北海リサイクルセンターのお仕事

北海道にある産業廃棄物処分場の日々を中心に地域の情報や管理人の趣味を綴るブログ

相棒はドットプリンター

2012-02-04 | 今日のお仕事
北海リサイクルセンターは産業廃棄物の処分場ですから、当然のように
「産業廃棄物管理票」=廃棄物マニフェストというものがあります。

年に数回程度しか排出されないお客様などはまとまった数での注文はしませんので
そういった方々へお分けすることがあるからです。
また自社が排出事業者になる場合の印字もこちらでやるため常に用意をしています。

使用する枚数が多い場合などは、お客様からも印字も依頼されます。
7枚綴りのマニフェストへの印字ですからドットプリンターは必需品。
いえいえ、もはや相棒の域と言えるでしょう。


私の相棒です。





この後ろにもう1台、先代がいるのですが以前から機嫌が悪くて・・・。
とうとう昨年この子を導入してもらいました。
今の仕事はもっぱらこちらで済ませています。




思い返すと私が入社した当時、マニフェストが7枚綴りに変わった頃のことでしょうか、
まだ北海リサイクルセンターにはドットプリンターがありませんでした。
あるときまとめて40枚のマニフェストを持ち込まれまして、翌日までに返して欲しいと
そんなふうに頼まれました。

事務員は1人。持ち込まれたのは午後も遅く。
できるだけお客様のそういった要望には答えたくて頑張りました。
当然残業になって、頑張ったのですけれど、途中で泣きたくなりました。
なぜかというと判子の押しすぎで右手首が痛みだしたのです。

1部のマニフェストに運搬業者の判子を7回、処分業者の判子を7回、
そして運搬先の事業場の判子を7回押さなければなりません。
それはすでに処理が終わっていた廃棄物でしたので、更に処理完了印を8回。
全部で1000回以上押し続けたということが、あとの計算でわかったときには
納得の痛みでした。

その頃のことを思い出すとなんて幸せなんでしょう。





無知だった私もいくらかの知識を身に付けました。
それと同時にお客様の方も勉強されたのでしょう。
今では皆さん法に則り一緒にマニフェストを渡してくださるので、
あとでヒーヒー言うこともなくなりましたし、相棒のおかげで
その場でチャチャッと済ませられるようになりました。


皆さんの力強い相棒はどんなものでしょうね?


相棒が頑張ってくれたので定時に帰宅できそうです。
本日もおつかれさまでした。


ユキ






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