まめだの落語日記

落語、講談、歌舞伎、文楽が大好きです。私自身の備忘録を兼ねてその日観た聴いた演目について書いていきます。

2012.10.30 真一文字の会

2012-10-31 09:34:43 | 落語
場所:内幸町ホール
木戸銭:2,000円


いわずと知れた会です。


春風亭一之輔  化け物使い

←友人と、「この間の圓太郎師匠の化け物使いにはかなわないね」ということに。


鈴々舎八ゑ馬  時うどん

←誰がやっても爆笑の上方時うどん。でも笑えないのは何故?


一之輔  蝦蟇の油

←昨日と同じですが、一応これが今回のネタおろしのつもり。ほんとは棚おろし。悔しいので11月は二つネタおろしをするそうです。12月はなんと鼠穴ですって。超楽しみです。


仲入り


一之輔  竹の水仙

←無難によかった。甚五郎物は水戸黄門と一緒の安堵感があって楽しめます。

2012.10.29  兼好・一之輔二人会 「酒」の噺

2012-10-30 08:52:23 | 落語
場所:座高円寺
木戸銭:3,000円


どちらの会にも行きますが、お二人のファン層はあまりかぶってないように思います。


春風亭一力  牛ほめ

←ずいぶん達者におなりになって


三遊亭兼好  野ざらし

←明るい野ざらし。会場が沸きました。


春風亭一之輔  粗忽の釘

←これできましたか。兼好さんが受けていたのが気になったのか、やたらくすぐりを入れてしまって、そこまで現代風アレンジしなくてもいいのかなぁ・・・なんて。



仲入り


春風亭一之輔  蝦蟇の油(酒の噺だわ)

←あっさりとけっこうでした。楽しめました。オチに「お母さん」を入れてしまって、入れた当人が首をかしげてました(笑)。


三遊亭兼好  木乃伊取り(これも酒の噺ね)

←この噺、こんなに難しかったっけ。後半が見せ場なのにその後半がダレます。演者泣かせです。

2012.10.27 第十五回 大手町落語会 林家の香り

2012-10-28 09:49:55 | 落語
場所:日経ホール


チケットいただいたので、でかけました。
大きな会場でなんとなく違和感ある場所です。演者の皆さんも違和感あるみたい。


春風亭ぴっかり  こうもり(新作)

←いっつも「小朝の三番弟子のぴっかりです」って言うのよね。しつこい!しかも三番じゃないし!小朝の弟子がそんなにうれしいかい(怒)


春風亭一朝  天災

←師匠の江戸弁がさえる十八番ネタ


仲入り


橘家圓太郎  化け物使い

←先日鈴本でうかがったばかり


柳家権太楼  くしゃみ講釈 ○

←膝の半月版の手術をして前日に退院したばかり、ということで講釈台が。ネタはくしゃみ講釈。貫禄が違います。この大きな会場でも動ぜず、一瞬にしてお客様を取り込んでいました。さすがです。



2012.10.25  ぎやまん寄席 春風亭一之輔独演会

2012-10-25 22:27:38 | 落語
場所:湯島天神
木戸銭:2,700円


春風亭朝呂久  夏泥

←二つ目昇進を控えてますます貫禄が。寄席の楽屋に二つ目昇進祝いにいただいたお赤飯がとどき、一緒にポチ袋をいただき、トイレでそっとのぞいたらごま塩だったそうで。こういうことをマクラでなにげに触れるってすごいわ。


一之輔  加賀の千代 ○

←甚兵衛さん?のかわいさがますます炸裂。笑いました。


一之輔  くしゃみ講釈 ○

←初です。この噺、三三さんで聴いていますが、講釈部分はやはり三三さんがすごい。でも全体のおかしさは一之輔さんに軍配かな。


仲入り


一之輔  百川

←前半がすごくおかしいのだけれど、後半ダレる噺。噺家泣かせです。もちろん一之輔師匠はがんばってましたが、もっとはしょれればいいのにね。

2012.10.24  鈴本演芸場下席夜

2012-10-25 10:05:03 | 落語
木戸銭:2,000円


途中から入場。


柳家右太楼  ぞろぞろ

←すごく久しぶりに拝見しました。二つ目さんは意図的においかけないとなかなか遭遇しません。おじいさんとおばあさんのとぼけた会話、客の江戸っ子の歯切れのよさ、楽しめました。


橘家圓太郎  化け物使い ○

←以前からテンポがあって気風がよくて好きな噺家さんでしたが、このごろすごくいいのはなぜ?ご本人が化けたのか?一つ目小僧がかわいくって○です。


橘家文左衛門  のめる


春風亭百栄  天使と悪魔 ○

←久しぶりの天使と悪魔。鈴本だからできるこの噺。爆笑でした。


入船亭扇辰  藁人形 ○

←前の空気を一瞬にして変えてしまいました。さすがです。性悪な女郎の目がすごいのよね。


仲入り


柳家さん弥  もぐら泥

←こんな深いところにでているので、驚きましたが、ご本人はもっと驚いているようで、「なんかやります」とだけ言ってはじめたのがもぐら泥。不思議な魅力があって好きな噺家さんですが、何か超えなきゃいけないものがある。照れ?


柳家三三  井戸の茶碗

←何をかけるのかめちゃ楽しみにしていたら黒紋付で登場するなり、正直者は・・・ってんで井戸茶。しかし、眠気が・・・好きな噺で眠くなる・・・っつうのは何かが違うから?







2012.10.23 人形町噺し問屋 その34

2012-10-24 08:33:47 | 落語
場所:日本橋社会教育会館
木戸銭:2,000円


この会もいつのころからかほぼ満席です。


三遊亭兼好  ごあいさつ

←9月はこの会がなかったので、久しぶりの兼好師匠の毒舌(?)。爆笑です。


柳家まめ緑  狸の恩返し

三遊亭兼好  辰巳の辻占

←巻きせんべいから辻占を抜く作業がちょっと違ってました。フっと吹いて辻占を手のひらにのせ、巻きせんべいを食べながら情けない辻占を読む方がいいと思うけど。


仲入り

三遊亭兼好  三軒長屋

←この噺は難しいですね。いつか雲助師匠が全然面白くない噺と言っていたけど、尺が長いし盛り上がる場面もないので、噺家さんにとっては苦労が多いのかも。




月に1回、兼好師匠の明るいオーラに触れると元気がでます。これだけお客さんが増えたのもそんな師匠の魅力に魅せられた人が多勢いるということかと。

2012.10.21 第7回亀戸寄席 桃月庵白酒独演会

2012-10-22 08:40:21 | 落語
場所:香取神社
木戸銭:2,000円


整理券もらってから開場までの間、よくお会いする落語会ご常連の方々とあれこれ。ここは地域寄席なので木戸銭安くてありがたいという話から、いくつかめちゃ安かったり無料だったりする地域寄席の情報を教えてもらいました。

最近の落語会、ほんとに高いと思っているので、こういう情報助かります。



白酒師匠3席です。


安兵衛狐

←亀戸の萩を見に行くという件が入る噺。ご当地ですから。

替り目フルバージョン ○

←珍しくマクラで迷走したので、どうやって噺にもっていくのかちょっと不安に。


仲入り

佐々木政談

←白酒さんの子どもはかわいくてこまっしゃくれていてかなわないです。

2012.10.18 十一代桂文治襲名披露興行

2012-10-20 11:17:40 | 落語
場所:池袋演芸場
木戸銭:2,200円

末廣亭につづき、文治襲名披露興行です。ほぼ満席。

柳家小蝙  やかんなめ

柳亭芝楽  ふぐ鍋

桂右団治  粗忽長屋

桂伸乃介  ろくろっ首

コントD51

桂米助  猫と金魚

三遊亭小遊三  鮑のし



仲入り



口上


柳家蝙丸 死ぬならいま

桂歌丸  悔やみ

ボンボンブラザース ○

桂文治  蛙茶番 ○


芸協の芝居は色物さんがとてもよくて、疲れないいい流れをつくってくれます。寄席での色物さんの役割って重要なんだと、改めて納得。

2012.10.14 春風亭一之輔独演会

2012-10-15 19:41:14 | 落語
場所:ノラや
木戸銭:3,000円

昨日に引き続きというか、こちらが元々予約していた会で、昨日の後援会が突然だったのですが。


春風亭一之輔  代脈


三遊亭天どん  紺屋高尾

←一之輔の会に来ている客が何を望んでいるのかわからないまま、まさかの紺屋高尾。
導入忘れてどうなることかと思いきや、久蔵が実は・・・と告白する場面はなかなか実があってよかったです。1時間やったぜ。


仲入り


春風亭一之輔  提灯屋

←久々聴く噺。天どんさんが1時間やったので、実質二人会です、と。そうね。


打上。一之輔さん、私のこと覚えてていつも会えば「どうも」って言ってくれてはずなのに、この春からの披露興行を過ぎて、見たことあるけどどこでだっけ・・・的なご発言で残念でした、グス。でもめげずに応援しますが。

2012.10.13 いちのすけ たっぷり

2012-10-14 11:01:10 | 落語
場所:月島社会教育会館
木戸銭:3,500円


後援会主催の会です。


■昼の部

林家扇  牛ほめ

春風亭一之輔  普段の袴

*このあと次善にアンケートをとっての質問コーナー。大好きなごはんのお供は(今現在)松前漬ですって。

*自分で選んだのでしょうが、アンケートの中のリクエストできる10演目のすべてが大ネタばかりなので、朝9時半からジョナサンでさらっていたそうで、全部の噺がごちゃごちゃになってしまっているって泣いてました。


仲入り


春風亭一之輔  団子屋政談

←アンケートで10タイトルの中からリクエストの一番多かった演目をということでこれです。私は死神をリクエストしたのでちょっと残念。団子屋政談3回目だし。



■夜の部

柳家さん坊  つる

春風亭一之輔  雛鍔

質問コーナー


仲入り


春風亭一之輔  居残り佐平次 ○

←昼の部で2番目にリクエストが多かったのが居残りだったそうで、夜の部では当然これがかかりました。さらえてないと言っていましたが、すばらしい高座でしたぜ。


1日中ほぼ一人の人の落語を聴くというのは多分はじめて。まったく苦にならなかったばかりか、めちゃ楽しかったし、最後の居残りは堪能できました。多分佐平次の実年齢に近いですよね、一之輔さん。そう思いながら聴いてました。よかった、ほんと。