まめだの落語日記

落語、講談、歌舞伎、文楽が大好きです。私自身の備忘録を兼ねてその日観た聴いた演目について書いていきます。

2014.3.9  小満ん在庫棚卸し &  喜多八・小ゑん試作品

2014-03-10 10:09:01 | 落語
■小満ん在庫棚卸し

場所:橘家
木戸銭:3,000円


毎月定例の会です。お客様もだいたい30人から40人くらいで定着。


すべて柳家小満ん師匠です。

締め込み
締め込み後日談
鶯宿梅(おうしゅくばい)

仲入り

質屋蔵


おなじみの噺二席と珍しい噺二席の組み合わせ。鶯宿梅(おうしゅくばい)は村上天皇の故事に
ちなんだ噺で、落語的ではあるけれど、和歌も入った故事の説明があるからかなり教養講座的な
噺。そしてこれが小満ん師匠の魅力のひとつでもあると改めて実感しました。

おなじみの質屋蔵では熊さんが酒樽や漬物樽、下駄などをくすねた件が面白く愉しい落語。

いろいろなお顔を持つ小満ん師匠ならではの会で、本日も大満足。



■喜多八・小ゑん試作品

場所:落語協会2F
木戸銭:1,500円

お二人の勉強会。もう9年もやっているとのこと。喜多八師匠曰く「9年もやっているとそんなに
勉強ばっかりしてらんない。」ごもっともです。で、本日はやり慣れた噺をなさるとか。

喜多八  三十石
小ゑん  タイトル失念(仏像好き女子のはなし)

仲入り

喜多八  ぞめき
小ゑん  願い事屋


喜多八師匠の三十石は先日の三田で聴いたばかり。ご本人も寄席で毎日のようにかけているので
今日をやり収めとする、と宣言。何度聴いても愉しい。おばかで素直な森の石松っつぁんが愛おしい。

ぞめきは初めて聴きました。二階に閉じ込められた若旦那が一人花魁との妄想に走るという、
これもひたすらばかばかしい落語の世界。喜多八師匠の演じる若旦那は若旦那というより、プロの
遊び人のように見えましたが。


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4 コメント

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Unknown (777kwb)
2014-03-11 16:55:30
小ゑん師匠の一席目は「ほっとけない娘」だよん。
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Unknown (まめだ)
2014-03-13 09:45:25
ほっとけない娘、了解です。ありがとうございました。
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「落語」ワールド (水カステラ)
2014-03-14 01:52:00
「二階ぞめき」
大好きな噺です。
「粗忽長屋」の様なイリュージョン的ナンセンス。
故右朝師匠で聴いてみたかった。
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Unknown (まめだ)
2014-03-15 22:22:19
水カステラさま:

二階ぞめきではないのです。ただの「ぞめき」。これは私も初でした。二階ぞめきのように二階を吉原のように改造しないで、単純に若旦那の妄想だけなんですよ。
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