Højskolen Snoghøj Japan

Højskolen Snoghøjの生活について書いていこうかと思います。

Global Meating

2011-09-30 22:39:05 | 学校生活
毎週金曜日の朝9:00からはGlobal Meatingというミーティングが開かれます。
(この週一度のミーティングは他のホイスコーレでも行われているようです。)

毎回生徒の中から2名議長を選出して、グローバルベースキャンプ内の授業の進め方などについて話し合います。

初回に関しては、教師から議題が与えられ、
今後GBC内でどういった活動をしていきたいか?」ということをテーマに、
各自、授業で行っていきたいことを出し合っていきました。

また、「授業の遅刻を無くすにはどうすればよいか?」というテーマで行われた回があり、 生徒一人一人が案を出し、ディスカッションをした結果、
「遅刻者は教室の掃除のする」というペナルティが設けられました。

その他には、「デンマーク語の授業の進め方について」というテーマがあげられ、
文法が多いので、会話の時間を設けてほしいという提案や、
テストを行いたいという声がほぼ全員から上がり、
隔週でテストを行うことが決定しました。
これには、担当の教師も驚いていたようです。
(ホイスコーレでは原則テストは行われません)

基本的に生徒の側から声が上がれば、可能な限り意見が反映されるようになっています。
ちなみに冒頭で毎週金曜日にミーティングが行われると書きましたが、
このミーティングの実施回数についても議題に上がり、
「話し合うテーマが毎週あるわけではないので、隔週でもよいのでは?」
という意見が多数上がったため、現在は2週に一度のミーティングになりました。

議論への参加の積極性に関しては、個人やテーマによって差はありますが、
自分たちの学校生活に関することなので、基本的に意見は出ますし、
議論に詰まってしまった時には、教師がうまくフォローを入れて議論が進むようにもしてくれます。

ここで大切なのは、やはり生徒主導で議論が進んでいくことであり、
教師はあくまでフォロー役にまわっていることだと思います。

デンマークの義務教育では、学校の運営、方針を決める会議に、
教師や保護者などの大人たちの他に、
生徒である子供も数名、同じ会議の席に座り、対等に意見を述べることができると聞いたことがあります。

授業を受けている、実際に学校生活をしている生徒が主役となって、
それを教師や職員がサポートしていくこの形は、ホイスコーレの、デンマークの教育の一つの特徴だと思います。

英語の授業

2011-09-08 01:26:58 | 学校生活
ホイスコーレンスノウホイでは、英語の授業があります。
ちなみに、英語の授業を持つホイスコーレは珍しいとのことです。

授業は、教師のマイケルから配られるプリントを中心に進められます。

授業の時間を2時間半とすると、
(途中15~30分のティーブレイクがあるため)
基本的には文法とSpeakingを授業時間の半分ずつ行います。
また、最近はデンマーク映画や洋画を英語の字幕で見ることもよくあります。

文法はEnglish Grammar In Useというテキストをコピーしたプリントが配られ、
問題を解いていきます。

はじめに各自一通り問題を解いていった後、全員で答え合わせをします。
マイケルの指名により、生徒が自分の回答した答えを発表していきます。

答えを間違えてしまった場合は、すかさず他の生徒からフォローが入ります。
また、なぜその回答をしたのかを問われることや、、
反対に教師の提示した正答に納得がいかない場合にディスカッションが始まることもあります(笑)

ただ、○×をつけていくのではなく、正しく理解をしていくという意味では、
こういった答え合わせ一つにしても重要なことのように感じます。

Speakingについては、こちらもプリントが配られ、
毎回各テーマに沿った質問が数十個用意されており、
3~4名ほどのグループに分かれ、質問→回答を繰り返していきます。

テーマは、文化やファッション、アート、食、広告、自分自身についてなど、
中には日本語であっても、答えるのに困ってしまうような少し難しい質問もあるように思います。

ただ、こういった質問に答えていくことで、改めて自分がどのような思考や嗜好を持っているのかを
考えさせられたり、クラスメイトの考えを知ることで改めて自分について考えさせられます。

自分自身や他者の回答により自分自身に気付きを与えてくれる。
これこそ、ホイスコーレの目指す、
対話の相互作用による自己啓発なのではないかと思います。


授業全体のバランスがよく、
飽きずに、楽しみながら学ぶことができています。

フレゼリシアからホイスコーレまでの交通手段

2011-09-05 20:55:14 | 基礎情報
今回は、フレゼリシア駅からホイスコーレまでの交通手段について説明します。

Hojskolen Snoghojはユラン半島のフレゼリシア(Fredericia)という町にあります。
コペンハーゲンから電車で約2時間でしょうか。
フレゼリシア駅から学校まではバスで行くことをお勧めします。

電車を降りたら、まずセブンイレブンのある方の出口に向かいます。


外に出ると、右手にバス停が見えます。


ホイスコーレへは3番バスに乗っていきます。
但し、バスは1時間に1本しか来ないので注意してください。


チケットは運転手から買うことができます。
Hojskolen Snoghojに行きたいと言えば19krで購入できます。
所要時間は約20分ほどです。
最初はどこで降りるかがわからないと思いますので、
運転手に着いたら教えてもらうようにするといいでしょう。

バスを降りると反対側の通りににHojskoleと書いてある看板が見えます。


その通りをまっすぐに進んでいけば、学校が見えてきます。


正面の入り口から入り、左手が事務所になっているので、
職員と思われる人に、「新しく来た学生」との旨を伝えれば、優しく迎え入れてくれるはずです。

一日の流れ

2011-09-02 18:54:37 | 学校生活
ホイスコーレンスノウホイのカリキュラムは非常にゆったりとしたものになっています。

一日のスケジュールとしましては、

7:15~8:45  朝食
9:00~11:45  授業(途中30分程のティーブレイク)
12:00~13:30 昼食&昼休み
13:30~15:30 授業(途中10分程のティーブレイク)
15:30~18:00 自由時間
18:00~19:00 夕食
19:00~    自由時間

このようになっています。

朝は各自、朝食に間に合うように起きます。
洗面台が各部屋についているため、身支度時の奪い合いはありません。
(もちろんルームメイトと奪い合いになる可能性はありますが)

身支度を終えたら、朝食を取ります。

食事はすべてビュッフェ形式で、
朝食は、基本的にパンとハムとチーズ、シリアル、フルーツが用意されています。
飲み物は主にコーヒー、紅茶、牛乳が出されます。

朝食を取り終えたら、授業の行われる教室に向かい、午前の授業を受けます。
大抵、クラスの誰かは遅刻しますが、
あまりに酷いようですと、ペナルティが設けられるので、遅刻はしないように注意しましょう。

授業についてですが、英語、デンマーク語のいずれかは、毎日授業があります。
そのほかには、音楽、メディア、スポーツ、課外活動などがあります。
また、授業の間には30分ほどのティーブレイクがあり、コーヒーや紅茶がでます。

午前の授業が終わったら、昼食をとります。
昼食は、朝食に比べ少しバリエーションが豊富です。

昼食を取り終えたら昼休みですが、
月曜日と木曜日は掃除の時間となっていて、
各自、自分の部屋の掃除や使用している教室の掃除を行います。

昼休みを終えたら、午後の授業を受けます。
午前と同様で、授業の間にはティーブレイクがあります。

午後の授業は15:30には終了します。
そのあとは、基本的には自由時間となり、
部屋で過ごしたり、リビングでビリヤードをしたり、勉強をしたり、近くの町まで出かけたりと、
各自思い思いに時間を過ごします。

18:00になったら夕食を取ります。
夕食は一日の食事でおそらく一番豪華(?)です。

また、夕食時に学校の職員から翌日や、行事についての案内が行われることがあるので、
なるべく遅れずに行くことをおすすめします。

夜も基本的に自由ですが、
時には遅くまで語り合ったり、
部屋でお酒を飲んだりして過ごすのがよいのかもしれません。
(スノウホイでは週末以外はリビングルームでアルコールを飲むことができません。)

冒頭に書いたとおり、一日のスケジュールが非常にゆったりとしたものになっています。
空き時間をいかに上手に活用するかが、ホイスコーレ生活を有意義に過ごすコツかもしれません。