まめだの落語日記

落語、講談、歌舞伎、文楽が大好きです。私自身の備忘録を兼ねてその日観た聴いた演目について書いていきます。

きく麿レストラン第7回

2014-11-23 11:13:05 | 落語
2014年11月22日(土)18時開演
落語協会2階


きく麿師匠の勉強会。本日はひょんなことから「やる」と言ってしまった「芝浜」がかかります。
どうなることやら・・・と期待に胸をふくらませて参戦です。


林家きく麿  守護霊 

仲入り

林家きく麿  芝浜



不覚にも私、泣いてました、師匠の芝浜が終わったとき。すばらしい芝浜でした。
実はこの芝浜、雲助師匠が元なのです。ですから、ご存じの方も多いと思いますが、あっさりしている。
泣かせに走らない江戸前な芝浜です。それを見事に受けつぎ、もちろんきく麿流のおちゃらけもあったの
ですが、ほぼ基本通り雲助型でした。

なんでもこういう噺は照れてしまうとご本人。しかも自分で泣けてしまうので演じるのが嫌だとか。
これは稽古が足りないからだとしきりに反省していましたが、もっともっとかけて欲しいとマジで
お願いしました。

寄席でも新作だけではなく、古典をもっとかけていくべきと真剣に思いました。この師匠の古典、いいです。


守護霊という新作もとってもグー。小学生の男の子ふたりの喧嘩がベースなのですが、この喧嘩が
すごくリアルでおかしい。これは寄席でたくさんかけたらよろしいのでは。どんな方にとっても
子どもの喧嘩は身近に感じるテーマですから。とってもいい新作ができました。

昼間の天才鯉八、夜の鬼才きく麿とだいだい大満足な一日がしゅうりょーーー。


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