まめだの落語日記

落語、講談、歌舞伎、文楽が大好きです。私自身の備忘録を兼ねてその日観た聴いた演目について書いていきます。

2012.3.30 三遊亭兼好独演会 人形町噺し問屋その29

2012-03-31 09:08:44 | 落語
場所:日本橋社会教育会館
木戸銭:2,000円

兼好師匠の定例会です。年度末のせいか、空席がけっこうありました。

春風亭昇也  雑排←前座ながら落ち着いていて貫禄ありのマクラだったのですが、噺はあせったのか早口になってしまっていまひとつ。
三遊亭兼好  花見酒

中入り

遠峯あこ ◎ ←こういうの何ていうのかな。アコーディオンをひきながら歌うのです。百栄さんの会でお会いしていて、その時から「らくだ」の「カンカンノー」が聴きたいとリクエストしていたのですが、歌ってくれました。とても明るくて一生懸命で大好きな芸人さんです。

三遊亭兼好  付き馬←もうひとつ若い衆に対するいじめが足りないような。白酒さんの付き馬なんてすごいですから(笑)。




2012.3.25 春風亭一之輔真打披露興行 鈴本夜席

2012-03-25 11:54:38 | 落語
木戸銭:2,200円(前売り)


1時間半前に鈴本に到着。すでに30人くらいの方がお並びで、なんと後援会会長が並んでいらっしゃいます。えらいですね。一之輔ファンの女性(お名前知らないのですが)と一緒になり、退屈せずにすみました。彼女は毎日通っていらっしゃるとか。すごいですね。


三遊亭金兵衛  牛ほめ
春風亭勢朝  落語家英才教育?(新作)
林家正楽  梅とうぐいす 新内流し 真打 一之輔
春風亭正朝  浮世床←この方、一朝師匠の弟弟子なんですね、初めて知りました。
鈴々舎馬風  漫談
ロケット団
柳亭市馬  蝦蟇の油
三遊亭圓歌  漫談
春風亭一朝  巌流島

仲入り

真打昇進披露口上
たい平さんが司会 市馬 一朝 圓歌 馬風 と一之輔さん
たい平さんの花火の打上と市馬師匠の相撲甚句が聴けて楽しい口上でした。

仙三郎社中
林家たい平  粗忽の釘←時間がおしているらしく7分。超特急でしたが面白かった。
柳家小菊

春風亭一之輔  明烏 ◎←とてもよかったです。お疲れなのでしょうが、緊張はしていない様子。力の抜けた、でも気の抜けていない程よいバランス。私の後ろの席に多分奥様が座ってらしたのですが、よく笑っていらっしゃいました。奥様孝行ですね。

さて、あと45日。がんばって!!
私は末廣、池袋とおいかけます。浅草はパス(笑)。
  


2012.3.24 百栄勉強会

2012-03-25 11:54:38 | 落語
場所:黒門亭
木戸銭:1,000円

ちょっと遅れて一席目が終わったところで入場。満員です。

寿司屋水滸伝 ←ご存知喬太郎さんのつくった新作。これを聴きのがしました。
ブリと守護霊 ←犬に守護霊がつくというお話し。特にオチもなく、淡々と犬と守護霊の会話がつづく。実験的な演目かも。

中入り

佐野山 ←珍しく相撲の噺。ご本人お相撲好きなんだそうで。鶴龍(竜?)が急に現れてびっくりと言ってました。確かに。


この会は1,000円とコスパがいいので、いつも満員です。そのせいか、他の百栄さんの会の集客が難しく(赤いシリーズとか)なってるかもです。

終演後、14名で打上。今日は以前赤いシリーズにゲスト主演した遠峰あこさんがいらしていて、その時以来楽しくお話しできました。彼女の芸はとっても明るくてかわゆい芸なのです。アコーディオンを弾きながら歌うんですけどね。

今月の兼好さんの定例会に出るって言ってました。楽しみです。
今日は鈴本夜席で一之輔さんです!

2012.3.21  白酒ひとり

2012-03-22 09:01:39 | 落語
場所:国立演芸場
木戸銭:2,500円

昨日風邪をひいて38度の熱があったとか。あやうく中止にするところだったそうです。
この日は一之輔さんの真打披露興行の初日なのですが、やはりそこ触れてきました。わざわざぶつけた訳ではないし、淡々とやるのみ、というおことば。


柳家さん坊  子ほめ
桃月庵白酒  平林 ○ ←「わーい、」と言ってはじまる「たいらばやしかへいりんか」が、もうめちゃくちゃかわいい。

「とうげつアンサー」で前回アンケートに回答のあと

桃月庵白酒  禁酒番屋

中入り

桃月庵白酒  明烏 ○ ←いつ聴いても楽しい。


来月のチケット買い損ねてしまって・・・くくく
私の場合、この噺家さんのこの会ははずせないと思っている定例会がいくつかありまして。

五街道雲助「蔵出しふたたび」
桃月庵白酒は「白酒ひとり」「白酒・甚語楼」
春風亭百栄は「定例勉強会」
三遊亭兼好「人形町定例会」
春風亭一之輔「真一文字の会」←これはなくなりまして7月から新装開店だそうです


もちろんこの方たちの他の会にも行きますし、他の噺家さんの会にもいきますが、はずしたくないのが上記定例会です。この中で白酒ひとりはチケットを取るのが一番難しい会です。次回の売出日をうっかりチェックし忘れてました。ついでに次回「白酒・甚語楼」もチェックもれで完売。わーん。




2012.3.20 春風三人会&三人吉座

2012-03-20 21:48:13 | 落語
本日はダブルヘッダーです。

■春風三人会
場所:中村学園講堂
木戸銭:2,500円

古今亭喬介  開口一番
隅田川馬石  幾代餅

中入り

三遊亭兼好  粗忽の使者
三遊亭遊雀  宿屋の富

馬石さんのファン、兼好さんのファン、私のような二人のファンが入り乱れておりました。面白い取り合わせ。


■三人吉座
場所:藪伊豆蕎麦
木戸銭:2,500円

林家扇  開口一番  元犬
隅田川馬石  替り目
古今亭菊志ん  小言幸兵衛

中入り

春風亭百栄  大工調べ ←大爆笑でした。やっと聴けました、師匠の大工調べ。言い立てもなかなかでした。棟りゅうが与太郎に「どうして言ってはいけないことを言ってしまうんだ?」の問いに「それが業の肯定です」には笑いました。


今日は珍しく三人会の二本立て。馬石さんがどちらにもご出演だったのですが、春風では一番光っていたようですのに、吉座では一番精彩を欠いていたような。面白いですね。組み合わせやネタによるのでしょうが。

2012.3.19 真一文字の会 

2012-03-20 10:58:15 | 落語
場所:内幸町ホール
木戸銭:1,500円

一之輔さん、二つ目として最後の勉強会です。会場はもちろん満席。昨日もおとといもその前の日も一之輔を聴いたという方ばかり。すごいわ。

一力  子ほめ ←かなりいいのですが、ゆっくりしゃべりすぎ。
一之輔  五人廻し○ ←変なキャラがたくさんでてくる噺ですが、合ってます、彼に。
一朝  片棒 ←サプライズ出演。皆様大喜び。ネタはテッパンの片棒でした。

中入り

一之輔  紺屋高尾 ←春風亭はこっちなんでしょうか?ところどころいつも聞いているストーリーと違うのね。1年ではなく3年お金貯めるとか、花魁に正体を告白するのは朝ではなくて床入り前だとか。この噺はまだ合ってないと思われます。


いよいよ真打披露を控えているのですが、ご本人はまな板の鯉状態で落ち着いています。二つ目から真打へという最も飛躍する時期の直前直後を通して目撃できるって幸せです。

2012.3.16  春紅亭

2012-03-17 09:15:26 | 落語
場所:らくごカフェ
木戸銭:2,000円

1年半ぶりの開催。真打披露を控えた大忙しの一之輔さんを聴きにやってきました。
入口で世話役の方から真打昇進祝いの紅白のワインがふるまわれました。おいしかった。


入船亭辰じん  一目上がり←いつもながらしっかりした落語。
桂紅雀  向付←枝雀師匠のDNAがつながってます。
春風亭一之輔  花見の仇討←向付で眠ってしまった目がばっちり開眼。

中入り

春風亭一之輔  干物箱←私は初めて。好きな噺です。
桂紅雀  替り目(ではないのですが、酔っ払いが神さんにからむ噺)


昨日の後援会のパーティに引き続きご参加の方も多かったようです。パーティは着物姿の女性が多かったとか。年齢層はやや高めとも。年増にもてるのね。

やせてしまった一之輔さんが痛々しいですが、本人はマクラで幼稚園の二男の初恋の話などしていていたって呑気な様子。

一生に一度の大舞台、期待してます!



2012.3.14  五街道四門双蝶々リレー口演

2012-03-15 22:04:29 | 落語
場所:日本橋劇場
木戸銭:3,000円

雲助一門のリレー口演です。双蝶々のリレーを雲助一門で聴けるなんて、生きててよかった!日本橋劇場に花道が出現。この花道を照れたり、きどったり、あるいは役そのもののになって4人が通りました。

桃月庵白酒  発端 長屋
蜃気楼龍玉  定吉殺し
五街道雲助  権九郎殺し←まさに雲助の本領発揮の舞台でした。落語なのでしょうか?芝居なのでしょうか?やはり芝居がかりの落語なのです。すばらしかったです。

中入り

隅田川馬石  雪の別れ


四者四様ですばらしかったです。本日の公演そのものが◎。雲助師匠の出のときに幕が引かれて会場が明るくなったので、箱根八里が鳴っていたにもかかわらず大勢の方が中入りと勘違いしてゾロゾロと退出。あわてて皆戻ってくるというハプニングがあって、落ち着きませんでした。運営ミスと言えますが、雲様はちっとも気にしてないと思います(笑)。

2012.3.10 鈴本上席夜

2012-03-11 11:50:27 | 落語
木戸銭:2,200円

百栄さんがトリの最終日です。けっこういっぱい。

林家ぼたん  悋気の独楽 ←ほんと、この方いいわ。明るいしテンポがいい。
柳家小せん  金明竹 ←こういう噺は小せんさんに合いますね。
古今亭志ん輔  豊竹屋
金原亭馬生  辰巳の辻占
五街道雲助  強情灸 ○

中入り

三遊亭歌武蔵  親子酒 ○←熱演!爆笑でした。
春風亭百栄  露出さん

全体に充実に内容でした。百栄師匠には違うネタを期待したのですが、7日とかぶってしまってちょっと残念。

2012.3.7 鈴本上席夜

2012-03-08 20:25:08 | 落語
木戸銭:2,200円

林家ぼたん  シンデレラ伝説○←この方なかなかいいのです。かつ舌はっきり、メリハリしっかり、笑いのツボもOK。応援しちゃう。
柳家三之助  替り目
春風亭一朝  幇間腹○
春風亭正朝  たらちね
五街道雲助  壺算←この噺で笑うのは難しいです。雲様でも無理でした。

仲入り

三遊亭歌武蔵  猫の皿
春風亭百栄  露出さん←席亭が留守ということでかけたとか。どんだけ気が小さいの?


3回行くと百ちゃんのサイン入り手ぬぐいがもらえるのですが・・・あと1回は行くぞ。