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何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

090828(金) きたやまおさむプロデュース-フォークル版-「イムジン河」コンサート

2009年08月29日 20時57分18秒 | 音楽
フォークル再結成から早7年。
和幸はその後何度もライブがありましたが、きたやまさんは久し振り。
レクチャー&ミュージックにもなかなか行けずだったので、あの歌声が聴けるのが楽しみ
この日のチケットはSOLD OUT。私もチケットが取れませんでしたが、
幸運にも譲って頂けて、参加出来る事になりました。

きたやまさんがナビゲーターで、色んな『イムジン河』が紹介されて、ゲストが唄ったり、映像や唄が流されました。
最初は加藤さんが唄う原曲。ハングル(「ネイティヴじゃないから発音は・・・」と仰っていましたが。)で
メロディーもフォークル版とは若干違う。加藤さんアレンジの民族音楽風。(床に絨毯を敷いて座って演奏)
加藤さんはこの日、きたやまさんに使われて(ちょっと言い方悪いけど)ステージ上で移動しまくり 
学生時代、朝鮮学校でこの曲を耳にした松山猛さんが唄う。
フォークルで自費出版でアルバムを作り、ラジオ局に持ち込んで大ヒット。
懐かしい映像が流れると、若々しい加藤さんやきたやまさんに会場から笑い声
ところが、『イムジン河』は発売&放送禁止になってしまった。
でも、唄は形を変えて流れる。
他のグループが歌詞を少し変えて『リムジン河(ガン)』としてリリース。「20万枚位売れて癪に障った」ときたやまさん。
この唄を唄った幸ちゃんも「だって、これしか買え無かったから」買ったそう。(この唄、メロディーも原曲でした)
フォークル版とこの唄をカップリングにしたレコードもリリースされた事も。(この何でもアリな感じって何
高石ともやさんや杉田二郎さんのように、ずっとコンサートで唄い続けてくれた方もいらっしゃいました。
「アルフィーも、まだフォークの頃、エンジェルギターとか弾いてない頃に、”フォークソング紀行”というツアーで
ずっと唄ってました」と幸ちゃん。これはきたやまさんも初耳だったと。
そんな『イムジン河』が更なる進化を始めたのが1998年以降。歌詞を変えて唄われるようになる。
ある歌手の方の『イムジン河』では、想いを馳せているだけでなく、皆が集う。
(この日、青木まり子さんが唄いました。)
キム・ヨンジャさんが「紅白」で別の歌詞で唄い、これはカラオケにも入っているそう。
幸ちゃんが『Kトラ』で特集を組んで、賞を貰った。
『パッチギ!』という映画が生まれた。(主人公がラジオで唄うシーンが流れた)
YouTubeでは色んな『イムジン河』が聴けるようです。
フォークル発禁版『イムジン河』がリリース。チャートの10位に上った。
そして、2002年フォークル再結成。新たに加筆され『イムジン河~春』となった。
更に加藤さんのアイデアで、フランス語で。(去年の和幸ライブでも披露されたので、ご存知の方も多いかと)
ジョン・チャヌさんのバイオリンとピアノ演奏のインストゥルメンタル。メロディを耳にして浮かぶのはそれぞれの『イムジン河』。
韓国の伝統舞踊”サルプリチュム”で『イムジン河』を表現するという試みでは、
金利恵さんがハングルで書いた詩を唄い、2番の日本語訳(きたやまさん)を青木さんが唄い、舞踊へと展開。
金さんは「韓国には”恨”という、叶えられない夢やどうにもならない思いを意味する言葉があります。
”恨”がとけるのを感じて貰えたら・・・」と仰っていました。
きたやまさんは、数日前に出版された蓮池薫さんの著書の中から、イムジン河を聴いて
「日本に帰りたい」と思っていたという話を紹介して、
「河は色んな所に存在します。北から南へ、南から北へ、朝鮮から日本へ、
『イムジン河』は”帰りたい人の唄”です。」と。
最後は、フォークル発禁版『イムジン河』で締めくくられました。

15分の休憩を挟んでアンコール(笑)
一曲目は、きたやまさん抜きで『感謝』
加藤さんのリコーダーが上手く行かずやり直して、イントロは上手く行ったんだけど
でも、そんなフニャっとしたリコーダーに体温を感じたりする。(加藤さん的にはどうか解らないけど)
『悲しくてやりきれない』今ではすっかりお馴染みのサンシンバージョン。
フォークル再結成でもやらなかった(きたやまさん曰く「地上でやるのは3回目」)の
『コブの無い駱駝』はきたやまさんのボーカルが最高でした
決して、決してお上手では無いのですが、この歌声、癒されるわ~
アンコール最後は『あ・の・す・ば』でした
そしてアンコールのアンコールは、この日の出演者が全てステージに上がり、全員での『イムジン河』
唄は河の様に流れて、海を渡って、空を越えて、どこまでも広がっていく様でした。

唄の言葉(歌詞)って、とても大切なものだと思います。
同じ事を唄っていても、言葉の使い方に惹かれる。
だけど、同じ思いが色んな言葉で、こんな風に広がっていくのも素敵だなと思いました。
今回、色んな『イムジン河』を聴き、言葉の響きだけでなく、歌詞、訳詩を読んで感動しました。
これらの歌詞・訳詩をまとめて本にして欲しいな。
どの唄も、どの言葉も、本当に素敵だった。想いに溢れていたから。

そして、きたやまさん。
この素晴らしい”今日しかない”コンサートを有難うございました
だけど、「また35年後に逢いましょう~」じゃなくて、
近いうちに(唄)声を聴かせて下さいねっ

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