(前にちょっと書いた気もしますが)長年ホラーが苦手で敬遠して生きてきました。
あの理不尽に殺されていく感じと、やっぱり幼児には殺戮シーンの刺激は相当なもんで。
「13日の金曜日」がおそらく最初に見た(というか目に入ってしまった)作品で
それは当時医学生だった叔父が勉強のために(?)見てたらしいんですけども
今思うとそんなん幼児の前で見るなと。叔父には言いたいところだったな……
ホラーはダメだけどミステリーは好きで割とよく見てて
火曜サスペンス劇場とか土曜ワイド劇場(でしたっけ?)はよく見たし
昔はけっこう深夜に金田一耕助の映画を再放映してたりしたのでそういうのよく
見てたな。
残虐シーンがあってもミステリーはなぜか大丈夫だった。
どうしてなんだろうなーとずっと思ってましたが
今になってYouTubeのゲーム実況でならモノによっては大丈夫、ということに気づいていくつか見てて
なんていうか 作者のつくる世界に納得できないと 途中でも(もういいかな)って思うところが
ある種のファンタジー作品と似てるなと思いました。
ここで突然ファンタジーの話も混ぜて話をややこしくしてすみません。
ホラーと同じくファンタジーも苦手意識があったんですよ。
ファンタジーの中でもどこか現実と地続きなのは割と大丈夫で(たとえば『千と千尋の神隠し』なんかはOK)
まったく今の世界のルールが通用しない、ぜんぜん別の世界の話はよほどうまく書かれたもの以外
(は……???)ってなって最後まで読めなかったんです。
そんで、最近ホラーゲーム実況をいくつか見てたところ
賢そうなキャラが、それまでの理不尽な状況をどんなに考えて整理したとしても
途中で敵に「実はこういうルールもあるんでした〜」 ってされると冷めるし
原型とどめないくらいめちゃくちゃになったご遺体が、いつの間にかまた復元してゾンビとして?
復活されても (それはないでしょ、いくらなんでも)ってなって、冷めてもう続きが
どうでもよくなることに気づきまして。
ホラーとファンタジーどちらも「現実と地続きかどうか or 作者の作る世界に順応できるかどうかで
最後まで見ることができるかが変わる」な……と。
なんでかわかんないけど私の中でこの2つのジャンルは同カテゴリなんだな、というのがわかったというか。
(意味通じてますでしょうか)
ホラーだめだけどミステリーは大丈夫なのはおそらく
理不尽な殺戮はあんまりなくて、わたし自身が納得しやすいからだと思いました。
理屈がわからない作品は理解にエネルギー使うから嫌なんだろうな…
心身ともにパワー不足だから……
ハマれなかったホラー作品のいいところは、一度そう認定するともう怖さはあんまり感じずに
「はー、そういう展開で来ますか」みたいに だいぶフラットな感情で読めることですかね。
その点だけでも気づけてよかった…かもしれない。
映画は音も刺激的だしまだ無理そうだけども。
あと現実と地続きなホラー、上手なやつは怖すぎて、それはそれで最後まで観たくないかも 笑
ホラー作品を好んで視聴してる人はどんな風に楽しまれてるのかなあ
たくさん見るともう怖くなくなるのか、それとも新たな怖さを追い求めて
いらっしゃるのか
周りにあんまりいないので、一度お話聞いてみたいです😊