彼岸も過ぎ、段々春めいてきましたね。
しかし、もう一回寒の戻りがあるそうです。(とくダネ!あまたつ氏弁)
昨年の12月に当店にて購入したネモフィラ。
あの極寒を乗り越え、今可愛らしい花を咲かせています。
デジカメも、カメラ付きケイタイも持ち合わせていないので
写真はお店のネモフィラです。
まだデコが花苗を扱う前、とあるホームセンターにて始めてネモフィラの苗を買ったものの、花をつけるまでに至らなかったことがある。
今度は、何度も襲い掛かる積雪や朝霜に負けることなく、ピンと芯を張っている緑の葉に励まされていた。
今月に入って、彼岸を迎える暖かい頃に、かわいいつぼみを蓄えているのを見た時は、本当にうれしかった。
自然を愛でることは、どんな小さなことでも大事なことなのだろう。
ここはまだまだ自然があるし、植物、動物と自然な形で当たり前のように触れ合っているんだなと感じさせられたことがある。
それは、先日、米子コンベンションセンターで開かれた
安藤忠雄氏の「健康都市つくり」というテーマの講演会を聞きに行ったときのこと。
「人にとっていい建物は自然を知る、「生き物」を知らんといかん。」ということで、動物や植物とかを育てたことのない新所員達(某国立大卒の方々)のために、事務所近くの場所に樹木を植え、それぞれに世話を課したところ、雨上がりの朝、わざわざバケツに水を蓄え、「自分の木」に水遣りをしに行こうとしている。という話を聞いて、会場中にワッと笑いが起こった。
「ここの人たちには馬鹿なことでも、状況判断することなく「決まりだから」と行動する。」
「そんな人たちが官僚になってるんですね、この国は。面白いですね。」とも。
やはり関西人の安藤氏。..ならではのお話は面白かったです。
「健康都市つくり」・・・
「健康」とは「夢」を持つこと。老いも若きも夢を持つこと。
「健康」とは他人にしてもらうのではなく自分でしていくもの。
その土地、その土地で踏ん張って夢を持つこと。そこには、周りのお蔭も有り、それに恩返しをする。
そういう風に受け取りました。
若い頃から「夢」を持ち、そして超人的な「パワー」をも持ち合わせていた安藤氏。それは、今も持ち続けていらっしゃるんだなぁ。と、ただただ感嘆!
自分自身を、自分の周りもきちんと見つめて生きてゆきたいな。
なんて思っちゃいました。
講演後、しっかりサイン本を手中にしたのは言うまでも無い。
カメラ付きケイタイではないので写真は撮れず。
(皆さんパシャパシャやってた
のに、安藤さん嫌がりもせず、サイン書いてた
)