香港電影エイティーズ

香港電影応援団長のKingKongっす!マイケル・リッキー・サミュエルのホイ3兄弟を熱烈応援中!

2024年3つき4つき記録

2024-04-30 18:31:41 | 鑑賞ランキング
2024 年3月と4月に観た映画たち記録です。

すっかり初夏ですね。
劇場鑑賞は9本でした。
観た順でぇす。

3/2 TOHOシネマズなんば 「ゴールデンカムイ」
Filmarks 4.0点 わたし3.9点

原作未読+情報ゼロ+2ヶ月遅れの参戦っ!マンガ原作なので設定にも躓かず気楽に観れました。
ミスミソウが凄かった山田杏奈がイイネ!アクション設計が素晴らしく見せ方が従来の日本映画のレベルじゃない。
「オレは不死身の〜!」の名乗りがアゲアゲ効果で盛り上がる。続編も楽しみ。
飄々と笑わせてくれる矢本悠馬が千鳥大吾に見えるww

3/2 TOHOシネマズ橿原「身代わり忠臣蔵」
Filmarks 3.7点 わたし2.8点

奥様リクエスト。一人二役ムロツヨシの独壇場。笑えて泣ける筋書きだが、琴線に触れ落涙するには至らず。
シニア層ばかりの場内も爆笑は起きず不発気味。悲壮感漂う討ち入りのあとのラグビーでは笑えず、
気持ちの持って行き場が無い。同系統の昨年「大名倒産」のほうが楽しかった。

3/4 イオンシネマ四条畷「ARGYLLE/アーガイル」

Filmarks 3.8点 わたし4.0点
さすがマシューヴォーン!スパイ抗争に巻き込まれる作家、という話に見せかけて
大きくツイストしてくる飽きない展開、キングスマン1で魅せた独特の色彩溢れる映像美。
大好きなサムロックウェル、ジョンシナ!
個人的にはジャッキー成家班のブラッドアランへの弔辞がグッときた。早過ぎるよ涙。

3/9 なんばパークスシネマ「DOGMAN ドッグマン」

Filmarks 3.8点 わたし3.6点
ケイレブランドリージョーンズ圧巻の演技!ワンちゃん賢い!
ベッソン流の悲惨なラストではなく宗教観メインで締めくくったのが意外。
脇役に有名俳優を使えばもっと名作風になったのに。ある意味想定を越えてこない佳作でした。
初恋の告白場面は泣いた。そこがピークだった。

3/30 TOHOシネマズなんば 「流転の地球 -太陽系脱出計画-」

Filmarks 3.6点 わたし3.5点
前作「流転地球」もう覚えてないけど前日譚なので無問題。
173分に人間ドラマと豪華CGがてんこ盛り。世界に恥じない大作を作ってやる!という中国映画人の気迫を感じる。
これ90分で小さくまとめると「あ、チャイナB級SFね」と区分けされてしまうもんね。
この気迫が大事。華仔のキ◯ガイ演技も安定感があり、最後は嬉しかった。
でも挿入されるカウントダウンやデカい文字は要らないww
好きなウージン+華仔だと点数は甘くなるわなぁ。
呉孟達は一瞬だった。合掌。涙。

3/31 TOHOシネマズ天美「ゴールド・ボーイ」
Filmarks 4.0点 わたし3.2点

描きたいことは判るが観客に訴求したいテーマは何なのだろう。
破綻のない犯罪サスペンスなのだが、もうひと捻りを要求してしまう物足りなさ。
一緒に観た奥様「あぁ疲れた」「主人公が◯◯っていう脚本がサイアク」との感想。
子供とは純粋で優しいものであれ、という描き方をして欲しい、って。
それはアンタの勝手な理想やん笑笑。だから疲れたらしいです。
全般に赤茶けた色味が気になりました。

4/1 TOHOシネマズなんば「オッペンハイマー」IMAX

Filmarks 4.0点 わたし4.5点
180分寝たらどーしよう?とビビりつつノーラン信者のワタシは映画の日に馳せ参じました。
圧倒的な面白さ!時間軸が複雑で多層的な表現を使い、原爆の父として赤狩りの対象者として
苦悩した人生に打ちのめされました。大音響と大画面での鑑賞を前提としてるので絶対映画館推奨です。
名優たちの競演、繰り出す専門用語の応酬、栄光と没落、報復と罠、さすがノーラン、3時間たっぷり楽しめました。

4/18 ユナイテッドシネマ橿原「貴公子」

Filmarks 3.9点 わたし3.6点
読めない筋書きで主人公とともに観客も翻弄される展開なので、前半はモヤモヤしますが、
貴公子のキャラが全開しストーリーが把握できたとたん俄然面白くなる。
超絶傑作「The Witch 魔女」と同じだね。不気味な貴公子から愛すべき貴公子へと変貌する映画マジック!
これは楽しめますね。もう一回観たい。

4/21 TOHOシネマズ橿原「ソウルフル・ワールド」

Filmarks 4.1点 わたし3.2点
絶賛の声を多く聞いていたので、奥さんと朝イチ地元シネコンへ。
「生きることの意味」を説教臭さゼロで観客に突きつけるスマートな展開。
観た人がきらめきについて熟考する機会をくれる珠玉のピクサー作品。
奥さんは「人生ベストムービー」と超コーフン。もう一回観る、ディズニープラス加入する、と鼻息が荒い。
私はそこまで刺さらず。




次は、配信とレンタルです。

今月もリピート鑑賞も多かったね。
フラッシュ、流転の地球1、ベイビーわるきゅーれ2ベイビー、とか。

完成度が高い映画は、精神衛生上とても安心できる。
新作のドキドキ感もたまらんけど、愚作鈍作だとショックが大きい。

☆☆☆☆☆

世界の終わりから(2023)Netflix 4.8点
映画館で観逃したので配信ありがたい。監督の感性と叫びが聴こえてくる衝撃作品だった。
伊東蒼のナチュラル演技が凄まじい。彼女のリアリティが映画全体を支えている。
日常生活においてこんな世界なんて終わってしまえ、と呪った自分が居るなら痛切に胸に刺さるストーリー。
エヴァも近年のアニメも全く観ないので比較出来ないが、邦画っぽくない世界観を堪能した。
悲劇の中で描く冨永愛のシークエンスに、愛を感じて素直に感激してしまった甘チャンなボクww

私の少女時代(2015)レンタル4.7点
ビビアン宋の傑作と聞き早速レンタル!王道ラブストーリーで見せ場も多く大満足。
告白せずに引っ張って引っ張って、じれったいなと思わせてからの、という王道演出で泣いてしまった。
アンディ華仔、ジェリー言で昇天wwドジっ子ビビアン宋がキュートで点数大幅加点。
面白かった。

我、邪で邪を制す(2023)Netflix 4.5点

「月老」でキュートな魅力のワンジンが観たくて再生、、、
な!な!なんじゃコリャ!鬼才ウォンジンポーが台湾で撮った犯罪アクション快作だった!
悪が悪を討つ完全にイカれた展開、昭和の邦画か80年代の狂った香港映画のようです。
英題もカッコイイ!「The Pig ,The Snake and Pigeon」
豚の腕時計、腕に蛇の刺青、背中に孔雀の刺青。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024)Netflix original 4.5点
神話のような時代背景がファンタジー味があって楽しめるアクションアドベンチャー。
前半の幸せプリンセス物語から文字通り突き落とされる地獄展開が上手い。
ロビンライトやアンジェラバセットなど強い女性を配しつつ
ナタリーポートマン似の姫さまの素晴らしい活躍で爽快感マシマシの107分!

ノーウェア:漂流(2023)Netflix original 4.5点
ジャガモンド斉藤さんおススメで。コンテナで海を漂流する絶望感、想像を絶するサバイバル、
見ていられないほどキョーレツな場面も多く、スペイン製スリラーの底力を感じる。
悲惨、地獄、悲壮からの希望、愛、生への渇望。予想よりも楽しめたので高得点。


☆☆☆☆

V.I.P. 修羅の獣たち(2017)U-NEXT 4.4点
「貴公子」監督の過去作。異常サイコキラーが北朝鮮高官の息子なので
VIP待遇で捜査する韓国警察と国防省の攻防を描く。
犯人の奪い合いという濃厚なぶつかり合いが面白く、サイコキラーの憎々しい描写が上手過ぎる。
チャンドンゴンのお顔を認知出来ていなかったので繋がらなかったエンディング。
自分の無知を恥じる。

ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022)Netflix 4.4点
中国サスペンス舐めてました。めちゃ悲しくてめちゃハマった。
実話ベースらしいけど、謎が謎を呼ぶ展開にアッと驚く種明かし。
こんな切ない海底からの星空って有りますか?

寄生獣 -ザ・グレイ-(2022)Netflix original 4.3点
面白いので全6話一晩でイッキ見した。
原作マンガも邦画も未見なので、純粋な韓国バケモノ侵略スリラーとして堪能。
余計な恋愛要素なども無く、寄生獣とのバトルが激しく荒々しい。
人間が組織に組み込まれ集団化するパワーを宇宙人が恐れているという設定が面白過ぎる。
異形の哀しみよりも、悲惨な人生で運命を呪う主人公の哀しみのほうが上回る、というキャラが泣ける。

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024)
Amazon original 4.1点
架空の親友役が引っかき回す人情コメディ。何回か爆笑した。
ジョンシナこんなに芸達者でしたっけ?オロオロのザックエフロンが抱える心の闇、
笑えるウィリアムHメイシーなど流石のピーターファレリー作品。
まとめ方が急過ぎだけど面白かった。

パレード(2024)Netflix original 4.0点
スターサンズ河村光庸プロデューサーに捧げられた珠玉の名作。
ラストの展開に泣かされました。藤井道人監督は河村さんによって世に出されたといっても過言ではない。
(初期の超絶傑作「デイアンドナイト」を観て河村さんは「新聞記者」の監督に抜擢した)
これまで河村作品に出たゆかりのスターたちが顔を揃え、綾野剛もカメオで出ている。
革命と映画に生きた名プロデューサー。スターサンズって星の砂だったんだね、、、涙。

神探大戦(2022)U-NEXTレンタル 4.0点
期間限定1,200円配信レンタルで観ました。
狂ってる、狂ってるぅ〜!主人公が狂人だからスゴいテンポで進むし、もう身を任せるしかない展開。
めちゃくちゃな映画なのに面白いのは、やはりらうちんの演技力か。
身体を張った役の多い阿Saもそれなりに老けたが相変わらずキュート。
カルメン李も久しぶりだね。

トマホーク ガンマンVS 食人族(2015)U-NEXT 4.0点
あんこさんおススメで。
乾いた西部劇の世界観がリアルで、圧倒的に不利な蛮族との闘いをスリリングに描く意欲作でした。
当時評論家に評判が良かったらしく、ありし日の西部劇映画のような硬派ムードに、グロな描写が相まって抜群でした。
元レプリカントのショーンヤングにびっくり。原題「骨の斧」なのね。


☆☆☆

ローン・サバイバー(2013)U-NEXT 3.9点
ピーターバーグ監督とマークウォールバーグの実話戦争サバイバル。
リアルな悲劇に胸が詰まる。岸壁落下が痛々しくて、もうヤダ。極限の戦闘と救出劇の緩急が上手い。
映画は面白かったけど凄惨な実話に爽快感はゼロ。エンドロールの実際の写真で落涙。

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022)
U-NEXTレンタル 3.9点
お気に入りのチョンジョンソ。稀有な役柄を飄々と演じポップでファンタジーな世界観に彩りを与えている。
リアリティ皆無なのに、なぜか馴染んでしまう赤い満月のニューオリンズ。清々しい鑑賞後感。
マヌケな登場人物たちを好きになってしまう不思議な映画。「バレリーナ」より100倍良い映画。
山崎紘菜にしか見えないチョンジョンソ。

フレンチ・ラン(2015)Amazon prime 3.9点
イドリスエルバがカッコいいフランスアメリカ合作アクション。
原題は「パリ革命記念日」で邦題のほうが軽めでストレート。テンポ良く爽やかな92分。
スリの青年が巻き込まれるテロ爆破事件。CIAに転職したがってるのが笑える。

ガンズ・アンド・キラーズ(2023)Amazon prime 3.8点
ヌシさんおススメのニコケイ西部劇。
とにかく娘役のライアンキエラアームストロング嬢が映画全体をビシバシに締めて心地良い。
王道西部劇のシンプルな復讐劇なのに、彼女が面白いキャラ設定なので、不思議な爽快感を味わえる。
ニコケイ脇役やんっww

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023)Amazon prime 3.6点
すごく評判が良かったので配信を待ってました。
昭和50年代アニメ再放送見てただけのワタシでも充分楽しめました。
上昇志向の水木サンと飄々とした鬼太郎父さん、横溝正史ワールド+妖怪で面白かった。

人生は、美しい(2022)U-NEXTレンタル 3.5点
評判良いのでU-NEXTポイント消化で。
余命僅かな妻の初恋の人を探す旅に出る夫。不器用・無愛想・無関心な夫をあまりに強調するので、
最後にひっくり返すんだな、と読めてしまう安易な筋書きはマイナス。
健気で明るい奥様に涙は誘われるが、もう少しヒネリを加えたら名作に化けた気がします。
もったいない。

ワールドエンド(2019)U-NEXT 3.5点
ヌシさんおススメのロシアSF殺戮アクション。
確かに152分は長いがキャラ紹介から侵略と攻防がめちゃ大迫力で飽きない。
ラストは続編ありきな感じですが、連続ドラマ的な味わいで楽しかった。

JSA(2000)U-NEXT 3.4点
パクチャヌク監督の超有名作は観ないとね!
38度線の友情、そして悲劇。問題提起というより人間としての根幹に迫る名作でした。
日本人より韓国の人が観るほうが何百倍も刺さる。

ファストフード店の住人たち(2019)U-NEXT 3.3点
以前から観たかった「麥路人」をU-NEXTで発見。
マクド難民が店内で亡くなった実話をエンタメではなく社会問題の提起として描いた意欲作。
アーロン郭とミリアム揚、萬梓良、張達明、苗可秀など有名明星も多数。
淡々とした定型通りの演出はちょっと退屈だが、やるせない擬似家族たちの憤懣や悲しみは伝わってくる。
悲劇が起きても同情や感情移入をさせない脚本もセンスを感じる。

カラオケ行こ!(2024)Netflix 3.3点
1月公開の新作がもう見放題に。
合唱部部長の中3男子とヤクザのドラマを、フワフワとしたファンタジーのようにみせる風変わりなコメディ。
漫画原作なので筋書きにリアリティは無いが、役者の演技は自然で引き込まれる。
説明や押し付けがない演出は好感が持てるが、世間の評判ほど激賞する出来でもない。

ロードハウス/孤独の街(2024)Amazon prime3.2点
オリジナル未見。中盤までは良いテンポ、カメラワークが斬新なアクション場面も良い。
ただスイスイと話が進んで旨味の無い焼肉定食のよう。西部劇西部劇言い過ぎるから、
定型に収まった陳腐な映画に思えて逆効果。バキバキのジェイクギレンホールはさすがの安定感。
ヒロインはラットキャッチャーに似てる、と思ったらダニエラ・メルヒオールご本人だった!好きですww

パニック・フライト(2005)U-NEXT 3.2点
レイチェルマクアダムス目当てで。適度なハラハラで大爆発もありシンプルな展開の85分。
キリアン〝オッペンハイマー”マーフィの好青年からネチネチへの変貌ぶりがGOOD。
邦題は原題通り「深夜最終便」のほうが良かったかも。

THE KILLER/暗殺者(2022)U-NEXT レンタル3.2点
殺しまくる描写はスピーディで清々しいが、ドラマ部が弱く後半まで吸引力が持たない。
圧倒的なチャンヒョクがニヒルでカッコいいのに妻に頭が上がらない設定は良いが、
黒幕が身近過ぎて空虚に突き放されてしまう。敵役の金髪が高須クリニック院長に見える。

パディントン(2014)U-NEXT 3.1点
パディントン2(2017)U-NEXT 3.1点
ニコケイにパディントン2が傑作と聞き、まず1作めを鑑賞。楽しいファミリー映画。
ベン・ウィショーが熊でビックリ。悪役がまさかのニコールキッドマン。
CGと実写が違和感なく、喋る熊もロンドンで違和感なく。
パート2もさらに楽しくさらにモフモフ、テンポ・ストーリーとも申し分ない絵本のような美しい展開。
そりゃあ泣くよね、あのエンディングは。芸達者ヒューグラントも大いに笑える。

愚行録(2017)U-NEXT 3.0点
前半と後半がドッキングし、ブッキーの本性が露わになる展開は良かったが、
哀しき兄妹の子供時代を描かないのは何故か。感情の置き所が変わったはず。
石川慶監督は嫌いではないが、本作は食い足りない。

キャリー(2013)U-NEXT 3.0点
ヌシさんおススメ。クロエもジュリアンムーアも好きなので。
デパルマ版とほぼ同じでビックリ。大暴れは面白いが、まぁそこだけかな。
全体的に哀しみや怒りの積み上げ方の演出がヘタ。アンセル“日本語ペラペラ”エルゴートのデビュー作だった。
ラストの墓場の有名なショッキングシーンだけ改悪されてて、ソコは踏襲してよ、期待しちゃうぢゃないかぁ。
あの場面が好きなのにww


☆☆

マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023)Netflix 2.9点
ジェニファーローレンス、渾身の全裸スープレックス!
キャラ設定も演技も良いが、刺さる展開に発展せずよくある話に終始し残念。
マンイーターのピアノは良かったが、キレイにまとまり過ぎていて忘れてしまう映画。
マシューブロデリックにビックリ。

三体(2023)Netflix original 2.7点
話題のネトフリ版三体、全8話、2日間で完走。
話題の第5話までは観るぞ、と意気込み、5話の殺戮場面でパッチリ目が覚めました。
原作ファンは色々意見があるようですが未読。こんな大作を任されたデレクツァン監督スゴい。
エリックパパも鼻が高いであろう。美しいエイザゴンザレス。
シーズン2観るかどーか今のところ保留。

トゥルーマン・ショー(1998)U-NEXT 2.7点
こーいう未見の有名作は観ておかないと。。。
ほほぉ〜、なるふぉど。生活の全部を24時間完全生放送されている男がそのカラクリに気づくSF的コメディ。
制作当時なら感じることの出来るメッセージ性・異常性・稀有さが、2024年の目線では全く驚きが失われている。
26年の時の流れのほうがオソロシイね。

バニラ・スカイ(2001)U-NEXT 2.6点
ヌシさんおススメ。タイトルだけ知ってたので名作かな、と思い再生したが全く感心せず。
事故までの描写が間延びし何度か停止しそうに。ペネロペクルス嬢がキュートで何とか完走。
ティルダスウィンソンやマイケルシャノンがチョイ役。

サイレント・ナイト(2021)U-NEXT 2.6点
ジョジョラビットのグリフィン少年が双子の弟たちと出た、自分のオカンが監督の終末映画。
おおよそのオチが想定出来るので驚きは無い。コメディとして笑い飛ばせるワケでもなく悲しむワケでもなく。
権威や政府を疑え、というメッセージなのかな。ちょい退屈だった。

ガッデム阿修羅(2022)レンタル2.6点
台湾に生きる6人の人生模様。もしもあの時、というパラレル世界をシームレスに描く。
生きるって選択の連続なんだよね、って話か。意欲作ではあるが淡々としていて味わいは薄い。
ビータ役のファンペイチャって「隣人X」の台湾娘だった。
主人公が仲野大賀似にしか見えない。

ファンタスティック・プラネット(1973)Amazon prime 2.5点
50年前の仏製ファンタジーアニメ。原題通り「野蛮な惑星」で良いのでは。
独特の絵と動きで惑星に旅した気分になれる72分。
家畜やペット、昆虫や小動物に対する認識を改められます。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013)U-NEXT 2.3点
こんな犯罪が実際にあったんです、マヌケでしょ?で笑える人向けコメディ。 
商品やサービスとは、Pain(どんな痛みを取り除くか)か、Gain(どんな効果が得られるか)のどちらかが
キーであるという経済用語。マイケルベイ監督作品とは思えない凡作。

ドント・ハングアップ(2016)Amazon prime 2.1点
ヌシさんおススメで。迷惑系YouTuberを懲らしめるホラーサスペンスだが、
演出がタルくて間延びするのが興醒め。サスペンスが持続できないのは監督の力量不足。
同じ題材の「グッド・ネイバー」を見習え。

隣人X 疑惑の彼女(2023)Amazon prime 2.0点
SFミステリーに見せかけた恋愛ドラマ。テーマ訴求は良いが、ドジっ子林遣都の行動が浅はかで見ていられない。
マスコミ描写も昭和のままでリアリティ皆無、SF映画としての品格を構築できていない。
上野樹里は怪しくて良かったが、結果的に珍品に仕上がっている。

ブルドーザー少女(2021)レンタル2.0点
宣伝イメージと内容に乖離があり、訴求テーマと脚本もチグハグ。
自業自得やん、と思わせない仕掛けがあるにはあるが、余りに弱過ぎるので、暴れる少女の強さのほうが悪目立ちし、
結果的に観客は路頭に迷う。レンタルして損した。





おまえの罪を自白しろ(2023)Amazon prime 1.5点
コメディばかり撮ってる水田監督、なにか有るようでなにも無い上滑り演出がツツツと流れるだけの味のしないサスペンス。「64」の脚本家だな、どうりでスカスカのピーマンか穴あきの蓮根脚本だ。
この愚作を映画館で観たケンティファン以外の人はどういう気分だったんだろう、お悔やみ申し上げます。
山崎育三郎の相棒刑事の演技はなんだ。学芸会か。




合計50本でしたね。

さぁ、5月6月も張り切っていきましょう!

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