがジェイ周杰倫が脇役で出てる。
忍びの家 House of Ninjas（２０２４）Netflix original 3.0点
連続８回もの。面白いものを作ろうとしている気概は感じるが、もっと爽快感が欲しかったなぁ。例えば忍者特有のトリックや妖術など漫画的な盛り上がりを入れたら傑作になってたね。ピエール瀧や白石加代子などコメディ味は要らぬから修行の成果とかカラクリ的な戦いが欲しかったなぁ。リアルな忍びを追求してる割に文化庁ってチグハグだし、マジメな堅苦しさが気になって楽しめない。パパ覚醒の4話がピークだった。賀来賢人がじめじめと暗いのが致命傷。それなら兄弟の仲の良かった時代をもっと描いて、落差を出して欲しいな。オチもよく分からない続編ありきな締めでスッキリしない。ボロカス書いてごめんなさい。木村多江、宮本信子、仲万美は良かった。賀来賢人は柄本時生と顔の構造が似てるww
☆☆
ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック！（２０２３）
レンタル2.9点
いにしえのシリーズ最新作、初鑑賞。独特の雑い３Ｄアニメ、スピーディで快速なティーンエイジ忍者亀の活躍。ジャッキー先生も見せ場があり満足。評判が良かったので楽しみにしていたが、そんなにアガらず。一瞬だけど実写の袁小田と李海生が映ったww
Ｇメン（２０２３）Netflix 2.9点
評判が良かったので。うーむ。設定やキャラは面白いが、演出が学芸会っぽいノリで馴染めず。吉岡里帆の怒鳴り演技は笑ってしまった。アクション場面も単なる殴り合いでは満足しないカラダになっており、殴っているフリにしか見えない。
チャーリーズ・エンジェル（２０１９）U-NEXT 2.9点
おススメで鑑賞。平成リブートは未見。身内が裏切る話は見飽きたがクリステンスチュワートが好きなので許す。エリザベスバンクス監督はコカインベアが面白かったので許す。アラカンな私はやっぱりケイトジャクソン、ファラフォやシェリルラッドのオリジナルTVシリーズの世代。今作でチャーリーがジャクリーンスミスだったのは嬉しいカメオ出演。
クローサー（２００２）U-NEXT 2.8点
なぜか見逃していたのでU-NEXTさんありがとう。技安（ジェフラウ監督）脚本、台湾中国韓国日本からスターが集まり、ビュンビュン飛びまくる面白アクション。良いやん。元奎が好きだし3人娘が好きなので。カーペンターズが流れる22年前の香港映画、楽しかった。
オースティン・パワーズ（１９９７）U-NEXT 2.6点
おバカ映画の代表作。６０年代のタメ演技が面白く、懐古とジョークのバランスが絶妙。カメオで大スターがいっぱい出てて楽しい。過去話題作で見逃している映画をU-NEXTでどんどんチェックしていきたい。
マッド・ハイジ（２０２２）レンタル2.5点
気になっていたクラウドファンディング映画、スイスを徹底的に小バカにして楽しい。グロ描写に力が入り過ぎて肝心のストーリーに驚きがなく大人しい。ハイジ役がもっと上手い女優なら仕上がりが変わったかも。
配信犯罪（２０２１）レンタル2.5点
過激で違法なライブ配信者が悪か？通報もせず黙って見る視聴者は悪ではないのか？という訴えたいテーマは分かるが、円滑に伝わってこない上滑りな演出が残念。脚本は悪くないが、押し寄せる感情のフォーカスが出来ないまま終わる。色々と薄味、もったいない。
ジャンパー（２００８）U-NEXT 2.5点
ううーむ。瞬間移動の映像表現がしたいだけのスカスカ脚本にショック。もっと面白くなった素材じゃないの？ま、クリステンスチュワート祭りの一環だから。って登場1分もないやん笑。
記憶の夜（２０１７）Netflix original 2.3点
韓国サスペンス、おススメで鑑賞。当然ひねってくるゾ、と俄然ミスリードに乗る雰囲気で行方を見守るが、殺人の依頼者が安易すぎて一気に冷めた。結果的に予想を下回る出来。ラストとか良いのに残念。
☆
REBEL MOON パート１：炎の子（２０２３）Netflix original 1.9点
面白くなくって数日おきに再生し何とか観終えた。うーむ。世界観、展開、キャラ全てに既視感。掘り下げも甘いし上っ滑りして可哀想。ソフィアブテラも主役面じゃないよね。映画の持つ求心力がゼロという珍しい仕上がり。面白い映画とそうでない映画の違いって何だろね。
３月４月は、いっぱい映画館に行くぞー！
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