何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

『魔女の宅急便』(TVオンエア)

2005年09月20日 17時45分20秒 | 映画
LDやDVDを持っていても、TVでやるとついつい観てしまうのが、ジブリ映画です。
今回は『ハウルの動く城』DVD発売告知記念オンエアでしょうか。

13歳になったキキは、魔女の修行の為、満月の夜に黒猫のジジを連れて旅立つ。
海辺の街に降り立ったキキは、ふとした事で出会ったおソノの営むパン屋に下宿して、
空を飛んで荷物を運ぶ仕事を始めたのだが・・・。

この映画の公開時は、前の仕事を辞めてバイトでしのいでた頃で、
理想を持って新しい街にやって来たものの、それが悉く壊れて落ち込んでしまう姿に自分を見つけたり、
仕事を通して色んな人との出会い、自分の世界を拡げていくキキを羨ましくも感じたり。
飛べなくなっていたキキが、友達を助ける為にデッキブラシにまたがって踏ん張る姿には
劇場内は大爆笑だったけど、私は「何で笑えるの」って、思ってた。

当時の私は、この映画にとても励まされたのです。
部屋にもずっとポスターを貼っていました。

あれから、今の会社に入って十数年・・・世界は拡がっているんだろうかと思うと、切なくなります。
だけど、

『おちこんだりもするけれど、私はげんきです。』
ポスターのコピーを見る度に、励まされます


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