羽田三郎

切り継ぎの魔術師羽田二郎氏に敬意を表して

やっぱり古典蒸気が楽しい(2) UP119(2)

2020-10-04 16:56:40 | Nゲージ

先台車を作成します。まず軸箱を作ります。



1枚板の上で穴あけした板をはんだ付け後切り離し、自作のジグにハメてフランジ部分を揃えました。


フレームはこんな感じの5ピースにしました。t0.5です。これをはんだ付けしました。


接合部にピンを打ちました。写真はパイプで作ったジグで穴あけの練習をしたところです。


釣り合い梁はt0.3の4枚重ねで整形&穴あけ後分離しました。


2枚構成の釣り合い梁の間に挟む0402パイプをジグにはめ込みすりきりで切断し、0.2ドリルで引っ掛けて取り出しました。


穴にマジックで塗った0.2ベリ銅線を芯にして、切断した0402パイプを挟んではんだ付けしました。


板バネはこのような構成になります。


板バネはt0.1x0.5の燐青銅の帯板で切り出し後に写真のジグでセンターに0.2穴を開けました。
帯板を右側の折り返した部分に刺して中央の太い部分に突き当てた時に帯板の中央に0.2穴が開くように折り返した板と中央の板の合わせる位置を調整しました。


帯板のセンターに穴を開けれれば一回ピンに通して切断、180度回転すれば反対側も同じ長さに切断できます。


板バネの長さは10倍図を描くと方眼紙の1mmの精度で書けば0.1mm精度で長さが出せます。


曲線部分は方眼紙の寸法が入っているところを切り取りあるいはコピーして定規にすると曲線が容易に測れます。


板バネにリンクが入る部分は図の様なパイプを板の端にはんだ付けしたものに帯板を通してピンセットやカッターナイフの刃で丸めました。板の端からの飛び出し量が0.55mmになったので55の刻印を打ってみましたが失敗しました。


一番長い板に0.2線を通してはんだ付けして、他の板も丸めてそれぞれ微妙にテンションがかかるようにしてから重ねました。


釣り合い梁に通しました。写真右がリンクを通した状態です。リンクは0.2線をコの字にしたもので通した後に端面をヤスってコバが立つようにして抜け止めにします。抜きたいときはむりやり抜くかコバの立ってるところを削ります。


組み上げました。


車輪がないとこんな感じです。


動作状況です。(まだ渋いですが)


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