何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

20110502&03押尾コータロー 岐阜&三重

2011年05月06日 01時35分23秒 | 音楽

3月19日から始まった押尾コータローさんの『Hand To Hand』ツアーにようやく参加して来ました!
岐阜公演の岐阜市文化センターは、小田さん監督第二弾『緑の街』の上映会に行って以来。
生の押尾さんを観るのは2月のニコニコ生放送以来で、そんなに時間が経っていない筈なのに、
震災より前の出来事が凄く遠くの事のように思えていて…。

岐阜はギターの製作でも有名な所で、押尾さんも「ギターが喜んでるみたいです」と嬉しそう。
「ギターの声が聞こえるんです。『いいな~あいつばっかり。俺ずっとこんな暗いままやで』って」
そんな愚痴に「まぁまぁ」とギターをなだめる押尾さんの姿が目に浮かびます。
ギターだけではなく、ピックも日本製では岐阜ではかなりのシェアで作られているそうで、
岐阜という事で、特別にツアーグッズのピックを紹介。丸いコルクにはめ込まれた4色のピックがとても可愛いのです。
押尾さんも昔はピックを使っていたそうですが、弾いてる途中によく落としてしまうとかで。
この日はピックを作って下さっている郡上八幡の池田工業の社長さんもいらっしゃっていて、
ピックを使って一曲演奏して、そのピックを客席に。投げ慣れない感じが可愛い。
「その辺におっこってたりして」って、ある意味貴重なんだから、そんな事ないって。
1月に発売されたアルバム『Hand To Hand』がメインで、曲にまつわる色んなエピソードも色々。
曲の世界がすぅーっと心に染み込んで、じんわり涙…。
震えるようなあたたかくて優しい感動に、熱を帯びたようにその日はいつまでもぽぅ~っとしていました。

次の日の三重は、実家でのんびりしようと思い、ホントは予定していなかったのですが、
弟に「おふくろ連れて行って来たら~」と云われ、押尾さんの事は全然話した事も無いけど、誘ってみたら「行こうかな」と。
四日市市文化会館第2ホールは、最前列から坂になっていて、半分より後ろは更に高い壇になっていてとても観易かった。
岐阜では「栗きんとん食べたで~」って話していましたが、こちらでは「なが餅」を食したそうで、
見かけによらずの美味しさだったみたいです。(確かにほんのり香ばしい感じがして美味しいのです☆)
「関西人のチーム押尾のスタッフが、なが餅に驚愕していました」驚愕って…どんだけ(笑)
この日も鳴り止まない拍手と、あたたかい雰囲気に包まれたライブでした☆
そしてウチの母は…「良かった~!」と終演後、しっかり手に募金を握りしめておりました。
帰りも「ああだったこうだった」と、想像しているよりもずっと楽しんでくれていて、
「また休みにあったら行く?」と聞いたら、しっかり「うん!」と答えてくれました。

「来れて良かった~!!」って、ホントに満面の笑顔で云ってくれる押尾さん。
きっと、同じ位私もここに居られる幸せを感じています。
手から手への想いは、そのまま笑顔になっていく。

全47都道府県を回るツアー、時間はかかるかもしれないけれど、
押尾さんとチーム押尾の皆さんは、きっときっと成功させてくれると思います。
一本一本のライブで繋がれた手と心で、大きな笑顔の大団円が拡がりますように。

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